Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

『闇のカーニバル』、山本政志&諏訪敦彦トークショー - Art de Vivre アール・ド・ヴィーヴル

映画の内容に負けず劣らず、驚異的なエピソードが次々と披露されました。
『闇のカーニバル』の火葬場のシーンは、青梅にある火葬場に不法侵入して撮影したのだそう。
さらに映画の出てきた人骨はその火葬場に実際にあったものを失敬したものだとか…。
公園のシーンに出てくる最初ののぞきのオジサンは俳優ではなく、本当にあそこでのぞきをしている人で、しかももともと出る予定だったオジサン(傘で目をつかれて碧眼だったのだそう)が山本監督とケンカして役を降りてしまったのだとか(でも代わりに別ののぞきのおじさんを紹介してくれて、そのピンチヒッターが映画に出たのだそう)。
桑原延享が突然襲い掛かる牛乳配達員は、最初ある俳優が演る予定だったのだけれども逃げてしまい、結局、諏訪敦彦が演じたのだそうで、殴りかかる牛乳瓶のみフェイクであとは全部本物のガラスの牛乳瓶で撮影したのだと(ケガはしなかったとのこと)。そのシーンを一度撮影してラッシュを見た後、再度撮り直した時は、牛乳瓶の箱の中に割れたガラスを最初から入れて、破片がザーっとなるように撮ったのだそう。


そんな感じで諏訪監督が警察に留置されたことも含め、法を犯しつつ映画を撮っていた話が繰広げられました。
諏訪監督が山本監督から影響を受けたこととしてあげられていた話、自分は高校の頃から8ミリで撮影していて、撮影する時に撮りたい構図があって、カメラの中にうまく入るよう役者を動かしていたのだけれども、山本監督に「カメラを持っているオマエの方が動けよ」と言われたという話は面白いなと思いました。

http://ssbs.blog36.fc2.com/blog-entry-337.html


>>>山本政志監督作品『闇のカーニバル』(1981)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080408#p6

ヨクキタネ!

◇ 文芸誌のシャイパー

ヨクキタネ!
ここは文芸誌「$HYPER」(シャイパー)のインターネットです。
sorry japanese only. you must learn japanese.

執筆者:小笠原鳥類・村上子・泉智也
リリース:2007年11月11日/A5・48頁
値段:300円


HOSEのベース担当&スリーヴのイラスト、漫画でも活躍するマルチタレント泉智也、泉の地元友達・村上子、新進気鋭の詩人・小笠原鳥類の3人による文芸同人誌。読みかたは「シャイパー」。泉・村の短編小説に加え、小笠原による「ぼくのお気に入り101選」(ジョン・ウォーターズクラックポット』収録)スタイルのエッセイ/詩を収録。

http://homepage3.nifty.com/k3nma/index.htm

Tate Britain Current Exhibitions Peter Doig

http://www.tate.org.uk/britain/exhibitions/peterdoig/
http://www.tate.org.uk/
テート・ブリテンで開催中のピーター・ドイグの展覧会。4月27日(日)まで。


◇ Adrian Searle admires Tate Britain's Peter Doig retrospective Art & Architecture guardian.co.uk Arts
http://arts.guardian.co.uk/art/visualart/story/0,,2252620,00.html


◇ Peter Doig at Tate Britain - a set on Flickr
http://www.flickr.com/photos/catfunt/sets/72157603851776477/


◇ Peter Doig - Paintings - The Saatchi Gallery
http://www.saatchi-gallery.co.uk/artists/peter_doig.htm