Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

モデュロール - Wikipedia

ル・コルビュジエは、古代ローマウィトルウィウスレオナルド・ダ・ヴィンチの「人体図」(Vitruvian man)、レオン・バッティスタ・アルベルティの仕事などから人体における数学的な比率を見出だし、それを建造物の機能の向上のために利用した。モデュロールは、人体の寸法およびフィボナッチ数列黄金比に基づく。基本的には、人が立って片手を挙げた時の指先までの高さ(「ヨーロッパ型」の場合296cm(183cm×1.618)とされる)を黄金比で割り込んで行く、という方式である。 ル・コルビュジエモデュロールのことを「建築や、その他の機械の設計に普遍的に適用できる、人体の寸法に合わせて調和した寸法の範囲」と評している。
ル・コルビュジエは実際にモデュロールを用いて数々の設計をした。ロンシャンの礼拝堂の窓配置、ラ・トゥーレット修道院におけるブリーズ・ソレイユなどのプロポーショナル・レイアウトがその応用例として挙げられる。また、世界中の建築家にも大きな影響を与え、日本でも、丹下健三が日本版のモデュロールを作成している。

ル・コルビュジエ 『モデュロール (1.2)』 吉阪隆正訳、SD選書:鹿島出版会、初版1978年

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB
未だに読めていないという。。