Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

阿部和重さんの最新長篇『ピストルズ(Pistils)』発売中

ピストルズ阿部和重 - 講談社 BOOK倶楽部
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/pistols/


◇ 「神町サーガ」第2部――阿部和重さん「ピストルズ」 - YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 『シンセミア』から7年。阿部和重さん(41)が続編『ピストルズ』(講談社)を完成させた。自身の故郷、山形県の〈神町(じんまち)〉を舞台にした「神町サーガ」3部作の第2部。戦後のゆがみが凝縮されて噴出した2000年夏の悪夢的事件を描いた前作とうって変わって、幻想的な雰囲気の漂う1200枚だ。(山内則史)


 表紙にあるタイトルの英語表記はPistils=雌しべ。ロバート・メイプルソープの写真作品からPistols=拳銃と1字違いで対照的な意味となる符合に気づき、題名に決めたという。「僕の作品には毎回キーワードがある。今回は『植物』です」。拳銃のむき出しの暴力と正反対の、一見弱々しくはかなげな草花に秘められた、目に見えない強い力。『シンセミア』と並行してこの物語を構想していた1990年代の終わりは、「明確にIT的なもの、テクノに時代が傾いていった。あまのじゃく的に、その正反対の記号として植物に目を向けたところがあったと思います」。

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20100323bk14.htm


◇ 『ピストルズ』刊行記念 阿部和重×市川真人 トークライブ(本店:2010年4月9日) - 青山ブックセンター

『今なぜ「物語」なのか』
代表作と名高いあの傑作『シンセミア』から6年――。今後の文学を語る上で欠かせない作家、阿部和重氏がまたしても文学界に金字塔を打ちたてました。
ピストルズ』――「めしべ」の意味を持つ単語を冠した本書は、題材、文体、構成など話題作『シンセミア』と比べてもその書かれ方に著者の大きな試みが感じられる一冊です。刊行を記念し、対談形式によるトークイベントを開催致します。
聞き手は阿部氏とは旧知の間柄である、「早稲田文学」ディレクター/プランナー、TV「王様のブランチ」コメンテーター、そして批評ユニット前田塁としても活動する市川真人氏 。『ピストルズ』の創作秘話から、その重層的内容、そして今作の企みなどを中心に、小説とは、物語とは、ひいては文学とは何かを、昨今の文壇事情を踏まえながら存分に語り合って頂きます。

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201004/pistils_20100409.html
ジュンク堂書店新宿店の「ジュンクトーク佐々木敦さん×阿部和重さんは、すでに満員御礼だそうです。


阿部和重: 『ピストルズ』は、『シンセミア』より先にお読みいただ ... - Twitter

ピストルズ』は、『シンセミア』より先にお読みいただいても問題ないように書いているつもりでございます。そんなわけで、どうぞよろしくお願いいたします。RT @hiroshika 阿部和重の「ピストルズ」買いたいんだが、やっぱり「シンセミア」読んでからじゃないとダメかなぁ…

http://twitter.com/sin_semillas/statuses/10918188855


阿部和重: 本日は、蓮實重彦さんよりインタビューを受けてまいりま ... - Twitter

本日は、蓮實重彦さんよりインタビューを受けてまいりました。「群像」の次号に掲載されます。急所という急所をとことん攻め抜かれた果てに、わたくしすっかりへとへとになってしまいました。

http://twitter.com/sin_semillas/status/10577548642


阿部和重: 本日は、斎藤環さんよりインタビューを受けてまいりまし ... - Twitter

本日は、斎藤環さんよりインタビューを受けてまいりました。「文學界」の次号に掲載されます。斎藤さんの巧みな誘導により、調子に乗ってついべらべらと余計なことまでしゃべりすぎてしまいました…。

http://twitter.com/sin_semillas/status/10780605504


阿部和重: RT @libro_jp: 全読書人におすすめせざる ... - Twitter

RT @libro_jp: 全読書人におすすめせざるを得ない阿部和重さん待望の新刊『ピストルズ』(講談社)只今入荷いたしました。リブロ渋谷店では、来る25日より「阿部和重さんの本棚」がスタート。そちらもご期待下さい!(渋谷店)

http://twitter.com/sin_semillas/status/10915992397


阿部和重: RT @honten_sanseido: @sin_ ... - Twitter

RT @honten_sanseido: @sin_semillas はじめまして三省堂書店神保町本店と申します。本日「ピストルズ」が入荷しました!大展開しております!がんばって販売します!!

http://twitter.com/sin_semillas/status/10918002746


阿部和重: 合掌でございます。RT @gunzo_henshub ... - Twitter

合掌でございます。RT @gunzo_henshubu: 『ピストルズ』の単行本担当者は三度のグミより猫が大好きなのですが、今日花粉症の検査に行ってついでに猫アレルギーということが判明しましたorz ショックで今日は仕事に全然身が入らないそうです。

http://twitter.com/sin_semillas/statuses/10971682855


◎ sin-semillas.com 阿部和重 kazushige abe official web site
http://www.sin-semillas.com/


※過去の阿部和重さん関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%B0%A4%C9%F4%CF%C2%BD%C5

再録(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060227#p10 http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060227#p11)

■2005年9月のメモより(mixi
 リーが截拳道の全貌を概論的に述べている『魂の武器』の第一章で語っていることは、たんに「型」の批判にとどまるものではない。最初に「型」を批判しておきながら、そのあと執拗に「型」を列挙してゆくことになるこの書物がそうであるように、その第一章で語られていることの多くは、否定と肯定の共存へといきつく。闘いのとき、思考を十分に活用し、たえず相手の動きを予測しながら隙を狙いその裏をかく、むだのない的確な動作がもとめられる、だが一方では、頭で反応せず身体で反応せよ、つまり攻撃とは無意識のなかから反射的になされねばならないといわれ、それが可能となるためにはつねにパターンを訓練=反復することが必要であると指摘されるのだが、同時に反復練習はファイターを束縛するのだと否定される。実戦=現実の「流動的」な「絶えず変化する」状況のなかでは攻撃および防御のパターンをいくら分析してみたところで普遍性をもつことなどありえないだろう、ゆえにある状況では有効とされていた攻撃法でも他の場合では無効とされ、いきつくのは臨機応変な姿勢である。つまり実戦において「型」は自ずと放棄されなければならない。だが、「型」によって「武道」は創出されるものだ。その「武道」が、実戦においては最終的に「型」を放棄しなければならないのであるならば、「武道」とはまさに不可能であるということにほかならない。だが、そこから「武道」とは開始されなければならないのではないか、ブルース・リーは、そういっているようにおもえるのだ。

「武道」とはかならずしも 〔中略〕 「鏡は、姿勢、手の位置、および技を不断に点検するために不可欠である。多くの武道家は、真実に気がつかない。その原因は、『より一層』を好み『何か変わったもの』を求めるからだ。真実は、単純な日常の動作のなかにこそある。触れ、感じ、見ることで、手中に出来るはずの真実を、大半の武道家は一点(全体ではなく)を探り掻き回すことで、知りそこなっている」。「自己を殺すための」技が、「本能的な」ものであり、「魂の象徴」だとするならば、「武道」とは、死への意思にほかならない。それは「勝つ」ことも「負ける」ことものぞまない、しかもその両方を欲する、たえず不可能性を背負い込みつづけるひとつの試みである。「武道」が、実戦において最終的に不可能になるのは、ルールも存在せず、「流動的」であり、変化と停滞を同時に日常とする現実においては、すべての「型」が無効化してしまうほかないためである。それゆえに「日常性」をとり逃がしてはならない。「日常性」とは「型」=形式化によってはみだしてしまったもののことであり、それをとり戻すことで、「武道」が截拳道が、ふたたび開始されることが可能となるだろうと、リーはいっているのだ。「鏡」を見るとは、自己の内面とむきあうことではない。リーは内面的なものを批判してもいる。それはたんにおのれの技がどのようなものかを確認するために見るということであり、表象された技を見るためであるのだ。 〔中略〕 「鏡」を見ることによって自分の技を変化させ、修正させることで、見る側のものが、「鏡」に表象されたおのれを模倣し、反復しているのである。「自覚」を推しすすめることによって、「自己」が消える瞬間。そこに残されるのは、「日常性」ばかりである。もはや、闘いの相手は消え、自己も消え失せている。そのときはじまるのは、すべての「型」を無効にしてしまう現実との、たえることのない闘争ではないのか……
阿部和重アメリカの夜講談社文庫より)


なんとなく手にとって、
ひさびさに書き出しのあたりを再読しました。


まさに「武道」=「写真」だということに気付いて、
いきおいにまかせて書き付けてみたんですが、
それにしても引用、ながっ!


■『アメリカの夜』=90年代の『挟み撃ち』
http://www.amazon.co.jp/dp/406273057X
http://www.bk1.co.jp/product/1975926


※以下、ウィキペディアWikipedia)の項目「阿部和重」より
1997 年、スパイ養成所出身者の日記という設定の『インディヴィジュアル・プロジェクション』を発表。同作により阿部の名前は一般に広く知れ渡る。キャミソールとパンティーのみを装着した美人の風俗嬢をモデルに使用した、エロティックで斬新な常盤響の装丁も注目される。同年の第10回三島賞候補になるが、受賞には至らなかった。後に同作の装丁は、『PRIVATES GIRLS』というアダルトビデオの装丁でパロディーにされた。しかし、阿部も常盤も「作品を汚された」「侮辱された」等と怒るのではなく、「引用されるとは痛快だ」と、逆に楽しんでいたという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E5%92%8C%E9%87%8D

デッド・ケネディーズ@YouTube

YouTube - Dead Kennedys Chemical Warfare
http://www.youtube.com/watch?v=nK5fKFFqJe4


YouTube - The Dead Kennedys - Holiday in Cambodia
http://www.youtube.com/watch?v=-KTsXHXMkJA


YouTube - Dead Kennedys - Police Truck
http://www.youtube.com/watch?v=bI_hozYGZ9k


YouTube - Dead Kennedys - Too Drunk to Fuck
http://www.youtube.com/watch?v=l7TWLxCIgwE


YouTube - Dead Kennedys - California Über Alles
http://www.youtube.com/watch?v=UW8UlY8eXCk


YouTube - The Dead Kennedys - Nazi Punks Fuck off
http://www.youtube.com/watch?v=O2ydMy7jpAM
再生できない方はこちらを→http://www.youtube.com/watch?v=rcQLma7dbsU


YouTube - Dead Kennedys - I Kill Children
http://www.youtube.com/watch?v=lCcny7gosYA


YouTube - Dead Kennedys - Kill the poor
http://www.youtube.com/watch?v=sgpa7wEAz7I


YouTube - Dead Kennedys - I Fought the Law
http://www.youtube.com/watch?v=jbCqwl2geQg

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YouTube - 再生リスト Dead Kennedys

Just felt like compiling all the Dead Kennedys tracks into this playlist for easy listening, all in order. Enjoy!

http://www.youtube.com/view_play_list?p=3FCB59E194613285

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YouTube - Dead Kennedys - "Holiday in Cambodia" (Live) MVDvisual
http://www.youtube.com/watch?v=t1TGUv33DUY


YouTube - Dead Kennedys - "California Über Alles" (Live - 1979)
http://www.youtube.com/watch?v=-CR2rxRMcTE


YouTube - Dead Kennedys - "Police Truck" (Live)
http://www.youtube.com/watch?v=_jy04ACD030


YouTube - DEAD KENNEDYS ..... LET,S LYNCH THE LANDLORD (LIVE)
http://www.youtube.com/watch?v=VP1NyV60WzA


YouTube - Dead Kennedys: Too Drunk To Fuck - Finland 1981
http://www.youtube.com/watch?v=ZgtKM0E3bKc

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YouTube - Jello Biafra/Dead Kennedys Interview
http://www.youtube.com/watch?v=iVrTW7AUkoM

映画版『ガープの世界』『ホテル・ニューハンプシャー』のナスターシャ・キンスキーならぬ……*1

小沢健二、ヴォーグ誌でニューヨークの生活語る - ナタリー

小沢健二が、3月27日に発売される「VOGUE NIPPON」5月号に「ニューヨークの水脈」と題したテキストを寄稿。撮り下ろしポートレートを含む6ページにわたる特集記事が展開されている。

「VOGUE」編集部は、ニューヨークで暮らす小沢健二に対して「今、感じていること、考えていることをヴォーグという場を通じて少しだけ語ってくれませんか?」とオファー。小沢はミュージシャンとしてではなく、1人の個人として感じている思いを自身の言葉でつづっている。

なお、3月30日発売の「ROCKIN'ON JAPAN」5月号では、同誌1994年4月号で発表された小沢健二の「2万字インタヴュー」を再掲載。こちらでは小沢健二本人がインタビューの前文を書き下ろしている。

http://natalie.mu/music/news/29404

「VOGUE NIPPON」の記事ではニューヨークでの撮り下ろしポートレートも掲載。現在41歳の小沢が、90年代の“王子”期を思わせるクマの着ぐるみ姿を披露。

http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/29404/image_id/35506

写真撮影はエリザベス・コールが担当。小沢とエリザベスは2007年に「映画『おばさんたちが案内する未来の世界』を見る集い」と題したイベントを国内各地で実施した。

http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/29404/image_id/35505

小沢健二の13年ぶり全国ツアー「ひふみよ」は、5月18日神奈川・グリーンホール相模大野からスタート。6月25日の福岡サンパレスまで計17公演が予定されている。

http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/29404/image_id/30263

出版関連メモ

◇ まとめ「期末の出版業界」 - Togetter

とあるPostが発端になった期末の出版業界のお話。
具体的には下記項目になります。
 ・期末の返品の意味
 ・金融返品の是非
 ・期末の版元営業はヤバい

※3/24補足=========================
文中にもありますように、金融返品は禁断のワザです。
在庫を無理やり返品すると、返品率が高くなり、取次からの信用度が低下するからです。

当然、全ての書店が、キャッシュフローを稼ぐために、
恒常的に無理やり在庫を返品しているという事はありません。
全ての書店が、必死に本を売って売上を確保しているという事をご認識下さい。

今回の金融返品は、あくまでも一部の書店が、
特定のタイミングでこのような事をする場合があるというお話です。

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項目ごとにソートしましたので、時系列には並んでおりません。
ご了承下さい。

http://togetter.com/li/10726


カルチュア・コンビニエンス・クラブ、HMVの全事業取得へ - 新文化
http://www.shinbunka.co.jp/news2010/03/100325-02.htm


◇ 惜しまれ休刊「ハイファッション」50年の軌跡 : ミックスニュース : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20100324-OYT8T00282.htm


◇ 「猫の手帖」がEZwebサイトで復活 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100325_356674.html


◇ 「TOKYO1週間」は休刊、「Hot-Dog PRESS」はオヤジ向けにWeb復刊 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/24/news060.html


◇ 「TOKYO1週間」「KANSAI1週間」休刊へ 講談社 - J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2010/03/24062947.html


◇ 音楽雑誌ADLIBが休刊 1973年創刊 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032501000741.html


Twitterで編集会議に参加せよ!妄想系新雑誌「ITAN」発進 - コミックナタリー
http://natalie.mu/comic/news/29532


iPad VS. キンドル - 池田信夫 blog
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51395270.html


◇ 総合図書大目録―絶版なし、品切れなしの電子書籍目録サイト
http://www.sogotosho.daimokuroku.com/
ジャンル別ダウンロードランキングあり。


◇ 出版状況クロニクル 22 (2010年1月26日〜2010年2月25日) 小田光雄 - 論創社
http://www.ronso.co.jp/netcontents/chronicle/chronicle.html