4月号で、「スタジオ・ボイスの時代」という400号特集をしたばかりだというのに、「どこよりも早いゼロ年代ソウカツ!」をするハメになって、ご愁傷様です。
と、思っていると、表紙が故マイケル・ジャクソン。裏表紙が故忌野清志郎。ゼロ年代を総括するつもり、ぜんぜんなし(笑)。
誌面でも、24Pから18ページにもわたって、2000年より今号の発売日までに鬼籍に入ったクリエイターたちの追悼文が並ぶ。この中で、ゼロ年代に活躍したひとって、故野田凪くらいなんじゃないか?? 故赤塚不二夫を坂本龍一氏が追悼していたり、なんというか、呆れるしかなかった。総括らしい対談としては、菊地成孔氏と湯山玲子女史の「時事放談」と、宇川直宏氏・佐々木敦氏・三田格氏の鼎談。ベスト・オブ・ゼロ年代映画として、イーストウッドの『グラン・トリノ』を選んだ樋口泰人氏・北大路隆志氏・五所純子女史の鼎談も含めて、10年前に90年代の総括をしていそうなメンツだ。実際、宇川氏は、冒頭で「僕はちょうど総括対談をやっていて」と述べている。
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◇ はてなブックマーク - ゼロ年代はなかった。(スタボ的に)-Parsleyの「添え物は添え物らしく」
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>>>「イメージ」の霧の向こうで。 - 『スタジオ・ボイス』休刊について考えた2、3の事柄。 - デンシノオト
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※過去の「STUDIO VOICE」関連
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