Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

未来を写した子どもたち

http://www.mirai-kodomo.net/


YouTube - 未来を写した子どもたち

インド・カルカッタの売春窟に生まれついた子供たち。彼らは外の世界を知らず、夢を持つことも許されない。だがある日、子供たちはカメラと出会ったことで、自分たちに無限の未来と希望があることを知る――。ニューヨークで活動する写真家、ザナ・ブリスキーが、売春婦の取材のためこの地を訪れたとき、そこで暮らす子供たちの悲惨な運命を目の当たりにし、衝撃を受ける。そして彼女は、子供たちをここから救い出したいという思いから、写真教室を開く。そこでは、インスタントカメラを使って、子供たちに写真のいろはを教えた。後に、子供たちの撮った写真は高く評価され、ニューヨークで写真展を開催するまでに。だが、子供たちを生まれ育った境遇から抜け出させることは容易ではなかった。映像作家、ロス・カウフマンがザナの活動を映像に収めたドキュメンタリー。第77 回アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品。

2008年11月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開

http://www.youtube.com/watch?v=vIv7vpM6gtw


zana briski
http://www.zanabriski.com/
ザナ・ブリスキーのウェブサイト。


◇ 売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたち - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

 3年前からブログやラジオや雑誌で何度も紹介したり、各映画会社に「配給してよ」とDVDを押し付けたりして回ってきたアカデミー長編ドキュメンタリー部門受賞作『売春窟に生まれついて』ですが、

やっと、やっと、『未来を写した子どもたち』の邦題で11月から日本公開されることになりました。

http://www.mirai-kodomo.net


こういう映画がなかなか公開されなくて、ケータイ小説映画とかアキモトコー映画とか手塚治虫黒澤明の墓泥棒みたいな百害あって一利なし映画ばかりが劇場を支配している日本の映画界現状ってなー。



もうひとつ。

『未来を写した子どもたち』とは直接、何も関係ないけどさ、ムカつくから言わせてくれ。

この映画はアカデミー賞まで獲ってるし、アメリカではDVDまで出てるのに、配給会社が決まるまで、日本の映画評論家は誰一人として話題にしなかった。

文芸評論家だったら、普通、芥川賞受賞作品には目くらい通すだろう。

あんたら、試写室でタダで見せてもらえる映画以外は観ないのか?

ホテル・ルワンダ』のときも、『ホットファズ』のときもそうだった。

配給会社が試写をやるまで、誰も見やしないのだ。英語版のDVD出てるのに。

徹底的に受身。

日本で映画評論家とか映画ライターとか称してる連中には、日本の映画会社が配給する映画をタダで試写室で観せてもらって、ちまちました感想文書いてるだけのが多すぎる。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20080920


>>>売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたち - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080921#p4