Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

TAP Gallery VIDEO Screening #001 遠藤麻衣 金川晋吾 神谷峻輔 関真奈美 山本悠

[日時]2015年5月23日(土)20:00〜22:00 ※作品上映と出展作家による自作解説&質疑応答を開催
[出展作家]遠藤麻衣、金川晋吾、神谷峻輔、関真奈美、山本悠
[会場]TAP Gallery http://tapgallery.jp/ 〒135-0022 東京都江東区三好3-2-8
[地図]http://tapgallery.jp/map.html
[参加費]無料
[定員]15名(予約制) ※参加者が定員に達したため募集を締め切らせていただきます。誠にありがとうございます。
[予約方法]参加をご希望される方は、メールの件名を「TAP Gallery VIDEO Screening #001」とし、お名前/メールアドレス/ご予約人数を明記したメールを fknb291@gmail.com までお送りください。返信の空メールが届いたらご予約完了となります。担当:福居伸宏(TAP Gallery運営メンバー・291 workshop主宰)*1



[プログラム]
金川晋吾「father 2008.12.08」(05:00)
父親をめぐる映像−−。
失踪癖のある父を撮影し続け、写真作品として発表し続けてきた金川が、スチル・イメージではなくムービング・イメージを通して、父親と自身との関係性を描く。



▽ 遠藤麻衣「泣く女」(10:39)
ゲルニカ」の習作として描かれたとされるパブロ・ピカソの絵画「泣く女」。そのモデルであるドラ・マールという女に扮する人物が、女性の解放を泣きながら訴える。主張が激しくなるにつれ、流した涙によって顔のペインティングが剥がれていき……。



▽ 遠藤麻衣「セルフ・ドキュメンタリー」(05:56)
美味しそうな料理が並ぶ小洒落た食卓を囲みながら、“女子トーク”をする女性アーティスト2人の様子を記録した映像作品。テレビで放映されるリアルバラエティ番組のスタイルをとりながら、作家の“プライベート”が作家自身によって切り取られ、生の“私”として提示される。



▽ 関真奈美「他人の話を聞くようにして考えてみるきかい/運び屋」(03:42/11:12/03:42)
パフォーマンス作品を、3つのフッテージによって再構成した映像作品。集合Aという文章から、恣意的に選んだ単語をオブジェクトに置き換えてテーブルに並べる(映像 集合A)。オブジェクトの中にある計量器で、登場したオブジェクトの重さを測り、軽い〜重いの順番に並べ替えていく(映像 A→B)。それらを、軽い方を先頭にし、集合Aから抜き取った単語の箇所に当てはめて読み上げる(映像 集合B)。



▽ 山本悠「悠になりたかった犬(第3話)」(08:20)
出演:山本悠、多田ひと美、飯沢未央、一輪社、百頭たけし、ツトア、ベラ
監督・脚本・撮影:地主麻衣子
動物監督:藤伸行
原案:山本悠、青柳菜摘
製作・著作:「悠になりたかった犬」製作委員会
魔法で犬にされ、家出をしてしまった悠。悠がいなくなったスタジオで制作をつづける画家の未央と彫刻家のひと美は、それぞれの想いを胸に悠を捜索する。悠は人間にもどれるのか……。青柳菜摘、石田祐規、地主麻衣子、沼田友が監督を務めた全4話にわたる山本悠主演&原案ドラマから今回は第3話を上映。ピエール・ユイグ、フィリップ・パレーノらの共同制作による営みにも触発され、神保町・試聴室に於いて公開制作された作品。



▽ 神谷峻輔「アレのための装置類」(05:30)
“写真におさめたくなるような状況そのもの”を作ることを通して作品を制作してきた神谷が、回転する一辺160センチの立方体内部でのパフォーマンスを敢行した。“極端な状況”に身を投じての、自身の身体表現を記録した映像作品。







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