芸術係数の毎月開催している勉強会のお知らせです。今回は、ニコラ・ブリオーの「関係性の美学」の序章及び第1章のまとめです。これまで参加していない人にも、内容がわかるような形で行いたいと思います。
興味のある方はinfo(at)gjks.org (※「(at)」を「@」に変更してお送りください)まで、メールでお問い合わせ下さい。
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日時:8月21日(土)13時〜
場所:千早地域文化創造館
郵便番号: 171-0044
住 所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線・副都心線 千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分http://www.toshima-mirai.jp/center/e_tihaya/index.html
参加費:300円
>>>ニコラ・ブリオー関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081201#p3
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◇ 「芸術係数」について - 芸術係数blog
2010-03-06 (土) 1:33
「芸術係数」(art coefficient)はマルセル・デュシャンの造語で、「芸術家が実現しようと意図したものと、実現したものとのあいだの相違 」を示す言葉です。デュシャンによればこの芸術係数は作品の「生のままの状態」で、それは「生気のない物質」に過ぎない。それがある価値を帯び、意味を持つためにはそこに鑑賞者の批評(鑑賞)行為が介在し、それによって作品から鑑賞者への「転移の現象」が起こらなければならないとデュシャンは言います。
「芸術係数」ではこの「転移の現象」をできるだけ多く引き起こすための触媒として、作品(テキスト)をめぐる作者と鑑賞者(読者)との対話の場を作り、現代のアートを巡る言葉を共有する機会を提供したいと考えています。
中の人:
辻憲行[NT]