Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

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2006-11-23

http://okamasaya.com/log/20061122/20061122.html

何が言いたいかというと、大きく分けて問題は2つ。まず写真新世紀という運営母体自体が腐ってしまった事。そして選ばれた写真作品自体もまた腐っていたという事。

写真新世紀ブランディング失速

まず写真新世紀という企画へのこだわりやプライドが全く感じなくなってしまった。ビデオではフォントをたとえにあげていたけれど、実際作品の横にある名前や賞が記載されているプレートのフォントはとってもださい。佳作のブースにいく上に書いてある看板もおどろくほど陳腐。なんだろあのデザイン。2005年冊子の紙も安っぽくなったし、作品へのライティング(これは作家の問題でもある)もすごくムラになっていたし、レイアウト、そして(どこか地方の公民館みたいな)会場の雰囲気どれをとってもイマイチだった。去年に比べて。高橋さんがやっていた時にくらべて。そもそも発掘支援する公募なのに何を支援しているんだろうか。展示をするから自前の大型出力をしてあげる。それだけ?展示の提案、相談、そして展示すべてのプロデュースをするのも企画の役割でしょうに。ただ選んで金だして。踊らせておいてそれで終わり。今の写真新世紀はそんなもんだろうに。きわめつけの公開審査は肝心なグランプリ選出は別の部屋でやるなんて、ひとつぼ展、も卒業設計日本一も公開審査はすべて公開するもの、だから客を呼ぶんだろうに。客を読んでおいて、肝心な所は見せない。だから誰も納得しないような結末になってしまうんだろうね。

日本の公募、特に写真の公募で不思議なのは公募内で評価されても外にでるとその評価が全くといって効かない所。これ、いったいなんでだろうか。単純にその評価の裏付けがないからだと思う。審査員は、これが「いい感じ」で選んで、グランプリが決まって役目は終わり。誰もその選んだ事に責任を持たないし、その子の未来より、自分のお仕事にもどっていってしまう。新世紀の審査員なんてずーっとそんなことをおかまいなしにやっているじゃない。この間の植本一子の展示に書いてた荒木のコメント「人生がはみ出ている。フレーミングを気にしていないところがいい。 相手とのイイ時を撮っている。 そして最後に笑顔。 ここに持っていけるのがとにかくいい。 荒木 経椎」ってなんだよこれ。随分と投げやりじゃない。去年の授賞式で一子の事全然覚えてなかったしさ。かくいう僕も、いままで入選した公募の審査員に覚えられていたことってほとんどないよ。原耕一さんぐらい。平木さんと土田さんなんて「どこかでお会いした事ありますか?」って言われたし、宮本さんは「個展楽しみにしているよ」って助田グラの打ち上げで行っておいて見にすらこないし、藤原さんなんて受賞式の打ち上げで作品の感想を聞きたいっていったら、「君の作品どれっ?」って言われたしね。みんなそんなものよ。選ぶのが「仕事」だとおもっていると思う。一人選ぶ事、その子の今後に責任を持つなんてこれっぽっちも思っていないんだから。それは入賞してみればわかるよ。

作品墜落

今年の入選作品に関しては話すのも苦しいくらい、かなりつらい状況だと思う。岡さんの言う通りシンメトリー系が多い。シンメトリーってすごく安直な発想だと思うし、そういう条件の「縛り」で作品を作るのって惰性感がプンプン臭ってくる。北村X渡辺なんてその象徴的な作品で学校のゼミでもいっていたけれど「お互いをただ利用しているだけ」感にあふれる邪悪な作品以外のなにものでもないと思う。フォトジェニックかもしれないけれどフォトジェニックなだけ。作品へのコメントからなにも本人たちの確固たる意思は感じなかった。荒木X陽子、冥砂X田辺のような必然たる組み合わせじゃなくて、ただ単に撮りたまった写真。だからよいのかもしれないけれど、それならみんなやっているとおもーよ。

自分のブログで推薦して勝手に期待していた高木さんも期待はずれだった。コンセプトと映像がおそろしいくらい結びついていて感動したけれど、画像処理の手の抜き様といったらひどい有様だった。中央に反転した間のラインが入っていたり、マスクの消し漏れがあったり、素材が覆いきれていなかったり。そういう節は以前からあったけれど、作り込むスタイルなんだからもっときちんと作り込めばよかったのに。そういう投げやりな学校の課題的完成度で残念だった。

とにかく、写真新世紀も他の作家の作品もどうでもよいわけです。自分の仕事でもなく、今は自分の作品をきちっと撮っていきたい。ただそれだけ。だからさようなら、公募展、さようなら、若、手、写、真、家のみなさま。



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これは時限記事です。あなたのファックなご意見心よりおまちしております。

2006-11-19

■YOU



■ASS



■アマナ祭り1



■アマナ祭り2



2006-11-15

■アマチュア代表取締役的怒変態写真映像作家、岡”チャンプロード”正也氏 のウェブサイトに先日訪れた北海道佐呂間での映像がアップされています。僕は仕事で撮影があり、彼は北海道の他の場所にたまたま訪れていて、竜巻の発生をきっかけに、偶然佐呂間で合流したときの映像。岡さん、旭川まで送ってくれてありがとー。 

http://www.okamasaya.com/log/20061115/20061115.html

http://d.hatena.ne.jp/okm/20061115#p1

2006-11-13

http://www.uniqlo.com/us/

http://www.uniqlo.com/us/stores/ny_soho_store.html?ref=L1_bn