Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

8. ドキュメンテーション/アーカイヴ | 声なき声、いたるところにかかわりの声、そして私の声 芸術祭 公式サイト

Vol.1 歴史的記録の転用とパブリック・カンバセーションの設計
「声が聞かれる場をつくる-クリストフ・シュリンゲンジーフ作品」

Vol.2 プログラムの総合アーカイヴ製作と受講生の勉強会

今日、参加型、祝祭型の芸術機会や、多声的、複眼的に構築される作品が増えるに伴い、現代芸術の製作には市民参加による記録が求められている。また芸術関連施設が地域の歴史と文明知を集積させるアーカイヴの機能を担う事例も注目されてもいる。このようなアート・マネージメントへの新たな要請を踏まえ、本事業では異なる立場に根ざす様々な見解を集め、未来の受け手に向けて資料を整える総合的な構想力を養うことをめざし、声が聞かれる場の歴史的記録を転用する企画の観察と、本芸術祭のドキュメンテーションとアーカイヴ制作をおこなう。

Vol.1 歴史的記録の転用とパブリック・カンバセーションの設計
「声が聞かれる場をつくる——クリストフ・シュリンゲンジーフ作品」

芸術鑑賞と社会参加をオーバーラップさせ、様々な社会層の人々の参加、応答を引き出すドイツの作家の作品記録映像の上映と、地域でコモンな場づくりに携わってきたファシリテーターがそれに合わせて行うパブリック・カンバセーションを行い、声が聞かれる場はどのような条件によっているかを探る。

日時:7月20日(月・祝)、8月8日(土)、9月27日(日)

場所:アートエリアB1

上演:『友よ!友よ!友よ!』『失敗をチャンスに』『外国人よ、出ていけ!』『フリークスター3000』

パブリック・カンバセーション設計:カイ・ファン・アイケルス、本間直樹、陸奥賢 他

Vol.2 「プログラムの総合アーカイヴ製作と受講生の勉強会」

本フェスティバルの各事業に際して学習の記録を作成し、各プロジェクトで作成した記録を総合的に集積する《声フェス》アーカイヴを構築する。

日時:7月18日(土)、19日(日)他

場所:大阪大学

講師:remo [NPO法人記録と表現とメディアのための組織] 他

http://koefes.org/8-arch/


◎ 声なき声、いたるところにかかわりの声、そして私の声 芸術祭 公式サイト
http://koefes.org/