Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

【明日開催】第十九回視聴覚文化研究会 特集:写真の散種〔Dissemination of Photography〕

第十九回視聴覚文化研究会
写真の散種 Dissemination of Photography
日時:2010年3月29日(月)14:30~17:30
会場:同志社大学今出川キャンパス 至誠館2番教室
聴講無料・来聴自由/使用言語:英語


今回で第十九回を向かえる視聴覚文化研究会では、写真史家ジェフリー・バッチェン氏を迎え、「RepetitionandDifference: DisseminationofPhotography」というタイトルでレクチャーを行います。加えて、三つの研究発表も同時に行います。


【研究会プログラム】
レクチャー 14:30~16:00

  • ジェフリー・バッチェン

「反復と差異:写真の散種 RepetitionandDifference:DisseminationofPhotography」


研究発表 16:15~17:30

「星座と星雲:「名取=東松論争」におけるリアリズムの諸相 Constellation and Nebulosity: Aspects of realism in "the Natori-Tomatsu dispute"」

「カメラの目と睫毛:1920年代のアヴァンギャルド映画と写真 The Camera's eye and Eyelashes: Avant-garde film and photography of the 1920s」

  • 良知暁(美術家)

「イメージの再可視化 Making images visible」

http://avcs.web.fc2.com/contents/19th_avcs_batchen.pdf
http://avcs.web.fc2.com/contents/batchen.html


◇ 写真の散種 - NEUE

《ジェフリー・バッチェン(Geoffrey Batchen)氏経歴》

写真史家。ニューヨーク市立大学教授。氏が企画した「Forget Me Not: Photography and Remembrance」展は2004 年のファン・ゴッホ美術館(アムステルダム)を皮切りに世界各地を巡回。著書・編著・論文に『Burning with Desire: The Conception of Photography』(The MIT Press, 1997)、『Each Wild Idea: Writing, Photography, History』(The MIT Press, 2001)、『William Henry Fox Talbot』(Phaidon, 2008)、「スナップ写真:美術史と民族誌的転回」(『photographers' gallery press』no.7, 2008)、『Photography Degree Zero: Reflections on Roland Barthes’s Camera Lucida』(The MIT Press, 2009)など他。代表作である『Burning with Desire』の邦訳が青弓社より2010 年春に刊行予定(『写真のアルケオロジー』前川修・佐藤守弘・岩城覚久訳)。

http://d.hatena.ne.jp/Arata/20100310/p1


>>>前川修さんのウェブサイトからジェフリー・バッチェン関連

◇ Batchen :Burning with Desire - photographology
http://homepage1.nifty.com/osamumaekawa/Batchen,.htm
「欲望に焦がれて――写真の着想」。


◇ Batchen :On Crary, - photographology
http://homepage1.nifty.com/osamumaekawa/batchencrary.htm
「奴隷となった君主、観察される見物人:クレーリー『観察者の技術』について」。


◇ Batchen :Specters of Cyberspace, - photographology
http://homepage1.nifty.com/osamumaekawa/batchenspectersofcyberspace.htm
サイバースペースという亡霊」。


◇ Batchen : Vernacular Photographies - photographology
http://homepage1.nifty.com/osamumaekawa/batchenVP.htm
ヴァナキュラー写真論。


◇ 写真論の現在――語りにくさと騙りにくさ―― - photographology
http://homepage1.nifty.com/osamumaekawa/howtoargueaboutphotography.htm

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090903#p3


※過去のジェフリー・バッチェン関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%a5%b8%a5%a7%a5%d5%a5%ea%a1%bc%a1%a6%a5%d0%a5%c3%a5%c1%a5%a7%a5%f3

奥村雄樹さん(http://www.yukiokumura.com/)のツイッターより

◇ okumura yu(u)ki (oqoom) on Twitter

.@notes_on_campさんに「What are important questions for you?」(あなたにとって重要な問いは何ですか?)と訊かれています。どう答えればいいかな?誰かぼくにとって重要な問いが何か知ってる?

How many sneezes synchronize everyday at multiple locations on the earth? Can anyone catch such beyond-geographical-distance harmonies? #wiq

日々この地球上で、いくつのクシャミが同時多発しているのだろう?それらが一瞬奏でる距離を越えたハーモニーを、誰が聞き取れるのだろう?

以上、@notes_on_campさんによる"What are important questions for you?"への返答でした。答え方がズレてるかもけど。F&Wの"untitled (questions)"が頭から離れず。 http://bit.ly/aI61Mb

http://twitter.com/oqoom
(^^)

作田知樹さん(id:tsakuta)のツイッターより

◇ 作田知樹 (TSAKUTA) on Twitter

韓国では、地方政府と国や基金がお金を出し合って文化NPOなどの従事者の人件費を支払うことが文化政策の目的の一つと、ある程度明確に位置づけられているようだ。

台湾では博物館・美術館の公設民営方式での運営は失敗だったと考えられており、日本の独立行政法人を参考にして作った公共法人も、政治の影響を受けてうまく機能しなくなると、現場レベルでは認識されているようだ。

質疑のやりとりの中で,日本では芸術監督などポストの名前だけ作っても、専門家を雇用するとは限らない。また、給与水準は非常に低く、キャリアアップにつながりにくい、ということが指摘された。他の2国ではどうなのかな。

へえっ、知らなかった。台湾の地勢的な文化のボジションと日本にない激しさは気になってます。 RT @kitekiss @TSAKUTA あ VOFANこんなかんじね。台湾は制作者にとって環境が良さそうだね。http://j.mp/aaJ5v8

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キュレーターは作品に語らせる、展覧会を作るという意味でも作家に近く、批評家としての役割を兼ねさせることはできないのではないか、という話をしている。批評家は違う。中原佑介は何度か作家に刺されそうになったと話してたと。オマージュ、批判、理想を語る人を育て、食えるようにしないと…。

そういう批評に対する助成がないよね、という話をしている。東京芸術史http://j.mp/cypKYz みたいなものが広まってない、という話、今日の台湾の話も、自分達の理想と結びつけて広めるということが、新聞などでできてないんじゃないか、でもそれをやらないとという話。

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RT @tawarayasotatsu: 平成22年度文化庁予算案(http://bit.ly/d49t9P)悲しいハイライト:(1)文化芸術創造活動への重点支援〜3年で2分の1まで削減する対応が求められ…、(2)地域の芸術拠点形成事業〜予算額が大きく削減、(9)「文化芸 ...

文化庁予算見てると、芸術団体がないジャンルはちゃんとそういう組織を作ってロビイストを雇って政治活動しないと、できるジャンルに負けちゃいそうな気がする。政治家が考えてくれない、官僚が守ってくれないとか言ってられる内はまだ大丈夫だろうけど。対自治体でも同様。

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根木先生の新刊 RT @PiccolaOpera asahi.com朝日新聞社):新刊『文化政策学入門』発売のお知らせ 〜文化政策はどう変わるべきなのか?「学」としての初の体系化成る〜 - 企業リリース - ビジネス・経済 http://tumblr.com/xwe7rwd50

今年のアートフェア東京は4/2〜4>会期中イベント"ダイアローグinアート" では、「文化政策」や「日本におけるアートの産業化」、「アートコレクション」をキーワードに、時代の最先端をゆく専門家や文化人、政治家を招いてトークを開催します。http://j.mp/c3cIiT

メモ:イギリスの文化セクターのリーダー育成プログラム→http://www.cloreleadership.org/ 視覚美術作家の有料会員制サイト"engage"でもリーダー育成プログラムをやりはじめたらしい→http://www.engage.org/

EU文化政策、アーティストの出版物をオンラインアーカイブ Artists’ Publications Network and Communication Platform Artists’ Pub http://www.artists-pub.eu/

RT @artlaw: アーティストによる、アーティストのための会員制芸術支援システムArtists' Guild(アーティスツ・ギルド)>http://artistsguild.sakura.ne.jp/frame2.html

RT @bookinfoart: 新刊「芸術環境を育てるために」様々な学問からの考え方やインタビューなどで多面的に芸術環境を捉え直す。Amazon http://bit.ly/9NkEwY

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杉田敦『アートで生きる』が月末に発売。対談者は山下美幸/伊藤ガビン/福士朋子/眞田岳彦/笠原美智子/逢坂恵里子/南嶌宏/北川フラム/千葉由美子/北澤憲昭/ヨルゲン•ボック/竹内万里子/キム•ヒョンジン/オクウィ•エンヴェゾーほか http://twitpic.com/19qese

CULTURE POWER最近の更新>高嶺格/塩田千春/Chim↑Pom/東近美(保坂健二朗)/神奈川近美(水沢勉)/企業メセナ協議会(荻原康子)新企画「若者の声/政府への手紙」も。>http://apm.musabi.ac.jp/imsc/cp/

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昨日の勉強会でstsnrhr氏が教えてくれた『法学教室』2008/3「論点講座 文化・制度・自律ー"l'art pour l'art"と表現の自由」by 石川健治先生。設例では、「2年に一度、東京湾岸の自治体Yが開催する現代美術の祭典"湾岸ビエンナーレ"」という架空の設定。

この設例では、最初は市の公式直営行事だったビエンナーレが、業者や代理店との癒着が発覚してYの市長が辞任し、市長が交代してからはビエンナーレの開催主体もYの外郭団体Zに引き継がれて、そこからは1回ごとに内外の著名な芸術家に総監督を依頼し、国際的な名声を高めたが、その後、

ポップアートの旗手として注目される日本人芸術家Dを総監督として開催された第6回ビエンナーレで、コンテンツビジネス振興政策を進める経産省と関係が深かったDがアニメやゲームなどのデジタルコンテンツを中心に展示を構成し、史上最高の観客を動員したものの、現代美術の有力作家が出展できず、

その美術作家が、自治体Yの芸術文化特別奨励条例の元で内定を受けていた300万円の助成がビエンナーレに出展できないことで受けられなくなったことを不服に思いYを相手どって訴訟を提起することにした、というもの。架空なんだけど、その後の現実の文化政策と重ねるとなかなか興味深い。

ここでの石川先生の論の中で、「文化的自律性の尊重」が、意外なことに「文化の自由」を驚かすという指摘と、だからこそ、制度化されたものへの反発から生まれる芸術、文化が存在するのは矛盾ではないという論があって、とても参考になった。

同じ連載で、前号の亘理格先生の論では公共施設のパブリック・フォーラム性についての検討がされ、前々号の駒村圭吾先生の論では、小林真理先生が紹介した文化権の議論もとりあげられている。先日の日台韓文化政策シンポジウムで、文化分野でマネジメントとガバナンスが重ねて語られることの問題につき

たしか富山大の伊藤先生から問題提起があり、それに応じて、台北當代藝術館の副館長をしていた頼先生が芸術機関の自己統治について語っていた。自分もこうした法学分野での先進的な議論との相互接続をもっと意識して発言していかなきゃなと反省した。成原さん、ありがとう。。

また、3331で先日行われた、芸術機関の独立性についてのシンポジウムにも、法学者とか哲学者を呼べば良かったのでは、と少し思ったりした。行けてないから何だけど・・・。クリエイティブ・コモンズの関わりで何かできたりするといいのかな。

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文化略奪 RT @rob_art: これはうかつだった RT @smokeymonkey あー、チベット展とかモンゴル展って、中国が主導してる展示なのか。Watching:「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」に関して日本の皆様へのお願い http://bit.ly/ddVkEx

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Reading -「戦後ベルリン造形芸術大学改革と演説原稿にみる初代学長K.ホーファーの課題意識について」 http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81001684.pdf

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昨日の同志社でのヴォディチコ氏の講演会の後の客席からの質問で「あなたのその活動、"アート"と呼ぶ必要は、果してあるのでしょうか?」というのがあって、

それに対してヴ氏は「民主主義のプロセスそのものが、政治的であり、心理的であり、臨床治療的であり、倫理的であり、同時に美学的でもありうるものだと考えている」と応じた。この答えには我が意を得たり、と感じた。

その作品(異バージョン?)を今日から京都国立近代美術館で始まる展覧会で見せるようです。RT @Coppi_japan_art ヴォディチコ氏って、、 http://j.mp/ad2Zd5 このベネチア・ビエンナーレポーランド館代表のかたですか。。わぉ。。好なのです、この作品。。

ヴォディチコ氏のレクチャーの中で、彼はメタファーとしても物理的にも「壁(wall)」がもたらす効果について意識しているのを感じて、ヨーロッパっぽいなと思った。城塞都市や分厚い壁がない日本みたいな住環境で育った人には捉えにくいかも。川俣トークで今福さんがそういう話をしてたような。

わ。この方のtweetの内容とシンクロ。興味深いです。→RT @siskw さて、以前postした「仮説:日本の建物の外壁にあたるのがヨーロッパ都市の城壁なのではないか。」と「街並の美学」の関係についてですが、いつかブログに書こうと思いますが、その前に軽くここで発表。

あるいは「日本の住宅は狭小だから美術品を飾れない」ともっともらしく言われるけど、それについての研究をしてる人とかいないんだろうか。住宅地でのクリスマスなどのデコレーション競争についての研究とか…やはり、社会学かしら。

.@kachifu 仰る通りです。建物論というよりは近代以降の都市政策や都市内コミュニティと文化の関係を「住まう」ということとの関連で扱ってみたいので、もう少し考えてみます。ありがとうございます。

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@shiramana foursquareでは位置情報を知らせるかどうかはユーザーがその都度が選択するので、知られたくない時漏れることはないですけど、アプリによっては気をつけた方がいいですね。位置情報系のアプリが今配布中止になってるのは、通信インフラの負荷の問題らしいです。

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@kico16art 確かに。でも手前が森村さんのヒトラー映像で特に時間を区切らず。それとあえて差異を設けて、有名人のアートに関する言葉がプリントされた壁(それ自体がエクスキューズに見える)の前のドアを閉めて区切る必要があったか? "ご存じない方"への配慮感が気持ち悪かったです。

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RT @reggieshiobara: オラファーエリアソンはかつてヘッドスピンの世界チャンプだった。

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お、明日発売だ。フィルムアート社新刊『デジタル・フィルムメイキング―新しいプロフェッショナルとは何か』マイク・フィギス 著 桂英史+村上華子 訳 藤幡正樹 監修 四六判変型288ページ 本体2,100円+税 http://bit.ly/an5iGH

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GA HOUSES PROJECT 2010展 ギャラリートーク http://bit.ly/bN2gND 4/9藤本壮介 4/10西沢立衛 4/16中山英之 4/22 妹島和世 4/23平田晃久 5/7入江経一 5/14隈研吾 5/15 鈴木了二 5/21安藤忠雄

http://twitter.com/TSAKUTA
相変わらず情報の充実度がハンパないです。


※過去の作田知樹さん関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%ba%ee%c5%c4%c3%ce%bc%f9

「現代美術史をいかに語るか−クロニクル/アナクロニクル」 - 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

現在、東京都現代美術館の常設展示室では、「MOTコレクション」として、三つのテーマのもとに展示を行っています。「クロニクル 1945,1951,1957 戦後日本美術を見直す」、「『アメリカの絵画』 1950s・1960s」、「特集展示 岡崎乾二郎」です。東京府(都)美術館から東京都現代美術館にいたるコレクションには、戦後美術に関わる様々な問題がはらまれています。このたびのシンポジウムでは、「現代美術史」をいかに語り伝えるかということをテーマに、出品作家であり批評家である岡粼乾二郎氏、日本やアメリカの戦後美術史に精通する林道郎氏、光田由里氏を迎えて、三つの展示を議論の場へと開く機会とします。


日時:2010年4月10日(土)13:30〜16:30(13:00 開場)
会場:東京都現代美術館 地下2階講堂
参加費:無料(定員200名)
*11:00よりメインエントランスにて整理券を配布します。


■ スケジュール
13:30−13:40 はじめに 「MOTコレクションについて」
13:40−14:10 講演I 岡崎乾二郎「前衛の歴史という困難」
14:10−14:40 講演II 林道郎アレゴリーとしての『人質』:アンフォルメルについての話」
14:40−15:10 講演III 光田由里「トラウマと救済−戦後現代美術のミッション」
15:20−16:30 ディスカッション 岡粼乾二郎、林道郎、光田由里

http://www.mot-art-museum.jp/collection/symposium.html

「女は表現者である。—女性アーティストたちから見えるもの」 - SHIFT 日本語版

(財)東京都人権啓発センター主催による、平成21年度人権問題都民講座では、武蔵野美術大学の教授で、アートシーンにおけるジェンダーを深く研究してきた岡部あおみ氏を講師に迎えた一般公開講座「女は表現者である。—女性アーティストたちから見えるもの」が東京都現代美術館にて開催される。今回の講座では女性の人権にスポットを当て、アートというフィールドからそこに迫り、現代に活躍する女性アーティストの「表現」をとおして、彼女たちがどのようにしてアートや社会と関わってきたのか、さらにその先に見えてくるものとは何か、ということを考える。申込詳細はこちらまで。


平成21年度人権問題都民講座「女は表現者である。—女性アーティストたちから見えるもの」
日時:2010年3月31日(水)14:30〜16:15(開場 14:00)
講師:岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)
会場:東京都現代美術館・講堂
住所:東京都江東区三好4-1-1
参加費:500円
東京都現代美術館で現在開催中の「MOT ANNUAL 2010 装飾」展を観覧する方は、本講座に特別料金300円にて参加可能。
http://www.tokyo-jinken.or.jp

http://www.shift.jp.org/ja/blog/2010/02/tokyo-jinken/