Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

第11回写真「1_WALL」展 リクルートの2つのギャラリー - リクルートの2つのギャラリー ガーディアン・ガーデン -TOPページ-

2014年10月27日(月)〜 11月20日(木)
11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

第11回写真「1_WALL」展 ファイナリスト6名
11月5日の公開最終審査会で、吉田志穂さんがグランプリに決定しました。


吉田志穂 
Shiho Yoshida
1992年生まれ 

「Log」
そこに形を与えたいと思った。


新居上実 
Takamitsu Nii
1987年生まれ
日本写真芸術専門学校卒業 

「平面上の空間」
物体と物体の衝突が創り上げる不均衡な空間の観察。


浦部裕紀 
Hiroki Urabe
1985年生まれ
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了

「weak」
あらゆるものにつきまとう弱さ。その不安定な様相から変移を聴き取ること。


田中崇嗣 
Soushi Tanaka
1978年生まれ
広島県出身

「ILLUMINATE THE PERIOD Ⅱ」
光が機械を通過しデータが生成されるという根本的な現象
の中で身体を機械に任せてデータを切り出そうと思った。


北田瑞絵 
Mizue Kitada
1991年生まれ
バンタンデザイン研究所大阪校フォトグラフィ専攻卒業

「性アンドインスティンクトイン彼女」
女であるから苦しんで、女に救済される 
骨の髄まで染み付いてる女という存在はなに
下着を脱いで裸になったその先で 
“個人”となる彼女の顔を見たい
漂う性と女性としての本能


高橋由衣 
Yui Takahashi
1986年生まれ
東京綜合写真専門学校卒業

「CLOSET」
幼い頃よく遊んだ母のクローゼット。
再びその扉を開けることになったのは遺品整理の時であった。
母、祖母、私、それぞれのクローゼットを通して母との関係性を探っていく。

http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_wall_ph_201410/gg_wall_ph_201410.html
残念ながら見逃し。しかし、展示や審査会を見た人々からいろいろと話は伺っています。学部レベルあるいは専門2・3年レベルだから仕方ない、と言ってしまえば、それはそうなんでしょうけども、応募者も運営者も根本的なマインドが変わらない限り、何も変わっていかないのでしょう。表面的には、雑誌水準の情報やネットで仕入れた“流行”(といってもカルチャー系のもの)を数十倍希釈した手法や仕上げによって、それらしくつくられていたり、その反動としてなのかどうかわかりませんが、素朴な90年代回帰になっているのでしょうけども(実は前者は、80年代回帰であり、それよりも少しアタマを使ったものであれば60年代70年代の美術における写真の使用への回帰であったりしますが、そこには、深刻な記憶喪失または歴史性の欠如があると思われます)。