◇ 炭水化物と闘うレスラー二人 - 深町秋生の新人日記
さて今日の内外タイムズで知ったけれど、我らが催眠療法士&維新志士&発明博士&天才レスラーの佐山聡(初代タイガーマスク)ですが、なんかこんな失敗をやらかしてしまったようです。
ダイエットには大成功した佐山氏でしたが、CIMAと同じく大量に炭水化物を摂取した模様。
試合後には脱水症状も起こしていたことを明かした初代タイガー。この日は103kgの体重で試合に臨んだが「本当は105、106kgの体でやりたかった」「2、3週間で15kg痩せたものですから」など弁明。急激な減量を嘆いたが、この日の初代タイガーが本来の動きを出せなかった理由はもうひとつあった。なんと、絶食に近い急激なダイエットによるあまりの空腹に絶えかねて試合当日の控え室で「釜飯、チャーハン、スパゲティー、それと大量の水を…」とフードファイターも真っ青の暴飲暴食をしてしまったというのだ。本来であれば、試合に臨むにあたって必要最低限の炭水化物を取る予定だった初代タイガーだが、最後の最後で誘惑に負けてしまった。まさにリバウンドが敗戦だったというわけだ。「試合前にたくさん食べすぎたのが…」と初代タイガーも反省の言葉を口にしていた。
しかしあれだけストイシズムの素晴らしさを訴えてきた佐山氏(別名いや、やはり精神的なものを鍛え、国体を復活させるほうが先ですよね)がこんなミスを……リバウンドとは恐いものです。甘いスイーツを断ったというのに。好事魔多し。しかしどうにも合点がいかないのは、試合前の控え室でばくばく食物をたいらげていったらしいのですが、なんかそこいらのコンビニのおにぎりや菓子パンを手当たり次第に物色したというのなら話がわかるし、そういう衝動的な食欲に襲われることは私にもあります。しかし「釜飯、チャーハン、スパゲッティー」というメニューはどうなのだろう。とくに釜飯ってのはなんなんだろうな。後楽園ホールの売店に釜飯なんかあっただろうか。関係者による差し入れ……なのかなあ。「魔が差した」とか「思わず」「暴飲暴食」というキーワードとちょっと距離があるように思える。釜飯。50絡みの重役風が午後2時ぐらいに悠然と食べるメニューだと東海林さだおも言っていたような気がします。
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20070925
A: Is he a weight challenged wrestler?
B: No, he isn't. He is an appetite challenged martial artist.