しばらくの間、ご無沙汰しておりました。はじめましてのかた、はじめまして。
0歳児のベイビー、89歳のおばあちゃん、中小企業の社長さん、女子高生のギャルのかた。誰もかれも、全国津々浦々、今日まで生きのびてくださった。今日、互いに生存している。こうして出会えることに、この上ないうれしさを感じます。
大変なことが、たくさんありました。
2011年は、後世の世界史の教科書に必ず載るであろう「激動の年」でした。わたし、難病女子としては、洗濯機に放り込まれたボロイ雑巾が、さらに回転・脱水され、カピカピのボロい布きれになるような1年間でした。
2011年3月11日。東日本大震災が起こったとき。わたしは「さすがに、もうダメだ」と思いました。正直なところ、「ああ、このまま死ぬんだろうなあ」と思いました。精神的な問題ではなく、物理的に生命の危機に陥ったからです。
常時ですら「生存崖っぷち」な難病女子は、非常時には「生存はマジ先行き不透明」状態になります。
しかーし。
人類は、すごかった。ほぼミラクルとしか言いようのない偶然が、いくつも重なりました。「ほんとに、アメイジング!」なことばかりが起きて、今日、生きのびています。