◇ ASLSP in 75 Minuten - ASLSP - John-Cage-Orgelprojekt Halberstadt
http://www.john-cage.halberstadt.de/new/index.php?seite=cdundtoene&l=d
◇ ASLSP - John-Cage-Orgelprojekt Halberstadt
http://www.john-cage.halberstadt.de/
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◇ 演奏時間の長い曲 - Wikipedia
1年以上
1.ジョン・ケージ:「オルガン2/ASLSP」 - 639年
1985年にピアノ曲「I」として作曲され、1987年にオルガン曲に編曲。80分以内でも演奏は可能(ちなみに通常演奏で20分、速くやれば数分または一分以内:4ページ)で、トロッシンゲンのオルガン奏者クリストフ・ボッセルトの演奏によりCDも発売されているが、ボッセルトがドイツのハルバーシュタットにあるオルガンが1361年に完成してからの年数をもとに正式な演奏時間を算出したところ上記のような結果が出た。実際に電気と機械のパイプによってハルバーシュタットで2001年9月5日から2640年まで、つまり現在も延々と演奏されていて、いつでも誰でも聴けるが全曲を聞くのは不可能である。2003年2月2日、2004年7月5日、2006年1月5日に新たなコードが加わり、2006年5月5日、2008年7月5日にはパイプを取り替えて音が変わった(ジョン・ケージ オルガン・プロジェクト(ドイツ語))。
2.カールハインツ・シュトックハウゼン:「336年」(仮題) - 336年
本人が半分冗談で作曲したらしく作品番号は付いていない。付点2分音符の一点トがMM=0,00000001698で演奏される。出典:シュトックハウゼン論文集
3.アルネ・ノールヘイム:電子音楽「Poly-Poly」 - 102年
4.日本万国博覧会(大阪万博)スカンジナビア館のテーマ曲。6つのテープの音素材によるループ音楽。
5.小杉武久:「革命のための音楽」 - 指定どおりに演奏すれば5年と少しかかる。しかし人体の損傷が激しいので未だに演奏されたことはない。
24時間以上
1.ラ・モンテ・ヤング :電子音楽「12日間のブルース」 - 12日
テープ作品。
2.シュトックハウゼン:オペラ「光」 - 28時間
7部作で28時間の実質演奏時間。実際は1日に1部しか出来ず、最終作の「日曜日」は3日に分けて演奏することが望ましいとスコアに記載されているので9日間。全曲演奏例はまだ無い。作曲者の80歳の誕生日にあたる2008年8月22日にドレスデンでの演奏計画があったが、財政難で頓挫した模様(1億ユーロを要すると言われていた)。
10時間以上
1.エリック・サティ:「神秘的なページ」の第2曲「ヴェクサシオン」 - 18時間
840回の繰り返し。バスの伴奏主題を省略すると14時間ぐらいで短い。20人ぐらいのピアニストで1人1時間交代で演奏する。この他オルガンやチェレスタでやる試みもある。
2.リヒャルト・ワーグナー:「ニーベルングの指環」 - 15時間
普通の演奏は1部ずつ(序夜「ラインの黄金」、第1夜「ワルキューレ」、第2夜「ジークフリート」、第3夜「神々の黄昏」)で4日間だが、実際には後半のテノールなどが毎日は歌えないので少なくとも6日はかける。シュトゥットガルトの演奏は全4部とも演出家が違って歌手も替えることができたので4日間で演奏できた。ケルンでは1日に2部ずつのダブルヘッダーで歌手を交換して全曲を2日で上演する試みも行われた。定期的に公演される楽曲としては最長とも言える。
3.フィリップ・グラス:オペラ「白いわたりがらす」 - 全5幕、12時間。
4.広島合唱団:「ねがい」(合作) - 1023番、11時間39分22秒
2002年に作曲された時は4番までしかなかったが、世界中から寄せられた新しい歌詞が追加され、どんどん長くなり続けている。上記はモクスペ(2007年11月29日放送)で錦野旦が完唱した時の所要時間。
5.シュトックハウゼン:「クラング・音」(2007年、絶筆) - 全24時間のうち21時まで完成・永眠:11時間28分。