Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

中国の原発でも隠蔽体質の当局が放射能漏れ事故隠していた - Ameba News [アメーバニュース]

2011年04月23日 07時00分
提供:NEWSポストセブン


 日本の大震災と原発事故は、中国・香港でも大きな関心を集めている。チャイナウォッチャーで国際教養大学教授のウィリー・ラム氏がレポートする。

 デマかもしれないと思っていても、香港人にとっては深刻にならざるを得ない事情がある。香港から約50?東方の大亜湾には大亜湾原発と嶺澳原発の計4基の原子炉が稼働しており、しばしば事故が伝えられているからだ。最近では、2010年5月以降で3件もの放射能漏れ事故が報告されているが、原発を管理している中華電力では「市民への影響はない」として、事故公表はいずれも発生から2週間以上が経過していた。

 これらの事故が明らかにされたのは、大亜湾の原発で生産された電気は香港で消費されることから、香港の会社も原発の管理に携わっており、香港政府に事実関係を報告したためだ。

 しかし、中国の原発は国有企業が管理しているため、「事故はしばしば隠蔽されている」と指摘されている。例えば、香港紙「明報」は2008年9月、「江蘇省の田湾原子力発電所で08年8月末、変圧器が爆発する事故が発生した」と伝えたが、当局は「爆発はなく、放射能漏れもない」と同紙の報道を否定した。


※SAPIO2011年5月4日・11日号

http://news.ameba.jp/20110423-13/
2010年5月以降、3回もというのは初耳。


◇ 大亜湾原子力発電所 - Wikipedia

大亜湾原子力発電所(中国語: 大亚湾核电站)は中華人民共和国広東省深圳市竜崗区の大亜湾にある原子力発電所。香港の北東に位置している。大亜湾原発はフランスのアレバ社の900MWe級3冷却環設計を基にした、発電量944MWeの加圧水型原子炉2基からなり[2]、商業運転は1号機が1993年、2号機が1994年に始まった[3]。なお、嶺澳原子力発電所が隣接している。

2010年6月16日、ラジオ・フリー・アジアは燃料管からの放射性物質の漏れ出しがあったと報じた[6]。当局は「大亜湾の2基の原子炉は安全かつ安定して機能している。放射性物質の漏れ出しは存在しない。」と述べこの報道を否定した。ラジオ・フリー・アジアは正体不明の専門家の意見として、放射性ヨウ素が漏洩したとし、さらに事故は当初政府に報告されず、しばらくの間内密にされていたと報じた。ニューヨークタイムズ発電所の債権者の中電集団によると香港と本土の両方の政府原子力安全監視者に通知し、説明したとラジオ・フリー・アジアとは異なる報道を行った。 中電集団は漏れ出しが少なく、安全性の問題として報告を必要とする国際基準を下回っていたと声明を出した。香港の放射線測定施設は空間放射線量の上昇を検出しなかった[7]。本土の報道も正常な運用条件下にあり報告を必要とする国際基準を下回っていたとする当局の状況説明を引用した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BA%9C%E6%B9%BE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80