Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

作田知樹さん(id:tsakuta)のツイッターより

◇ 作田知樹 (TSAKUTA) on Twitter

韓国では、地方政府と国や基金がお金を出し合って文化NPOなどの従事者の人件費を支払うことが文化政策の目的の一つと、ある程度明確に位置づけられているようだ。

台湾では博物館・美術館の公設民営方式での運営は失敗だったと考えられており、日本の独立行政法人を参考にして作った公共法人も、政治の影響を受けてうまく機能しなくなると、現場レベルでは認識されているようだ。

質疑のやりとりの中で,日本では芸術監督などポストの名前だけ作っても、専門家を雇用するとは限らない。また、給与水準は非常に低く、キャリアアップにつながりにくい、ということが指摘された。他の2国ではどうなのかな。

へえっ、知らなかった。台湾の地勢的な文化のボジションと日本にない激しさは気になってます。 RT @kitekiss @TSAKUTA あ VOFANこんなかんじね。台湾は制作者にとって環境が良さそうだね。http://j.mp/aaJ5v8

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キュレーターは作品に語らせる、展覧会を作るという意味でも作家に近く、批評家としての役割を兼ねさせることはできないのではないか、という話をしている。批評家は違う。中原佑介は何度か作家に刺されそうになったと話してたと。オマージュ、批判、理想を語る人を育て、食えるようにしないと…。

そういう批評に対する助成がないよね、という話をしている。東京芸術史http://j.mp/cypKYz みたいなものが広まってない、という話、今日の台湾の話も、自分達の理想と結びつけて広めるということが、新聞などでできてないんじゃないか、でもそれをやらないとという話。

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RT @tawarayasotatsu: 平成22年度文化庁予算案(http://bit.ly/d49t9P)悲しいハイライト:(1)文化芸術創造活動への重点支援〜3年で2分の1まで削減する対応が求められ…、(2)地域の芸術拠点形成事業〜予算額が大きく削減、(9)「文化芸 ...

文化庁予算見てると、芸術団体がないジャンルはちゃんとそういう組織を作ってロビイストを雇って政治活動しないと、できるジャンルに負けちゃいそうな気がする。政治家が考えてくれない、官僚が守ってくれないとか言ってられる内はまだ大丈夫だろうけど。対自治体でも同様。

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根木先生の新刊 RT @PiccolaOpera asahi.com朝日新聞社):新刊『文化政策学入門』発売のお知らせ 〜文化政策はどう変わるべきなのか?「学」としての初の体系化成る〜 - 企業リリース - ビジネス・経済 http://tumblr.com/xwe7rwd50

今年のアートフェア東京は4/2〜4>会期中イベント"ダイアローグinアート" では、「文化政策」や「日本におけるアートの産業化」、「アートコレクション」をキーワードに、時代の最先端をゆく専門家や文化人、政治家を招いてトークを開催します。http://j.mp/c3cIiT

メモ:イギリスの文化セクターのリーダー育成プログラム→http://www.cloreleadership.org/ 視覚美術作家の有料会員制サイト"engage"でもリーダー育成プログラムをやりはじめたらしい→http://www.engage.org/

EU文化政策、アーティストの出版物をオンラインアーカイブ Artists’ Publications Network and Communication Platform Artists’ Pub http://www.artists-pub.eu/

RT @artlaw: アーティストによる、アーティストのための会員制芸術支援システムArtists' Guild(アーティスツ・ギルド)>http://artistsguild.sakura.ne.jp/frame2.html

RT @bookinfoart: 新刊「芸術環境を育てるために」様々な学問からの考え方やインタビューなどで多面的に芸術環境を捉え直す。Amazon http://bit.ly/9NkEwY

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杉田敦『アートで生きる』が月末に発売。対談者は山下美幸/伊藤ガビン/福士朋子/眞田岳彦/笠原美智子/逢坂恵里子/南嶌宏/北川フラム/千葉由美子/北澤憲昭/ヨルゲン•ボック/竹内万里子/キム•ヒョンジン/オクウィ•エンヴェゾーほか http://twitpic.com/19qese

CULTURE POWER最近の更新>高嶺格/塩田千春/Chim↑Pom/東近美(保坂健二朗)/神奈川近美(水沢勉)/企業メセナ協議会(荻原康子)新企画「若者の声/政府への手紙」も。>http://apm.musabi.ac.jp/imsc/cp/

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昨日の勉強会でstsnrhr氏が教えてくれた『法学教室』2008/3「論点講座 文化・制度・自律ー"l'art pour l'art"と表現の自由」by 石川健治先生。設例では、「2年に一度、東京湾岸の自治体Yが開催する現代美術の祭典"湾岸ビエンナーレ"」という架空の設定。

この設例では、最初は市の公式直営行事だったビエンナーレが、業者や代理店との癒着が発覚してYの市長が辞任し、市長が交代してからはビエンナーレの開催主体もYの外郭団体Zに引き継がれて、そこからは1回ごとに内外の著名な芸術家に総監督を依頼し、国際的な名声を高めたが、その後、

ポップアートの旗手として注目される日本人芸術家Dを総監督として開催された第6回ビエンナーレで、コンテンツビジネス振興政策を進める経産省と関係が深かったDがアニメやゲームなどのデジタルコンテンツを中心に展示を構成し、史上最高の観客を動員したものの、現代美術の有力作家が出展できず、

その美術作家が、自治体Yの芸術文化特別奨励条例の元で内定を受けていた300万円の助成がビエンナーレに出展できないことで受けられなくなったことを不服に思いYを相手どって訴訟を提起することにした、というもの。架空なんだけど、その後の現実の文化政策と重ねるとなかなか興味深い。

ここでの石川先生の論の中で、「文化的自律性の尊重」が、意外なことに「文化の自由」を驚かすという指摘と、だからこそ、制度化されたものへの反発から生まれる芸術、文化が存在するのは矛盾ではないという論があって、とても参考になった。

同じ連載で、前号の亘理格先生の論では公共施設のパブリック・フォーラム性についての検討がされ、前々号の駒村圭吾先生の論では、小林真理先生が紹介した文化権の議論もとりあげられている。先日の日台韓文化政策シンポジウムで、文化分野でマネジメントとガバナンスが重ねて語られることの問題につき

たしか富山大の伊藤先生から問題提起があり、それに応じて、台北當代藝術館の副館長をしていた頼先生が芸術機関の自己統治について語っていた。自分もこうした法学分野での先進的な議論との相互接続をもっと意識して発言していかなきゃなと反省した。成原さん、ありがとう。。

また、3331で先日行われた、芸術機関の独立性についてのシンポジウムにも、法学者とか哲学者を呼べば良かったのでは、と少し思ったりした。行けてないから何だけど・・・。クリエイティブ・コモンズの関わりで何かできたりするといいのかな。

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文化略奪 RT @rob_art: これはうかつだった RT @smokeymonkey あー、チベット展とかモンゴル展って、中国が主導してる展示なのか。Watching:「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」に関して日本の皆様へのお願い http://bit.ly/ddVkEx

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Reading -「戦後ベルリン造形芸術大学改革と演説原稿にみる初代学長K.ホーファーの課題意識について」 http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81001684.pdf

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昨日の同志社でのヴォディチコ氏の講演会の後の客席からの質問で「あなたのその活動、"アート"と呼ぶ必要は、果してあるのでしょうか?」というのがあって、

それに対してヴ氏は「民主主義のプロセスそのものが、政治的であり、心理的であり、臨床治療的であり、倫理的であり、同時に美学的でもありうるものだと考えている」と応じた。この答えには我が意を得たり、と感じた。

その作品(異バージョン?)を今日から京都国立近代美術館で始まる展覧会で見せるようです。RT @Coppi_japan_art ヴォディチコ氏って、、 http://j.mp/ad2Zd5 このベネチア・ビエンナーレポーランド館代表のかたですか。。わぉ。。好なのです、この作品。。

ヴォディチコ氏のレクチャーの中で、彼はメタファーとしても物理的にも「壁(wall)」がもたらす効果について意識しているのを感じて、ヨーロッパっぽいなと思った。城塞都市や分厚い壁がない日本みたいな住環境で育った人には捉えにくいかも。川俣トークで今福さんがそういう話をしてたような。

わ。この方のtweetの内容とシンクロ。興味深いです。→RT @siskw さて、以前postした「仮説:日本の建物の外壁にあたるのがヨーロッパ都市の城壁なのではないか。」と「街並の美学」の関係についてですが、いつかブログに書こうと思いますが、その前に軽くここで発表。

あるいは「日本の住宅は狭小だから美術品を飾れない」ともっともらしく言われるけど、それについての研究をしてる人とかいないんだろうか。住宅地でのクリスマスなどのデコレーション競争についての研究とか…やはり、社会学かしら。

.@kachifu 仰る通りです。建物論というよりは近代以降の都市政策や都市内コミュニティと文化の関係を「住まう」ということとの関連で扱ってみたいので、もう少し考えてみます。ありがとうございます。

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@shiramana foursquareでは位置情報を知らせるかどうかはユーザーがその都度が選択するので、知られたくない時漏れることはないですけど、アプリによっては気をつけた方がいいですね。位置情報系のアプリが今配布中止になってるのは、通信インフラの負荷の問題らしいです。

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@kico16art 確かに。でも手前が森村さんのヒトラー映像で特に時間を区切らず。それとあえて差異を設けて、有名人のアートに関する言葉がプリントされた壁(それ自体がエクスキューズに見える)の前のドアを閉めて区切る必要があったか? "ご存じない方"への配慮感が気持ち悪かったです。

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RT @reggieshiobara: オラファーエリアソンはかつてヘッドスピンの世界チャンプだった。

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お、明日発売だ。フィルムアート社新刊『デジタル・フィルムメイキング―新しいプロフェッショナルとは何か』マイク・フィギス 著 桂英史+村上華子 訳 藤幡正樹 監修 四六判変型288ページ 本体2,100円+税 http://bit.ly/an5iGH

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GA HOUSES PROJECT 2010展 ギャラリートーク http://bit.ly/bN2gND 4/9藤本壮介 4/10西沢立衛 4/16中山英之 4/22 妹島和世 4/23平田晃久 5/7入江経一 5/14隈研吾 5/15 鈴木了二 5/21安藤忠雄

http://twitter.com/TSAKUTA
相変わらず情報の充実度がハンパないです。


※過去の作田知樹さん関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%ba%ee%c5%c4%c3%ce%bc%f9