インクジェットプリンターの歴史は、ケルヴィンが1867年にインク滴に対する荷電実験を行ったことが起源とされる。1879年にレーリーがコンティニュアス型の基本となる液滴生成理論を発表。本格的な研究の取り組みは1950年代からで当時西ドイツのシーメンスが液圧搬送、ノズル吐出のコンティニュアス型のプリンターの特許が公開された。
1960年代より実用的なオンデマンド型のインクジェットの研究が進められた。ピエゾ素子(圧電素子)を用いたピエゾ方式がはじめに考案され、セイコーエプソン社よりピエゾ方式のプリンターが商品化された[1]。また1970年代にはサーマル方式も考案されヒューレット・パッカード(HP)社が1984年にThinkJetとして商品化[2]、キヤノン社も1985年にBJ-80として商品化[3]した。
1990年10月にはキヤノンが普及タイプのノート型BJ-10vを発売し[4]、一般個人ユーザーにも浸透し始めた。1996年11月には、初めて写真画質を売りにしたPM-700Cをセイコーエプソンが発売し[5][6]、インクジェットの普及に拍車をかけた。それ以降、インクジェットは小型プリンターとしてシェアを拡大し2008年現在ではパソコン用のプリンター出荷台数の3分の2以上がインクジェット方式となっている。
インクジェットプリンターの歴史は、ケルヴィンが1867年にインク滴に対する荷電実験を行ったことが起源とされる。1879年にレーリーがコンティニュアス型の基本となる液滴生成理論を発表。本格的な研究の取り組みは1950年代からで当時西ドイツのシーメンスが液圧搬送、ノズル吐出のコンティニュアス型のプリンターの特許が公開された。
1960年代より実用的なオンデマンド型のインクジェットの研究が進められた。ピエゾ素子(圧電素子)を用いたピエゾ方式がはじめに考案され、セイコーエプソン社よりピエゾ方式のプリンターが商品化された[1]。また1970年代にはサーマル方式も考案されヒューレット・パッカード(HP)社が1984年にThinkJetとして商品化[2]、キヤノン社も1985年にBJ-80として商品化[3]した。
1990年10月にはキヤノンが普及タイプのノート型BJ-10vを発売し[4]、一般個人ユーザーにも浸透し始めた。1996年11月には、初めて写真画質を売りにしたPM-700Cをセイコーエプソンが発売し[5][6]、インクジェットの普及に拍車をかけた。それ以降、インクジェットは小型プリンターとしてシェアを拡大し2008年現在ではパソコン用のプリンター出荷台数の3分の2以上がインクジェット方式となっている。