Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

再録(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20091225#p5)

■美術家・大村益三さんのTwitterより
◇ 大村益三 (omuraji) on Twitter

パリの美術館が日本の障害者作品展http://bit.ly/7NgDUS 別に良いんだが、「美術作品」だけがブリュットってのも何だ。これからは「美術評論」もブリュットで良いではないか。「障害者」による美術評論。「アールブリュット」が「ピュア」なら「評論ブリュット」も「ピュア」だ。
3:38 PM Dec 23rd webで

キュレーションも、マネジメントも、そして評論も、どうして自らがブリュットの対象となり得る事を認識しないのか。
3:42 PM Dec 23rd webで

それはアンフェアじゃないのか。
3:42 PM Dec 23rd webで

Twitterもブリュットで良いんじゃないか。ブログもブリュット。mixiもブリュット。Wikipediaもブリュット。全てがブリュット。ああニーチェの「反キリスト者」を読みたくなった。
3:42 PM Dec 23rd webで

でもそういうブリュットは幾らでもあり、且つそれらをピックアップしようなどという酔狂はまだ存在しない。精々所謂「アールブリュット」辺りで茶を濁すのだろう。「アールブリュットってピュアでございますわね」「そうですわね」「オホホホホホ」。
3:45 PM Dec 23rd webで

アートに於ける未開拓「アール・ブリュット」。それは極めて資本主義の産物だ。アートには「遅れた」地域が存在しなければならない。第三世界、女、そしてブリュット。「進んだ」地域はそれを利用して利鞘を稼ぐ。そして経済は回転する。それはまた、ニーチェが批判した「教会」の在り方とも相即する。
4:23 PM Dec 23rd webで

http://twitter.com/omuraji


>>>前日のトップネタ↓に関連してのメモ
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20071109#p5


>>> アール・ブリュットアウトサイダー・アート)とブランディングオリエンタリズム
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080229#p2


>>>篠山紀信 ピュアな感性とパワーが「表現者」として自立する時(「写真ブーム」の勘違い/『egg』とHIROMIX/スケベな評論家の虚妄性/「私写真」は新しくない/プロの写真家とは何か)より
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090829#p4