■あと２〜３年以内にＣＤパッケージの大部分はなくなり、いずれＣＤは特別な稀少版、豪華版としてしか発売されなくなると思う。
■大手レコード会社と契約しなければ、音楽を大衆に届けられない時代は完全に過去のものになった。作り手や聴き手として、多様な音楽が簡単で便利に融通できる環境になっているのは素晴らしいことだと思う。しかし、音楽家は作品を聴衆に買ってもらい、ようやく食べていける。無料でコピーされる音楽が増え、音楽界に流入してくる資金が減れば、優秀な才能・人材が集まらなくなるという問題がある。
■私の場合、無料で聴いてもらってよい音楽もあれば、反対にきちんと対価を払って聴いてほしいと思う作品もある。
■かつては音楽を大量生産し頒布するチャンネルが限られていたが、ネットが普及した現在、誰でも簡単に自分の音楽を世に問うことができるようになった。
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/report/news/20080722org00m020009000c.html
◇ 週刊エコノミスト７月２９日号 ◆ 音楽がタダに 「iPod革命」がレコード業界を淘汰する ネット配信は合法的無料サービス時代へ
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/economist/news/20080722-113354.html
