2009.08.03
佐内くんは、はじめて会ったとき、なんて自由な心の人だろうといっぺんにファンになったが、女性というものを常に異性がらみだと勘違いしているのか、自由に生きるというのをはき違えているのか、目上の人から差し入れやメールをもらってもめったに返事をしない。なんのために事務所があるんだ、作家のそういうところがダメなところをおぎなうためにあるんじゃないのか?とだんだん思うようになり、仕事の上でも距離をおくようになった。しかし、この本における清志郎の写真の天才さでいっきょに全てを許したくなった。そうか、こうしていっきょに許されることもあるから、どんなにダメでもいいのか、とこれまた納得。まあ、それで叱ってあげずによしとしてきたまわりも悪いよな。
http://www.yoshimotobanana.com/diary/2009/08/index_3.html
佐内正史さんという人と、よしもとばななさんという人について考えさせられる
なかなか興味深い記述だと思います。
◇ よしもとばなな公式サイト[日記]
2005.11.17
佐内正史さんに写真を撮ってもらえたので、ものすごくごきげんになる。彼の書いた「シャンプーリンス」という本は私が文章に行き詰まったときの特効薬である。「なんくるない」は彼の書いた沖縄についての文章にインスパイアされている。
そして私の父はいろいろな人に写真を撮られているが、私は高橋恭司さんと佐内正史さんの写真がいちばん好きだった。ああ、私の父はこういう感じだ、と思う写真だったのだ、ふたりとも。とらえかたはそれぞれ違えど。
http://www.yoshimotobanana.com/cgi-bin/diary/diary.cgi?page=3&yy=2005&mm=11
これまた興味深い記述を発見。