ジョン・デューイ(英語:John Dewey, 1859年10月20日 - 1952年6月1日)は、アメリカ合衆国の哲学者、教育哲学者、社会思想家。チャールズ・サンダース・パース、ウィリアム・ジェームズとならんでプラグマティズムを代表する思想家である。また米国では機能主義心理学[1]に貢献したことでも知られている。20世紀前半のアメリカ哲学者のなかでも代表的且つ進歩的な民主・民衆主義者(ポピュリスト)だった[2]。
ローティは「最も敬愛する哲学者」として評価し、「われわれをプラトンとカントの呪縛(ドグマ)から解放した[3]」と指摘したうえで、17世紀の哲学者がスコラ哲学に対して「革命」を興したように、「正確な表象」というそれまでの知識理論を拒絶した点でヴィトゲンシュタインとハイデガーに並ぶとしている[4]。またパトナムもデューイをヒーローとしている[5]。