レクチャーとワークショップ
2010年11月23日(祝) 16:00
東京ドイツ文化センター
日独同時通訳付
入場無料（要事前申し込み）
問合せ：03-3584-3201
info@tokyo.goethe.org
ラスター・ノトンは14年前、カーステン・ニコライとオラフ・ベンダーが創設した実験音楽のレーベルです。二人は共に演奏し、CDやメモリーカードの形で飾り気のない簡素なパッケージにミニマルなデザインのブックレットを添えてその音楽を発表してきました。
ラスター・ノトンは、音を探索し、「楽音」を身体性とエレクトロニックの面からを理解することを重視します。電子機器を通じて生成されるサウンドは、人間の耳では聞き取れないけれども、身体的には知覚できるような周波数の音です。
そしてまたラスター・ノトンは音楽とアート、デザインの融合によっても知られています。大きなスクリーンにサウンドをヴィジュアルに投影することで、違ったレベルの音楽体験をすることができます。
ラスター・ノトンは何度も日本を訪れており、池田亮司とは Cyclo というユニットを組んでいるほか、坂本龍一をはじめとする日本の先鋭的な音楽家たちとのコラボレーションを行っています。今年、ラスター・ノトンは日本ツアーで大阪、京都、山口などを訪れ、最後に東京ドイツ文化センターにゲストとして登場します。
11月23日は東京ドイツ文化センターを会場に、アルヴァ・ノトことカーステン・ニコライ、バイトーンことオラフ・ベンダー、二人によるレクチャーを行います。映像とサウンドを交えた二人のレクチャーに続き、ICC学芸員の畠中実氏の司会によるディスカッションが行われます。その後はアーティストとの質疑応答の時間が設けられております。
主催：commmons、東京ドイツ文化センター
