司会:神保哲夫(ビデオジャーナリスト)、宮台真司(社会学者)
ゲスト:常岡浩介氏(ジャーナリスト)
今春アフガニスタン北部のクンドゥズ州で取材中に武装勢力に誘拐され、5か月間の拘束の後9月4日に解放されたジャーナリストの常岡浩介氏が6日、無事帰国した。
拘束中の生活について常岡氏は、彼を誘拐した武装勢力ヒズビ・イスラミの支配地域の民家に留め置かれ、粗食ながら毎日三度の食事は与えられ、手荒な扱いを受けることもなかったと語る。
当初、タリバンに拘束されているとの報道もあったが、常岡氏は今回彼を拘束した勢力が、武装勢力ヒズビ・イスラミの一派であることはまちがいないという。それは、拘束当初、彼ら自身がヒズビ・イスラミであることを全く隠そうとはしなかったからだ。しかし、4月18日に日本大使館と電話で話した際、常岡氏は武装勢力側から「自分はタリバンに拘束されていると言え」と命じられたという。常岡氏はその際、日本語で自分を拘束しているのがタリバンではないことは伝えたというが、それ以来、兵士たちは自分達はタリバンだと主張するようになったと言う。
今週のニュース・コメンタリー
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※過去の「マル激」関連
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