Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

ジル・ドゥルーズとともに@日仏学院(東京・飯田橋)

2007年10月17日(水)〜2007年10月31日(水)

何年もの間、呼吸器系の重い病を患った後、1995年11月4日に、自ら命を絶ったジル・ドゥルーズ。その死後も、ミシェル・フーコーとともに、現代の思想界にもっとも強く影響を与え続ける哲学者の一人、ドゥルーズは、多元化する世界について報告し、その世界とともにあるために、進化していく文学、映画、音楽についても思考しながら、哲学の新しい表現形態を発展させた。そのドゥルーズが空間と時間の芸術である映画について思考している大著『シネマ』の翻訳がようやく日本で刊行されようとしている(『シネマ2*時間イメージ』は2006年11月にすでに刊行、『シネマ1*運動イメージ』は2007年12月に法政大学出版局より刊行予定)。
東京日仏学院では、これを記念して、ドゥルーズの作品の引用で構成されたポスター展、ドゥルーズが様々な概念や自分の人生について自由に語る姿をおさめた貴重なドキュメンタリー『アベセデール』の上映、ドゥルーズに捧げるスペシェル・イベント、そして講演会、シンポジウムを開催する。

http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/festival.php?fest_id=34
入院(完了)生活(hatena)経由