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福居伸宏 Nobuhiro Fukui http://fknb291.info/

所蔵品収集に初の「拡充」=国立美術館など3独法 - 時事ドットコム

 東京国立博物館などを運営する国立文化財機構と、国立美術館国立科学博物館の3独立行政法人は、事業仕分けで、所蔵品の収集事業が初の「規模拡充」とされた。「国費負担の増額なしに、自助努力で拡充すること」との条件付きだが、独法関係者は「国の財政が厳しい中で半歩前進した」と評価した。
 仕分けチームは「ルーブル美術館モナリザのような目玉となる展示品がないのは、制度に問題があるのでは」と問題提起。国立美術館青柳正規理事長は「収集予算は年8億円と少ないのに、美術品の世界的な高騰はすさまじく、欲しいものを入手したことはほとんどない。コレクションが豊かになれば、アジアでも世界でも評価されるようになる」として、単年度予算だけでなく、収益を翌年度以降に繰り越して積み立てる仕組みを拡充することを訴えた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010042600942


◇ 仕分け 初の「事業規模拡充」 - NHKニュース

26日は、文部科学省が所管する独立行政法人の「国立美術館」と、「国立文化財機構」が行っている美術品や文化財を収集する事業について事業仕分けが行われました。2つの独立行政法人は、上野の「東京国立博物館」や「国立西洋美術館」をはじめ、全国のあわせて9つの美術館や博物館と2つの研究所を運営しています。美術品や資料の収集は、国からの運営費交付金を主な財源にしていますが、このうち「国立美術館」の青柳正規理事長は「世界の美術市場の価格高騰はすさまじく、ほとんど欲しい美術品を入手できたことがない」と訴えました。独立行政法人の側からは、世界の国立博物館や美術館の水準と比べると、施設の数も少ないという意見が出され、仕分け人からは「国からの交付金に限りがあるなかで、美術品などの購入を目的に自由に運用できる基金を創設できないか」という意見が出されました。議論の結果、国の負担を増やすというかたちではなく、独立行政法人が民間からの寄付の募集や自己収入の拡大、コストの縮減などに努力することを前提に、「事業規模を拡充する」という結論になりました。去年からおこなわれている事業仕分けで「事業規模の拡充」という結論が出たのは初めてです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100426/t10014096321000.html


◇ 「拡充OK」に文科相苦笑い 美術館事業の仕分け評決 - 政治 - asahi.com朝日新聞社

 「中身を充実しなさいというご指摘はありがたい」。川端達夫文部科学相は27日の閣議後会見で上機嫌にこう語った。前夜の第2弾の事業仕分けで、国立美術館国立文化財機構の美術品などの収集事業が「規模拡充」と判断されたからだ。ただ、国からの交付金は増えない前提のため、「けっこう難しい話」と苦笑も浮かべた。

 仕分け人の蓮舫参院議員が「廃止するだけではないという良い例」と自賛した前夜の国立美術館などの仕分け。仕分け人と独法側が、優れた美術品などの購入の必要性で意見が一致した。

 ただ、評決では収集の資金は民間の寄付やコスト縮減で捻出(ねんしゅつ)し、さらに、独法制度の見直しを通じて「自己収入の拡大」を目指すよう求めた。独法制度の課題として、独法が支出を上回る収入を稼いだ際に、それを積立金として蓄えることが認められる条件が厳しい、といったことも指摘された。官僚からは「独法制度全体にかかわる問題であり、文科省文化庁単独での改革は難しい」と嘆きの声も漏れ、まさに政治主導が求められている。(赤田康和、宮本茂頼)

http://www.asahi.com/politics/update/0428/TKY201004270524.html