Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

みずからが散歩を連れて歩く

散歩が向こうから歩いてくる
先に挙げた散歩とは異なって
また散歩の対象として見ると
今日の散歩は幾分生気がなく
例えば散歩などを通すことで
たしかに一面では散歩らしい
散歩が読むべき快楽といえば
過不足なく散歩を備えていて
およそ散歩できないのだろう
散歩と同様の仕方で消費する
唯一の散歩として証し立てた
散歩はやはり問題視の必要に
というよりも散歩なのだろう
諸散歩は夥しい引用や暗示が
丹念に消え直して散歩すると
散歩はすぐれて分裂症ぎみに
散りばめられた鋭利な散歩が
誰の散歩かと質されて徹底し
なるほど散歩は散歩を歩けば
みずからが散歩を連れて歩く

本日開催です!

◇ 4/13 山内 桂 SalmoRise vol.3 ゲスト:神田晋一郎(piano) - やぶいぬ日記

山内 桂 SalmoRise vol.3
ゲスト:神田晋一郎(piano)
Date 4月13日(日曜日) 開場 18:30 開演 19:00
Fee 予約\1,800.- 当日\2,000.-
Performer 山内 桂(sax) 神田晋一郎 (piano)
Place 門仲天井ホール
東京都江東区門前仲町1-20-3 東京建設自労会館ビル8F 
営団地下鉄東西線 「門前仲町」駅 3番出口から徒歩3分
都営地下鉄大江戸線門前仲町」駅 6番出口から徒歩1分
http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/
予約・お問い合わせ 
矢野: bushdog.yanoアットマークgmail.com
門天ホール: acn94264アットマークpar.odn.ne.jp
mixiアカウントをお持ちの方は、私宛てmixiメッセージでもけっこうです:
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=545565

http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20080413/p1


◇ 山内桂のサルモサックス
http://salmosax.com/
◇ salmosax note(※山内桂さんのはてな
http://d.hatena.ne.jp/salmosax/



Circulation   

ショック!

4月21日のONJO+Brandlmayr/Dörner/Sachiko M/Otomo Quartetによる
「楕円の誘惑 An Allurement of Ellipsoid」@アサヒアートスクエアを予約していたのですが、*1
当日仕事で観に行けないことがほぼ確定しました。
かなり楽しみにしていただけに、非常に残念です。。。。


◇ 楕円の誘惑 - P3 art and environment

『楕円の誘惑』───大友良英
 わたしの大好きなバンド“ラディアン”のドラマー、マーティン・ブランドルマイヤーに、最高の即興演奏家、トランペットのアクセル・ドゥナー、サインウェイヴのSachiko Mの2人を加えカルテットを組んだのは2005年の秋。直接の切っ掛けは、現代音楽の老舗ドイツ南西放送から「今あなたの一番やりたいメンバーであたらしいユニットを組んでドナウエッシンゲン 現代音楽祭に出演してほしい……」という依頼でした。実際はその1年ほど前からこのメンバーでの構想はあって、とはいえどうやってこのメンバーが集まればいいか……なんて思っていたときに、この依頼は、渡りに船だったわけです。
 これを切っ掛けに昨年は欧州数カ国をツアー、現在はファースト・アルバムを制作中。とまあ順調にことが運んでいるように見えますが、ヨーロッパではじめたプロジェクトを日本に持ってくることがいつも出来ない……というのがわたしの悩みの種でした。で、今回も結局はヨーロッパだけの活動になるのかなと、なかばあきらめていたのですが、山口市YCAMでやるわたしの大規模展示『Ensembles』の中の作品に参加するためにアクセルが来日、マーティンのほうもKapital Band Iで同時期に来日……って、あなた、このチャンスを逃す手はありません。
 というわけで、わたしが今最も力をいれているライブ・プロジェクトでもあるこのカルテットの日本公演、なんと実現することになりました。嬉しい! めちゃくちゃ嬉しい!
 アコースティックとエレクトロ二クスの両方を大胆に使いながら従来のようなP.A.を使わずに即興演奏する非常にユニークな音楽です。かつ従来の即興演奏のもつアブストラクトなものとは異なる、ある種のビート・ミュージックという解釈が可能な音楽でもあります。と言葉で説明すると、なんだか虚しくなるなあ。とにもかくにも、 ぜひぜひ会場で、生で聴いてみてください。これがまずは最初のセット。
 そしてもうひとつのセットは、カルテットとONJOの共演です。もちろん、ただの共演ではありません。3月にはアクセルやマッツ・グスタフソンをむかえたONJOが欧州ツアーを敢行します。このツアーで練られた演奏のアイディアをもとに、ONJOとカルテット、2つの異なる音楽が複雑に絡み合うセットを同時にやりたくなってしまったのです。
 そう思い出すともう止まらない。カルテットでやってることと、ONJOがやってきてることが、クロスするようなコンサート。いやクロスなんていわずに、同時に2つの中心点がぐるぐると入れ替わりながら複雑な軌道を描くようなコンサート。それ以降オレの頭の中では、2つの中心をもつ円、楕円がぐるぐるしだしているのです。豊かな発想の源たる楕円がオレのかぼちゃ頭に誘惑を仕掛けてくるのです。
 こんなこと言い出すこと自体、妄想なのは充分わかっておりますです。でもあまりに魅力的な妄想じゃありませんか。そんなわけで、理屈はどうあれ、もうやるのだ。やりたい! で、実際のセッティングも2つの中心をもった大きな楕円形にします。妄想と現実、なんだか入り乱れてまいりましたが、こちらのほうもどうかお楽しみに。……ってか、誰よりも楽しみしてるのはわたしです。

http://p3.org/aas/
http://p3.org/


◇ CDが本に負ける日 あるいは携帯記念日 - 大友良英のJAMJAM日記
http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20080408
Otomo Yoshihide / Axel Dorner / Martin Brandlmayr / Sachiko M Quartetのツアー情報ほか、
大友さんの4月のライヴ・スケジュールがアップされています。

Web写真の現在 [web photography now]

本日追加しました。※敬称略にて失礼します。
○ 「きょうがきのうに」  …… 宮本由加子
○ Running,Returning (Ryosuke kikuchi photographs) …… 菊池良助
○ Akit.jp …… 伊藤哲史
○ muratata …… 村田卓也
○ 七匹目のどじょう …… 玉内公一
http://webphotographynow.g.hatena.ne.jp/n-291/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=500838