*1:２００４年
第一次世界大戦 - Wikipedia
第一次世界大戦（だいいちじせかいたいせん、英語: World War I）は、1914年から1918年にかけて戦われた人類史上最初の世界大戦である。
ヨーロッパが主戦場となったが、戦闘はアフリカ、中東、東アジア、太平洋、大西洋、インド洋にもおよび世界の多数の国が参戦した。
第二次世界大戦が勃発する以前は、世界大戦争（World War）と呼ばれていた。あるいは大戦争（Great War）、諸国民の戦争（War of the Nations）、欧州大戦（War in Europe）とも呼ばれていた。当初には諸戦争を終わらせる戦争（War to end wars）という表現もあった[3]。
概要
当時のヨーロッパ列強は複雑な同盟・対立関係の中にあった。列強の参謀本部は敵国の侵略に備え、総動員を含む戦争計画を立案していた。1914年6月、オーストリア＝ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公夫妻が銃撃されるというサラエボ事件を契機に、各国の軍部は総動員を発令した。各国政府および君主は開戦を避けるため力を尽くしたが、戦争計画の連鎖的発動を止めることができず、瞬く間に世界大戦へと発展したとされる[4]。
各国はドイツ・オーストリア・オスマン帝国・ブルガリアからなる中央同盟国（同盟国とも称する）と、三国協商を形成していたイギリス・フランス・ロシアを中心とする連合国（協商国とも称する）の2つの陣営に分かれ、日本、イタリア、アメリカ合衆国も後に連合国側に立ち参戦した。多くの人々は戦争が早期に（「クリスマスまでには」）終結すると楽観していた。しかし、機関銃の組織的運用等により防御側優位の状況が生じ、弾幕を避けるために塹壕を掘りながら戦いを進める「塹壕戦」が主流となったため戦線は膠着し、戦争は長期化した。この結果、大戦参加国は国民経済を総動員する国家総力戦を強いられることとなり、それまでの常識をはるかに超える物的・人的被害がもたらされた。
長期戦により一般市民への統制は強化され、海上封鎖の影響により植民地との連絡が断たれた同盟諸国は経済が疲弊した。1918年に入るとトルコ、オーストリアで革命が発生して帝国が瓦解。ドイツでも、11月にキール軍港での水兵の反乱をきっかけに、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世は退位に追い込まれ大戦は終結した。足かけ5年にわたった戦争で900万人以上の兵士が戦死し、戦争終結時には史上2番目に犠牲者の多い戦争として記録された[注釈 1]。
また、この戦争はボリシェヴィキがロシア革命を起こす契機となり、20世紀に社会主義が世界を席巻する契機ともなった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6
◇ 西部戦線 (第一次世界大戦) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%83%A8%E6%88%A6%E7%B7%9A_(%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6)
◇ 第一次世界大戦がカラー写真でよみがえる【画像】 - ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/28/ww1-on-color_n_5539292.html
◇ 第１次世界大戦から１００年、スイス人たちが語る塹壕戦 - SWI swissinfo.ch
http://www.swissinfo.ch/jpn/%E7%AC%AC%EF%BC%91%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%90%E5%B9%B4-%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E5%A1%B9%E5%A3%95%E6%88%A6/38611678
アルテュール・オネゲル - Wikipedia
1892年の3月12日にスイス人の両親の元、ルアーブルに生まれる。本来「オスカル＝アルテュール・オネゲル（Oscar-Arthur Honegger）」という名前であったが、「オスカル」の部分は使われることはなかった。父アルテュール・オネゲル＝ユルリックはコーヒーの輸入商社の支配人を務めていた人物で、母と同じく音楽の愛好家でもあった。音楽好きでピアノも得意だった母ジュリー・ユルリックから音楽の手ほどきを受け、最初ヴァイオリンを習うが、作曲の試みがこの最初の頃から行われていたとオネゲル自身が語っている[1]。また1904年頃には詩や小説の創作を試みたりしている。
1905年、教会のオルガニストを経て、ソートゥルィユに和声法と対位法の音楽理論の手ほどきを受けた。チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の創設者でチューリッヒ音楽院の院長でもあったフリードリヒ・ヘーガー(1841-1927)に勧められ作曲家を志す。1910年に故郷のルアーブルで最初の作品である『ピアノのための3つの小品』が出版される。1911年パリ音楽院に入学。ダリウス・ミヨーは同窓生で、以後生涯にわたって特別の親友となる。
第一次世界大戦の際はスイス軍に従軍し、一時国境警備などにも就くが、まもなくパリに戻り、以降生涯のほとんどをパリで暮らした。
1913年に生涯の伴侶となる妻アンドレ・ヴォラブールと出会い、数年後に結婚した。
フランス近代の作曲家と考えられるようになったのはこうした経歴と、コクトーのグループに属し、フランス6人組という形で世に出たことも影響している。しかし自身はプロテスタントで、チューリッヒに籍を持ち続け、ドイツ語圏のワーグナーなどに強い共感を持っていた。この点で反ワーグナーを標榜していた6人組の他のメンバーとは一定の距離を持っていた。
1921年に発表した『ダヴィデ王』によって、6人組ではなく独立した作曲家として高い評価を受け、1925年にパリでクーセヴィツキーによって初演された交響的断章（運動）第1番『パシフィック231』が大評判となり、一躍時代の寵児となった。
1934年から1935年にかけて、イダ・ルビンシュタインを想定し、ポール・クローデルの協力で生み出された劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ・ダルク』が作曲・完成され、初演は熱狂的な大成功を収める。
1945年以降はあらゆる領域で新たな地平を発見する目的で、ドイツ、ベルギー、イギリス、オランダ、ポーランド、チェコスロヴァキア、イタリア、スペイン、ギリシャなどヨーロッパの主要な国へ旅行する。
1947年夏にアメリカへ自作の指揮と講演を行うために来訪していたが、ニューヨークで狭心症（心疾患）を患って倒れ、少しずつではあったが4ヶ月後に回復した。回復後もこの疾患はオネゲルの身体に大きな打撃を与え、帰国後はドイツやスイスに転地して療養し、治療の一環として食餌療法を行った。この過酷な時期に作曲した最後の作品は『クリスマス・カンタータ』である。
1955年11月27日、パリのモンマルトルの自宅で医師の来診を待っていたオネゲルは、ベッドから起き上がろうとした途端、妻の腕の中で意識を失いそのまま帰らぬ人となり、63年の生涯を閉じた。死因は血栓症であった。
遺体はモンマルトルの古い教会の近くにあるサン・ピエール小墓地に埋葬された。
◇ Arthur Honegger - King David - YouTube
http://youtu.be/tZWz9PBpGFM
◇ Arthur Honegger: Symphony no.2 for Strings and Trumpet - Czech Philharmonic Orchestra - YouTube
http://youtu.be/P9qgh0S0-WM
◇ Arthur Honegger: Sinfonia n.3 "Liturgique" (H. 186) (1946) - YouTube
http://youtu.be/cdBPZvHg9C0
◇ "Pacific 231" 1949 movie: Jean Mitry-music: Arthur Honegger original ! - YouTube
http://youtu.be/rKRCJhLU7rs
Sophie Taeuber-Arp - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Sophie_Taeuber-Arp
◇ Sophie Taeuber-Arp - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?q=Sophie+Taeuber-Arp&es_sm=91&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=XMGuU8e1OMaHkQWz_IHQBw&ved=0CB0QsAQ&biw=1436&bih=806
◇ クリエイションの都、パリ。時代を超えて美しい、ソフィー・トイバー・アルプの家具。｜NEWS - フィガロジャポンオフィシャルサイト madameFIGARO.jp
http://news.madamefigaro.jp/travel/no.html
◇ ゾフィー・トイバー＝アルプ。 - ひょん
http://hyon-organ.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html
ジャン・アルプ - Wikipedia
ジャン・アルプ（Jean Arp）、ドイツ名ハンス・アルプ（Hans Arp, 1886年9月16日 - 1966年6月7日）は、現フランス・アルザス地方の首府ストラスブール（シュトーラスブルク）出身の彫刻家、画家、詩人である。
父ユルゲンはドイツ人の葉巻製造業で、母ジョゼフィーヌはアルザス人であった。アルザス地方の地域性からドイツとフランスの両方の文化、教育の影響を受けて育つ。幼い頃から絵を描くことを好み、造形芸術と詩に強い興味を持っていて、自然と芸術家への道を歩んだ。
模索からダダイズムに至るまで
両親からも熱心に支援を受けたアルプは1901年、シュトーラスブルクの美術工芸学校へと入学する。だが、その伝統的な美術教育に拒否反応を示し、専ら新しい芸術表現の可能性を模索しながら、パリの美術館を巡り、そして詩作を続けていた。
後に、ドイツのヴァイマルの美術学校へ通い、1908年頃にはパリのアカデミー・ジュリアンなどで学んで、マティスやシニャックらと展覧会を開くなどをしたが、その全てに満足できず、ほどなくスイスのルツェルンへと移り住んでいた実家に戻ることとなる。
1911年、スイスの同世代の作家たちと共に「デア・モデルネ・プント（近代同盟）」と名づけたグループを立ち上げて展覧会を開き、これ以降アルプは数年の間、まるで自分の方向性を模索するようにパリやケルン、ミュンヘンをまわり、同時代の多くの芸術家たちを交流を持っていく。その中には青騎士のカンディンスキー、クレー、ピカソ、エルンスト、モディリアーニなどがいる。
1915年には後に彼の妻となるスイス人芸術家、ゾフィー・トイバーとも出会い、彼女との共同制作を行うようになる。木や紙、布を使った幾何学的コラージュ作品を多く制作した。まさにゾフィーとの出会いは、アルプ自身の方向性を定める重要なものであった。
ダダイズムから第二次世界大戦
第一次世界大戦を避けて、チューリヒに落ち着いたアルプは、トリスタン・ツァラらと共にダダイズム運動を始める。戦争や既存の社会的な美的規範に反抗し、また、ありとあらゆる手段による表現方法は伝統的で窮屈でしかなかった芸術界に衝撃を与え、中心人物であったアルプはさらに多くの芸術家たちと交流を持った。
1922年10月にゾフィーと結婚。スイス国籍を取得しようとするものの、ダダ・シュルレアリスム的な活動が問題視されて当局から拒否され、フランスへ戻りフランス国籍を取得する。1927年にアルプ最初の個展がパリのシュルレアリスト画廊で開催されたころから、アルプの作品で最も著名な有機的な不定形を持つ「具象彫刻」の制作が始まる。
妻ゾフィーと共に、多くの芸術家グループに参加しつつ多くの展覧会に出品し、詩集も出版するが、その頃に第二次世界大戦が勃発。パリを脱出したアルプとゾフィーはアメリカへの移住を計画するが、結局再びスイスへと逃れることとなる。
妻ゾフィーの死と、アルプの戦後
1943年1月12日夜、就寝中だった妻ゾフィーが故障したストーブから出た一酸化炭素中毒で事故死する。この悲劇的事故はアルプのその後の生涯に決定的な影響を与えることとなる。
妻の突然の死によって、深刻な鬱に陥ったアルプは修道院に引きこもり、4年間まったく詩作だけで妻を弔って過ごした後、長年の友人で収集家で、晩年にはアルプの再婚相手ともなるマルゲリーテ・ハーゲンバッハの支援により制作を再開する。詩を主題にしたモチーフを繰り返し応用した彫刻を精力的に発表するようになり、またエッセイなどの著作にも多く記した。
1954年、ヴェネツィア・ビエンナーレ彫刻部門賞を受賞、1963年にはフランス芸術大賞を受賞した後はその名声はゆるぎないものとなり、数多くの彫刻を世界中に残した。
1959年にマルゲリーテと結婚。自らの著作をまとめた集大成である「摘みとられた日々」（アルプの死後に刊行された）を準備した後、1966年にスイスのバーゼルにおいて死去した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97
シャルル=フェルディナン・ラミュ『アルプス高地での戦い: ラミュ小説集』（訳：佐原隆雄 国書刊行会）
http://www.amazon.co.jp/dp/4336055106
◇ **ラミュ短篇集 ** Recueil de Nouvelles de C.F. Ramuz
http://www.za.em-net.ne.jp/~ukenofit/kenkyu/ramuz.html
◇ 作家 - SWI swissinfo.ch
フランス語の作家
１８世紀と１９世紀初期の重要なフランス語作家の多くはスイス人だった。中でも有名なのは、ジュネーブで生まれ育ったジャン・ジャック・ルソー（１７１２〜１７７８年）だ。スタール夫人としても知られるジェルメーヌ・ド・スタール（１７６６〜１８１７年）はパリで生まれ育ったが、ジュネーブのネッケル家の血を引く。ナポレオンに追放され、スイスのヴォー州にある村コペ（Coppet）に移り住んだ。スタール夫人と親しかった作家バンジャマン・コンスタン（１７６７〜１８３０年）はローザンヌで生まれた。
もう少し時代が進むと、シャルル・フェルディナン・ラミュ（１８７８〜１９４７年）が登場する。ラミュは農夫やアルプスに住む人々を描いた。また、ブレーズ・サンドラス（１８８７〜１９６１年）のようにパリなどのメジャーな都市に移り住んだ作家たちもいた。サンドラスの作品はフランス文学の中で確固とした地位を築いているが、彼がスイス人だということはあまり知られていない。最近では、ジャック・シェセ（１９３４〜２００９年）もフランスで名を成し、１９７３年にゴンクール賞を受賞した。
suisse - 加太宏邦
スイス文化研究｜CULTURE SUISSE
http://www.za.em-net.ne.jp/~ukenofit/kenkyu/suisse-index.html
RAWMagic - Mac App Store
RAWMagic is the professional cinematographer's number one choice for MLV and RAW video conversion when shooting with Magic Lantern-equipped Canon DSLRs.
アルテュール・オネゲル - Wikipedia
1892年の3月12日にスイス人の両親の元、ルアーブルに生まれる。本来「オスカル＝アルテュール・オネゲル（Oscar-Arthur Honegger）」という名前であったが、「オスカル」の部分は使われることはなかった。父アルテュール・オネゲル＝ユルリックはコーヒーの輸入商社の支配人を務めていた人物で、母と同じく音楽の愛好家でもあった。音楽好きでピアノも得意だった母ジュリー・ユルリックから音楽の手ほどきを受け、最初ヴァイオリンを習うが、作曲の試みがこの最初の頃から行われていたとオネゲル自身が語っている[1]。また1904年頃には詩や小説の創作を試みたりしている。
1905年、教会のオルガニストを経て、ソートゥルィユに和声法と対位法の音楽理論の手ほどきを受けた。チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の創設者でチューリッヒ音楽院の院長でもあったフリードリヒ・ヘーガー(1841-1927)に勧められ作曲家を志す。1910年に故郷のルアーブルで最初の作品である『ピアノのための3つの小品』が出版される。1911年パリ音楽院に入学。ダリウス・ミヨーは同窓生で、以後生涯にわたって特別の親友となる。
第一次世界大戦の際はスイス軍に従軍し、一時国境警備などにも就くが、まもなくパリに戻り、以降生涯のほとんどをパリで暮らした。
1913年に生涯の伴侶となる妻アンドレ・ヴォラブールと出会い、数年後に結婚した。
フランス近代の作曲家と考えられるようになったのはこうした経歴と、コクトーのグループに属し、フランス6人組という形で世に出たことも影響している。しかし自身はプロテスタントで、チューリッヒに籍を持ち続け、ドイツ語圏のワーグナーなどに強い共感を持っていた。この点で反ワーグナーを標榜していた6人組の他のメンバーとは一定の距離を持っていた。
1921年に発表した『ダヴィデ王』によって、6人組ではなく独立した作曲家として高い評価を受け、1925年にパリでクーセヴィツキーによって初演された交響的断章（運動）第1番『パシフィック231』が大評判となり、一躍時代の寵児となった。
1934年から1935年にかけて、イダ・ルビンシュタインを想定し、ポール・クローデルの協力で生み出された劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ・ダルク』が作曲・完成され、初演は熱狂的な大成功を収める。
1945年以降はあらゆる領域で新たな地平を発見する目的で、ドイツ、ベルギー、イギリス、オランダ、ポーランド、チェコスロヴァキア、イタリア、スペイン、ギリシャなどヨーロッパの主要な国へ旅行する。
1947年夏にアメリカへ自作の指揮と講演を行うために来訪していたが、ニューヨークで狭心症（心疾患）を患って倒れ、少しずつではあったが4ヶ月後に回復した。回復後もこの疾患はオネゲルの身体に大きな打撃を与え、帰国後はドイツやスイスに転地して療養し、治療の一環として食餌療法を行った。この過酷な時期に作曲した最後の作品は『クリスマス・カンタータ』である。
1955年11月27日、パリのモンマルトルの自宅で医師の来診を待っていたオネゲルは、ベッドから起き上がろうとした途端、妻の腕の中で意識を失いそのまま帰らぬ人となり、63年の生涯を閉じた。死因は血栓症であった。
遺体はモンマルトルの古い教会の近くにあるサン・ピエール小墓地に埋葬された。
◇ Arthur Honegger - King David - YouTube
http://youtu.be/tZWz9PBpGFM
◇ Arthur Honegger: Symphony no.2 for Strings and Trumpet - Czech Philharmonic Orchestra - YouTube
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◇ ゾフィー・トイバー＝アルプ。 - ひょん
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ジャン・アルプ - Wikipedia
ジャン・アルプ（Jean Arp）、ドイツ名ハンス・アルプ（Hans Arp, 1886年9月16日 - 1966年6月7日）は、現フランス・アルザス地方の首府ストラスブール（シュトーラスブルク）出身の彫刻家、画家、詩人である。
父ユルゲンはドイツ人の葉巻製造業で、母ジョゼフィーヌはアルザス人であった。アルザス地方の地域性からドイツとフランスの両方の文化、教育の影響を受けて育つ。幼い頃から絵を描くことを好み、造形芸術と詩に強い興味を持っていて、自然と芸術家への道を歩んだ。
模索からダダイズムに至るまで
両親からも熱心に支援を受けたアルプは1901年、シュトーラスブルクの美術工芸学校へと入学する。だが、その伝統的な美術教育に拒否反応を示し、専ら新しい芸術表現の可能性を模索しながら、パリの美術館を巡り、そして詩作を続けていた。
後に、ドイツのヴァイマルの美術学校へ通い、1908年頃にはパリのアカデミー・ジュリアンなどで学んで、マティスやシニャックらと展覧会を開くなどをしたが、その全てに満足できず、ほどなくスイスのルツェルンへと移り住んでいた実家に戻ることとなる。
1911年、スイスの同世代の作家たちと共に「デア・モデルネ・プント（近代同盟）」と名づけたグループを立ち上げて展覧会を開き、これ以降アルプは数年の間、まるで自分の方向性を模索するようにパリやケルン、ミュンヘンをまわり、同時代の多くの芸術家たちを交流を持っていく。その中には青騎士のカンディンスキー、クレー、ピカソ、エルンスト、モディリアーニなどがいる。
1915年には後に彼の妻となるスイス人芸術家、ゾフィー・トイバーとも出会い、彼女との共同制作を行うようになる。木や紙、布を使った幾何学的コラージュ作品を多く制作した。まさにゾフィーとの出会いは、アルプ自身の方向性を定める重要なものであった。
ダダイズムから第二次世界大戦
第一次世界大戦を避けて、チューリヒに落ち着いたアルプは、トリスタン・ツァラらと共にダダイズム運動を始める。戦争や既存の社会的な美的規範に反抗し、また、ありとあらゆる手段による表現方法は伝統的で窮屈でしかなかった芸術界に衝撃を与え、中心人物であったアルプはさらに多くの芸術家たちと交流を持った。
1922年10月にゾフィーと結婚。スイス国籍を取得しようとするものの、ダダ・シュルレアリスム的な活動が問題視されて当局から拒否され、フランスへ戻りフランス国籍を取得する。1927年にアルプ最初の個展がパリのシュルレアリスト画廊で開催されたころから、アルプの作品で最も著名な有機的な不定形を持つ「具象彫刻」の制作が始まる。
妻ゾフィーと共に、多くの芸術家グループに参加しつつ多くの展覧会に出品し、詩集も出版するが、その頃に第二次世界大戦が勃発。パリを脱出したアルプとゾフィーはアメリカへの移住を計画するが、結局再びスイスへと逃れることとなる。
妻ゾフィーの死と、アルプの戦後
1943年1月12日夜、就寝中だった妻ゾフィーが故障したストーブから出た一酸化炭素中毒で事故死する。この悲劇的事故はアルプのその後の生涯に決定的な影響を与えることとなる。
妻の突然の死によって、深刻な鬱に陥ったアルプは修道院に引きこもり、4年間まったく詩作だけで妻を弔って過ごした後、長年の友人で収集家で、晩年にはアルプの再婚相手ともなるマルゲリーテ・ハーゲンバッハの支援により制作を再開する。詩を主題にしたモチーフを繰り返し応用した彫刻を精力的に発表するようになり、またエッセイなどの著作にも多く記した。
1954年、ヴェネツィア・ビエンナーレ彫刻部門賞を受賞、1963年にはフランス芸術大賞を受賞した後はその名声はゆるぎないものとなり、数多くの彫刻を世界中に残した。
1959年にマルゲリーテと結婚。自らの著作をまとめた集大成である「摘みとられた日々」（アルプの死後に刊行された）を準備した後、1966年にスイスのバーゼルにおいて死去した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97
シャルル=フェルディナン・ラミュ『アルプス高地での戦い: ラミュ小説集』（訳：佐原隆雄 国書刊行会）
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フランス語の作家
１８世紀と１９世紀初期の重要なフランス語作家の多くはスイス人だった。中でも有名なのは、ジュネーブで生まれ育ったジャン・ジャック・ルソー（１７１２〜１７７８年）だ。スタール夫人としても知られるジェルメーヌ・ド・スタール（１７６６〜１８１７年）はパリで生まれ育ったが、ジュネーブのネッケル家の血を引く。ナポレオンに追放され、スイスのヴォー州にある村コペ（Coppet）に移り住んだ。スタール夫人と親しかった作家バンジャマン・コンスタン（１７６７〜１８３０年）はローザンヌで生まれた。
もう少し時代が進むと、シャルル・フェルディナン・ラミュ（１８７８〜１９４７年）が登場する。ラミュは農夫やアルプスに住む人々を描いた。また、ブレーズ・サンドラス（１８８７〜１９６１年）のようにパリなどのメジャーな都市に移り住んだ作家たちもいた。サンドラスの作品はフランス文学の中で確固とした地位を築いているが、彼がスイス人だということはあまり知られていない。最近では、ジャック・シェセ（１９３４〜２００９年）もフランスで名を成し、１９７３年にゴンクール賞を受賞した。
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スイス文化研究｜CULTURE SUISSE
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Jane Tormey『Cities and Photography (Routledge Critical Introductions to Urbanism and the City)』
内容紹介
Photographs display attitudes, agency and vision in the way cities are documented and imagined. Cities and Photography explores the relationship between people and the city, visualized in photographs. It provides a visually focused examination of the city and urbanism for a range of different disciplines: across the social sciences and humanities, photography and fine art.This text offers different perspectives from which to view social, political and cultural ideas about the city and urbanism, through both verbal discussion and photographic representation. It provides introductions to theoretical conceptions of the city that are useful to photographers addressing urban issues, as well as discussing themes that have preoccupied photographers and informed cultural issues central to a discussion of city. This text interprets the city as a spatial network that we inhabit on different conceptual, psychological and physical levels, and gives emphasis to how people operate within, relate to, and activate the city via construction, habitation and disruption. Cities and Photography aims to demonstrate the potential of photography as a contributor to commentary and analytical frameworks: what does photography as a medium provide for a vision of ‘city’ and what can photographs tell us about cities, histories, attitudes and ideas?
This introductory text is richly illustrated with case studies and over 50 photographs, summarizing complex theory and analysis with application to specific examples. Emphasis is given to international, contemporary photographic projects to provide provide focus for the discussion of theoretical conceptions of the city through the analysis of photographic interpretation and commentary. This text will be of great appeal to those interested in Photography, Urban Studies and Human Geography.
レビュー
"It is difficult to imagine a more comprehensive, exciting or informed discussion of photography and the city. Jane Tormey’s theoretical sweep locates itself in Marx and then moves through Lefebvre, Walter Benjamin, Jean Baudrillard and a host of other contemporary critical theorists. Through her work we see the photograph as a "provocation" rather than a presentation of reality, and we unravel its layers to understand the networks of relationships, systems and power that make up the city. Her far ranging discussion negotiates the history of ideas as skilfully as it takes us to a myriad of cities, using photography to penetrate the urban experience rather than simply to represent it. Happily the book is well illustrated and the images add subtlety and depth to her analysis. Tormey’s multi-layered account is a delight from beginning to end; a must-read for all who share an interest in cities and photography." Douglas Harper, Professor of Sociology, Duquesne University, and President, International Visual Sociology Association"Jane Tormey’s book brings into dialogue key critical thinkers on the city and photography, engaging as it does so with the work of a wide range of international photographers, and offering close analysis of an extensive range of images from the nineteenth century to the present. Her innovative exploration of how the urban world has been represented, understood and grasped - however fleetingly - in and through the photographic image is rich in insights for all of those interested in the endlessly productive encounter between the two." Dr Edward Welch, Chair of School in the School of Modern Languages and Cultures, Durham University, UK
"What is refreshing about the book is its determination to avoid the more abstract discussions that can characterise some art-historical texts. Here, Tormey's openness to the work of geographers acts to leaven this tendency. The book is extensively illustrated from photographic projects that are discussed at length within the text. Although many of these sources will be new to geographers, they will help to ground and extend their engagement with the conceptual material. The boxed discussions of key concepts and photographers further open up the material to the student reader." Tim Hall, University of Gloucestershire, UK
著者について
Jane Tormey lectures in Critical and Historical Studies in the School of Arts at Loughborough University, UK. Her research explores the exchange of ideas between art practice and other disciplines and the ways in which conceptual and aesthetic traditions can be disturbed by and through photographic/filmic practices.
http://www.amazon.co.jp/Photography-Routledge-Critical-Introductions-Urbanism/dp/0415564409
◇ Barbara Mennel『Cities and Cinema (Routledge Critical Introductions to Urbanism and the City)』
内容説明
Films about cities abound. They provide fantasies for those who recognize their city and those for whom the city is a faraway dream or nightmare. How does cinema rework city planners’ hopes and city dwellers’ fears of modern urbanism? Can an analysis of city films answer some of the questions posed in urban studies? What kinds of vision for the future and images of the past do city films offer? What are the changes that city films have undergone?Cities and Cinema puts urban theory and cinema studies in dialogue. The book’s first section analyzes three important genres of city films that follow in historical sequence, each associated with a particular city, moving from the city film of the Weimar Republic to the film noir associated with Los Angeles and the image of Paris in the cinema of the French New Wave. The second section discusses socio-historical themes of urban studies, beginning with the relationship of film industries and individual cities, continuing with the portrayal of war torn and divided cities, and ending with the cinematic expression of utopia and dystopia in urban science fiction. The last section negotiates the question of identity and place in a global world, moving from the portrayal of ghettos and barrios to the city as a setting for gay and lesbian desire, to end with the representation of the global city in transnational cinematic practices.
The book suggests that modernity links urbanism and cinema. It accounts for the significant changes that city film has undergone through processes of globalization, during which the city has developed from an icon in national cinema to a privileged site for transnational cinematic practices. It is a key text for students and researchers of film studies, urban studies and cultural studies.
著者について
Barbara Mennel is an Assistant Professor of German Studies and Cinema Studies in the Department of Germanic and Slavic Studies and in the Film and Media Program at the University of Florida, Gainesville. She is author of The Representation of Masochism and Queer Desire in Literature and Film (2007).
http://www.amazon.co.jp/Cities-Routledge-Critical-Introductions-Urbanism/dp/0415364469
◇ Simon Parker『Cities, Politics & Power (Routledge Critical Introductions to Urbanism and the City)』
内容説明
Traditionally, the study of ‘power in the city’ was confined to the institutions of urban government and the actors involved in contesting and making political decisions in and for metropolitan societies. Increasingly, however, attention has turned to the function of the city not only as a centre of urban governance but as a major economic, social, cultural and strategic force in its own right.Cities, Politics and Power combines this traditional concern with how the cities in which we live are organized and run with a broader focus on cities and urban regions as multiple sites and agents of power. This book is divided into five sections, with a short introduction outlining the argument and organisation of the text. Part two charts the development of the urban polity and considers the ways in which coercion and force continue to be used to segregate, oppress and annihilate urban populations. Part three critically examines the key collective actors and processes that compete for and organise political power within cities, and how urban governance operates and interacts with lesser and greater scales of government and networks of power. Part four then explores the ways in which ‘the political’ is constituted by urban inhabitants, and how social identity, information and communication networks, and the natural and built environment all comprise intersecting fields of urban power. The conclusion calls for a broader theoretical and thematic approach to the study of urban politics.
This book makes extensive use of comparative and historical case studies, providing broad coverage of politics and urban movements in both the Global North and the Global South, with a particular focus on the UK, USA, Canada, Latin America and China. It is written in an accessible and lucid style and provides suggestions for further reading at the end each chapter.
メディア掲載レビュー
'Simon Parker brings a remarkable breadth of intellect and a keen sense of the multiple dimensions of power to this wide-ranging examination of cities. He makes startling connections between seemingly disparate urban practices and provides a richer agenda for the study of urban politics.' Associate Professor William Sites, University of Chicago.'This extra-ordinarily wide-ranging and richly-referenced book charts the rise of the city in human history and uncovers the myriad ways in which politics and the exercise of power have shaped urban life, for good and ill. This is an insightful introduction to the breadth and dynamism of contemporary urban studies and a very timely challenge to anyone who thinks that urban politics begins and ends at the door of the town hall.' Professor Alan Harding, University of Manchester.
著者について
Simon Parker is Senior Lecturer in Politics at the University of York where he teaches urban theory and comparative politics. He is the author of Urban Theory and the Urban Experience: Encountering the City (Routledge, 2004).
http://www.amazon.co.jp/Politics-Routledge-Critical-Introductions-Urbanism/dp/0415365805
◇ Mark Jayne『Cities and Consumption (Routledge Critical Introductions to Urbanism and the City)』
In investigating the mutual and dynamic relationship between urban development and consumption, this book asks: how are cities moulded by consumption, and how is consumption moulded by cities?
Consumption stands at the intersection of different spheres of everyday life: between the public and the private, the political and the personal, the individual and the social. It is considered to be a means and motor of social change; as an active ingredient in the construction of space and place, and in constructing subjectivity and social selfhood. Providing a critical review of the ways in which urban development has been conceptualized, this book critiques urban regeneration initiatives, examines ordinary and spectacular consumption, and describes the relationship between consumption and development of the modern and post-modern city. It investigates:
- consumption and the city
- consumption and everyday life
- consumption, cities and identity
- consumption and urban regeneration.
Consumption is understood to have multiple roles as a political, economic and cultural touchstone, and to be an active ingredient in the construction of place and space. Using international case studies and illustrations throughout, this book thoroughly analyzes consumption and the city, and provides a useful text for students of urban studies, sociology and geography.
http://www.amazon.co.jp/Consumption-Routledge-Critical-Introductions-Urbanism/dp/0415327342
◇ Christine Wamsler『Cities, Disaster Risk and Adaptation (Routledge Critical Introductions to Urbanism and the City)』
内容紹介
Worldwide, disasters and climate change pose a serious risk to sustainable urban development, resulting in escalating human and economic costs. Consequently, city authorities and other urban actors face the challenge of integrating risk reduction and adaptation strategies into their work. However, related knowledge and expertise are still scarce and fragmented.Cities, Disaster Risk and Adaptation explores ways in which resilient cities can be ‘built’ and sustainable urban transformations achieved. The book provides a comprehensive understanding of urban risk reduction and adaptation planning, exploring key theoretical concepts and analysing the complex interrelations between cities, disasters and climate change. Furthermore, it provides an overview of current risk reduction and adaptation approaches taken by both city authorities and city dwellers from diverse contexts in low, middle and high income nations. Finally, the book offers a planning framework for reducing and adapting to risk in urban areas by expanding on pre-existing positive actions and addressing current shortfalls in theory and practice. The importance of a distributed urban governance system, in which institutions’ and citizens’ adaptive capacities can support and complement each other, is highlighted.
This book takes a holistic approach; it integrates perspectives and practice from risk reduction and climate change adaptation based on a specific urban viewpoint. The text is richly supplemented with boxed case studies written by renowned academics and practitioners in the field and ‘test yourself’ scenarios that integrate theory into practice. Each chapter contains learning objectives, end of chapter questions, suggested further reading and web resources, as well as a wealth of tables and figures. This book is essential reading for undergraduate and postgraduate students of geography, urban studies and planning, architecture, environmental studies, international development, sociology and sustainability studies.
レビュー
"A very timely and valuable contribution to the literature for urban planners, city governments and all those who wish to understand the interactions between urbanization, disaster risk and climate change, and explore innovative ways and means of action." David Satterthwaite, Senior Fellow at the International Institute of Environment and Development, coordinating lead author on the IPCC Fifth Assessment Report"I congratulate the author on this important book which bridges the gap between theory, rhetoric and the daily efforts to manage disasters and reduce risk in urban areas worldwide. It develops new thinking, offers practical ideas, and lessens the time-consuming task of searching for advice on what does or does not work. Its usefulness extends far beyond its directly intended readership." Margareta Wahlstr m, United Nations Special Representative of the Secretary-General for Disaster Risk Reduction
著者について
Christine Wamsler is Associate Professor at Lund University Centre for Sustainability Studies (LUCSUS), Associate of Lund University Centre for Risk Assessment and Management (LUCRAM), Sweden, and Honorary Fellow at the Global Urban Research Centre (GURC) and the Institute for Development Policy and Management (IDPM) of the University of Manchester, UK. She is also part of the personnel pool of risk reduction experts of the Swedish Civil Contingencies Agency (MSB). In addition, Christine has been working as a consultant for diff erent organizations, such as the International Institute for Applied Systems Analysis (IIASA), the German Society for International Cooperation (GIZ), the German, Austrian and Belgium Red Cross, the Swedish International Development Cooperation Agency (Sida), the Swedish Organization for Individual Relief (SOIR/IM) and various local NGOs. Places where she has worked and conducted research include Brazil, Chile, Colombia, El Salvador, Germany, Guatemala, India, Kosovo, Mexico, Peru, the Philippines, Sweden, Tanzania, Togo and the UK. Christine's research interests are in sustainable city development and focus on disaster risk reduction, climate change adaptation and urban resilience.
http://www.amazon.co.jp/Disaster-Adaptation-Routledge-Critical-Introductions/dp/0415591031
"Everyone is becoming an expert in image-making" says Cristobal Palma - Dezeen - architecture and design magazine
Facebook, Instagram and Flickr are posing a serious challenge to professional photographers and changing the way architects work, says architectural photographer Cristobal Palma (+ interview + movie).
"Everyone is becoming an expert in image-making, which makes things more challenging but at the same time exciting for photographers," said Palma, in an interview with Dezeen to coincide with the release of a compilation of his architectural movies.
Born in the UK in 1974 but based in Chile, Palma is one of the leading architectural photographers in South America, and one of the first to make the switch from film to digital, and to experiment with moving images.
"I started doing little shorts the minute I went digital with the Canon 5D in 2010 and almost by surprise realised that the camera had a video option," said Palma.
倉数茂『私自身であろうとする衝動 関東大震災から大戦前夜における芸術運動とコミュニティ』（以文社）
小説『黒揚羽の夏』（第１回ピュアフル小説大賞）で鮮烈デビューを果たした俊英による、未来を切り拓くための歴史的パースペクティヴ！
ときは1923年の関東大震災の前後、新しい時代（思潮）のはじまりと暗い時代への予兆のなか、日本の芸術／建築／映画／文学界は、同時期に多種多様な実験が開始され、ジャンルを超えた混淆のなか、それぞれがさまざまな形で華開いた大転換期だった。歴史上はじめて「無名な」個人の「生」があちらじちらに溢れはじめ、それを大きなムーヴメントへと結実させようとする動きが次々に起こる。それらは儚い一時期の夢として「歴史」へと埋没してしまうほかないものだったのか？本書のタイトル「私自身であろうとする衝動」とは小説家であり社会運動家としても活躍した有島武郎の言葉である。その有島をはじめ、宮沢賢治、江戸川乱歩、柳宗悦、大杉栄、今和次郎、保田與重郎、横光利一、萩原恭次郎ら、「生と芸術」そして「生と労働」の「総合」を試みた作家たちはいったい何を目指していたのか？彼らの思考と実践の核心が、いま大転換期を迎えた現代日本に鮮やかに蘇り、われわれの次代の「生」の条件を炙り出す。
【目次】
プロローグ 美的アナキズムとはなにか
・グローバリズムと裸の「生」
・アナキズムの時代
・美的アナキズムの特徴
・生権力とアナキズム
・代表生と敵対性
・コミュニティ
第一章 ポスト白樺派の世代 分離派建築会、今和次郎、萩原恭次郎
・自由のアポリア
・〈分離〉と〈表現〉
・震災と「バラック建築論争」
・「考現学」
・都市のリズム
・「前衛」の時代
・犬の言語
・「剥き出しの生」
・私的言語としての詩
・都市暴動
第二章 閉ざされた部屋 宇野浩二、江戸川乱歩、川端康成、谷崎潤一郎
・間取りの改善
・農村と都市の結合――田園ユートピア
・「個室」の誕生
・数えること、蒐集すること
・鏡の世界――昭和
・「人でなしの恋」
・欲望の部屋
第三章 テクネーの無限運動 柳宗悦
・「民衆的工芸」の誕生
・「自然」と「芸術作品の根源」
・「伝承的価値」
・「名」の否定と柳美学の帰結
第四章 セルロイドの中の革命 横光利一
・横光の「上海」
・スペクタクル都市
・映画と鉛筆
・群衆、機械、アナーキー
・都市の見世物（アトラクション）
・映画という身体
第五章 意識の形而上学 宮沢賢治
・暴力の予感
・メルヒェン、世界が変容するとき
・「純粋経験」の詩学
・物語と風
・〈想起〉の劇場――気圏オペラ
・自然、あるいは事物の言語
・名前の解体
・〈喰らうこと〉と〈喰われること〉
・光と律動
第六章 〈血統〉の生成 保田與重郎
・改鋳される美的主体
・『芸術の限界と限界の芸術』
・「追想」と「憧憬」
・「血統」の生成
エピローグ 美的アナキズムの行方
・「自然」という問題
・「芸術」からサブカルチャーへ――「戦後」的諸問題
・現代の「不幸」と生の生産
あとがき
