Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

所幸則氏というコマーシャル・カメラマンの方のブログが非常に香ばしいです。切込隊長・山本一郎さん的な意味で。

◇ CHIAROSCUARO 所幸則
http://tokoroyukinori.seesaa.net/
デコラティブ・アートを量産しているそうですが、それが何か?
取り返しがつかないくらい、コマーシャルずれ*1しているのが致命的なような。。。
大丈夫なんでしょうか?


追記:本人からmixiにメッセージが来ていました。宥和策?
   メッセージには、足あとをたどって来ました、などというタイトルが付いていましたが、
   足あとを付けていたのは「ミカエル」なる名前を使っている所氏のほうで、
   私のmixiをチョロチョロ嗅ぎまわっていたのはバレバレなんですが。
   一体どのような心づもりで、あのようなメッセージを送って来たのでしょうか。その意図を忖度しかねます。
   かなり前に一度遣り取りがあったことをお忘れかもしれませんが(そのときもそちらからのメッセージです)、
   今回もこちらとしては困惑するばかりです。
   返信を要求するような内容でもありませんし、意味不明なので、ひとまずお返事は保留させていただきます。*2
   そんなこんなで、上記の所氏のブログを見てみると、相変わらずの、風見日和見でのブログの記述内容の変更(改竄?)。
   おわかりではないのかもしれませんが、基本的に一度ウェブ上にアップした文面は完全に消去することはできません。
   どこかのキャッシュに保存されてますし、見てる人は見てるので、
   糊塗すれば糊塗するほど、どんどん墓穴を掘って地金が出てしまっているのですが。。。
   ……というか、そもそも少し遡って日記の文面をザザッと読んでみれば、
   その書き手がどの程度のメンタリティの持ち主なのか一目瞭然でしょう。し、私がいまさら言及せずとも、
   所氏が香ばしい方だというのは、すでに少なからぬ人々に知られていることでしょう。つまり、周知の事実。
   素朴さを軽々と通り越してむしろ稚拙な、その上滑りっぷり、ズレっぷりは、
   「アート資本主義」の井口尊仁氏がまだマシに思えてくるほどです。


>>>「雲泥」「月鼈」あるいは「天と地」? もとい、「成層圏マリアナ海溝」?

◇ 覚醒したよぼく。1secシリーズも - CHIAROSCUARO 所幸則

モデルは本当はただでもいいぐらいだ、だけどお互い真剣にやるなら
そこに多少の保険はほしい。


3万円は振り込んでもらって、で、プリント代は別サイズは大四つ切り〜A2
で5000円〜10000円でわたす。
最高級の紙にプリントする。


これ、イタリアやパリでも発表したい。
ヨーロッパのアート雑誌にのせる、次回はzoomだ。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3965498
EYEMAZINGは3月1日締め切りの号で14pの巻頭特集される。
まにあうならそれにも乗るかもしれない。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3960063


男でも女でもいい。年齢とわない。
とりあえず急いで撮りたいので、至急めっせください。
アート作品になるよ。


いろんな本に載るよ。
掲載してもらえる写真雑誌2つもう決まってるます。


練習撮影とか記念のじゃなく。
アートフォトになり雑誌載る可能性もあれば、個展に出る可能性もある。
肖像権でもめる人は遠慮したい。

http://tokoroyukinori.seesaa.net/article/113818367.html
“モデルは本当はただでもいいぐらいだ、だけどお互い真剣にやるならそこに多少の保険はほしい。”
“3万円は振り込んでもらって、で、プリント代は別サイズは大四つ切り〜A2で5000円〜10000円でわたす。”
“アート作品になるよ。いろんな本に載るよ。掲載してもらえる写真雑誌2つもう決まってるます。”
すごい展開です。
まさかお金まで取るとは。。。
これがいわゆる「デウス・エクス・マキナ」か!(←違う)


さすが、コテコテのコマーシャル・カメラマン(コマーシャル・フォトグラファー)。
ツボを心得てます(笑いの?)、というか、ここまでくると眩暈がしてきますね。
これも、錯覚を利用した、新風舎=アートボックスインターナショナル(ARTBOX International)的商法の一種でしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%a5%a2%a1%bc%a5%c8%a5%dc%a5%c3%a5%af%a5%b9
マリアナ海溝チャレンジャー海淵的手法。
いやむしろ、その性質から考えれば、
ヴィチャージ海淵的手法とでも呼んだほうが的確かもしれません。


この御仁が指向*3しているデコラティブ・アートの世界ではアリなのかもしれませんが、
ファイン・アートの世界では有り得ないやり方だと思います。
まあしかし、だから*4「とやかく言うな」ということなんでしょうけども。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090210#p5


>>>保坂昇寿さんの「クローム襲撃」から所幸則氏の「渋谷1sec瞬間と永遠」へ!?
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081218#p8


>>>とりあえず一部リンクのみ

森山大道『水の夢』(蒼穹舎 1999年)
http://www.worksonpaper.jp/publications/books/m/daido_moriyama_5.html
思い切った暗室操作が特徴的な写真集。


森山大道写真集『水の夢』(蒼穹舎、1999.07.20.刊) - 蒼穹舎/書肆蒼穹

1971年から97年にかけて撮影された作品から編集された叙情性の高い一冊。
980部限定。希少な発売当時の著者署名本、ハガキ付き。

http://blog.livedoor.jp/sokyusha/archives/51088349.html


◇ Jean Michel Berts - Photographe Professionnel- Lumière de Paris - New York - Tokyo
http://www.jeanmichelberts.com/
ジャン=ミシェル・バーツのウェブサイト。


◇ la photographie tous azimuts - Blog LeMonde.fr
http://jeanmichelberts.blog.lemonde.fr/


◇ Jean-Michel Berts on artnet
http://www.artnet.com/artist/424288235/jean-michel-berts.html


◇ The Light of Tokyo - 関心空間

写真家Jean-michel Bertsは、いままでParis,New York,Veniceなどの都市の写真を撮っていて、
今回は東京を撮った写真集がちょうど発売されたばかり。(2008/10)
B&Wで、その都市を象徴とするBuilding,Gardenなどなど。。
特に日本、東京は、新らしいもの、古いものがミックスした不思議な空間として知られいるけれど、この写真集を見て、
それを改めて再確認。

いとうせいこう氏が写真のコメントを書いています(英語)

次回はこの写真集を参考に同じ場所で写真をトライしてみるというのもいいかもしれない。

http://www.kanshin.com/keyword/1652196


◇ Jean-Michel Berts Photo Gallery by Stanislav Belyaevsky at pbase.com
http://www.pbase.com/belyaevsky/jeanmichel_berts

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081231#p20
では、補足的にいくつか追加しておきましょう。

|【追加1】Michael Wesely Photographie (landscape [Open Shutter Project])
http://www.wesely.org/wesely/gruppe.php?var=madrid#
http://www.wesely.org/wesely/gruppe.php?var=potsdamerplatz#
http://www.wesely.org/wesely/gruppe.php?var=moma#
http://www.wesely.org/
MoMAのプロジェクトでも著名なミヒャエル・ヴェゼリー(マイケル・ウェズレー)のウェブサイト。
|※参考→http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=Michael%20Wesely

|【追加2】溶游する都市City Flow and Fusion - 北野謙
http://www.ourface.com/city/text.htm
http://www.ourface.com/
|※参考→http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%cb%cc%cc%ee%b8%ac

|【追加3】Atta Kim: Exhibition Images - International Center Of Photography
http://www.icp.org/site/c.dnJGKJNsFqG/b.1711429/k.827E/Atta_Kim_Exhibition_Images.htm
|キム・アタ(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060906#p7)の個展@ICP(国際写真センター)。

|【追加4】「hdr」「hdri」「monochrome」などで検索
http://tinyurl.com/7xhqcz
http://tinyurl.com/a8mj8d

|【追加5】Flickr: フリッカーで調べてみると……
http://www.flickr.com/search/?q=hdr+monochrome&m=text
http://www.flickr.com/search/?q=hdri+monochrome&m=text
http://www.flickr.com/search/?q=hdr&m=text
http://www.flickr.com/search/?q=hdri&m=text
|※参考→http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%a4%aa%bc%ea%b7%da%a5%a2%a1%bc%a5%c8

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>>>アート写真(笑)

スイーツ(笑)」あるいは「ライフハック(笑)」的な意味で(笑)。
典型的バズワード
“単にアート写真と表記する場合もある。
また、それらの人々によく見られる思考回路のことを、
アート写真脳ということもある。”とか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%84%EF%BC%88%E7%AC%91%EF%BC%89


アート写真(笑)=デコラティブ・アートな写真
……と、いったところでしょうか。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081031#p4


>>>「腐りきった性根」(宇多丸 師匠)というフレーズが頭をかけめぐりました。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080916#p5

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>>>オラファー・エリアソンの『Studio Olafur Eliasson: An Encyclopedia』が発売されてました。

余談ですが、『Studio Olafur Eliasson: An Encyclopedia』の左隣には、
M.HASUIというコマーシャルフォトグラファーの方の
『PEACE LAND』という写真集が平積みされていました。
(書店員さん、こええ〜。そして、M.HASUIさん、悲惨。。。)
店頭価格はどちらも同じ2万円ですが、
『PEACE LAND』は、典型的な日本のカギ括弧付き「アート写真」といった内容で、印刷も微妙。
この並びで両者を比較した場合、いったいどんな人が後者を購入するんだろう、、、
もし自分がこのM.HASUIさんの立場だったとしたら、、、
などと、余計なことを考えてしまいました。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080718#p6


>>>ビミョ〜な写真集

上田義彦写真集『COMPOSITION TORANOMON TOWERS』(赤々舎)

コマーシャル写真の大家・上田義彦氏がライカを携えて虎ノ門タワーズでスナップ(おそらく)。
35mmを使って建築を撮るという、エクスナレッジの『建築写真 ―X-Knowledge HOME特別編集』に掲載されていた
ミース・ファン・デル・ローエ「ファーンズワース邸」「トゥーゲントハット邸」みたいなアプローチです。
ウェブにアップされたサンプルだと、そこそこ雰囲気があって良さげな写真に見えますが、実際に写真集をチェックしてみると、
「COMPOSITION」という大仰なタイトルを含め、見る人を困惑させるような内容です。*5
まあ、企画モノだから何だっていいのかもしれませんが。
じつは、鹿島建設の人に案内されながら1日(1時間半くらい)で撮ったとか?*6
この本を見ての唯一の収穫は、ハイナー・シリングが『10+1』の表紙で撮ってたのが、
虎ノ門タワーズだとわかったことぐらいです。
http://www.inax.co.jp/publish/book/detail/d_138.html


マイルドかつ婉曲に表現すれば「微妙な写真集」ということになるのかもしれませんが、
たとえば、もし、ゾーイさん(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070826#p4)のような方が
写真に詳しかったとしたら、どんな言葉で、この企画モノをレビューするでしょうか。
「恥知らず」「稚拙」「はったり」「凡庸」「広告屋のカンチガイ」「ヨッ!お仕事人」
「真面目ぶってるが本質は“ザ・ムービー”級」「50倍希釈のカルピス風味」とか?
小谷野敦さんの言葉だと(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070826#p5)、
「堕本」あたりが妥当かと。。。
いずれにしても、こんなブツが海外にも流通すると考えたら、ちょっと恐ろしいことだと思います。
赤々舎の本は打率が高い、と思っていただけに残念。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070902#p4


>>>ヒロ・ヤマガタ(山形博導)問題 / 画壇(団体系)の裏・闇・カラク
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080716#p3

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>>>人間性のにじみ出るようなざっくりと優しい風合いのなかにも何処か凛とした厳しさが〔中略〕よってつくり出される則天去私の芸術(2005年9月のメモより)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060205#p5


>>>それらは飽くまで人畜無害なエンジョイアビリティを超えません(宮台真司
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060606#p6

*1:新風舎のパンク平間至氏は平間至賞の審査員から降りたようです。しかし今回だけは、きっちり審査をして男をみせる責任を果たすべきだったのではないでしょうか。それともそれすら難しい状況になってきているのでしょうか。いずれにしても、写真界のため云々が、コマーシャルずれしたカメラマンの戦略的なセールストークじゃなく、写真家としての本心なのだとしたら、何らかのかたちで賞の継続と写真集出版の支援活動を考えていくべきでしょう。まあ、ゼニなり名声なりに結びつかないことには、まったく興味関心のない方なのかもしれませんが。(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20061230#p7

*2:あと、邪推かもしれませんが、ひょっとすると「マツウラ」なる人物はサブアカウント
  だとするとmixi利用規約に違反していることになります。

*3:こういうふうに見えて、実のところ「ファイン・アートを志向しているつもり」という可能性も、なくはないのですが。。。

*4:クリスチャン・ラッセンヒロ・ヤマガタ、トーマス・マックナイトみたいな「アート」の写真版だから)
  http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081031#p4

*5:「構成」というよりも、三文ライターが多用するいわゆる「空気感」という言葉をタイトルにあてはめたほうが良かったのでは?
  『ATMOSPHERE TORANOMON TOWERS』とか。

*6:ヴォルフガング・ティルマンスホンマタカシ氏は、ラフに撮っても、おそらく悪条件下でも、
  やっぱり上手いし、きっちりと作家性のある写真を撮っています。