Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

Paul McCarthy(ポール・マッカーシー)

人によっては刺激が強すぎるので、見ない(知らない)ほうが良いかもしれません。*1


■World Art Report ロサンジェルスLACMA&MOCA ……市原研太郎

ポール・マッカーシー回顧展
Geffen Contemporaryで行われていたのは、ポール・マッカーシーの回顧展だった。マッカーシーは、“Heidi”で共同制作をしているマイク・ケリーよりも年長で、キャリアも長いけれども、このように大きな展覧会を開いたのは初めてである。なぜ彼が、長い間本格的な注目を浴びなかったかは、作品を見ればすぐに理解される。というのもパフォーマンスをメインにやってきた彼の作品は、猥雑かつ暴力的、さらに俗悪かつグロテスクだからである。このような作品を目の前にして、ショックや苦笑を禁じ得ないのは当然だろう。今回の展覧会を見て、活動のある時点で彼のパフォーマンスが、系譜学上の祖先といってよいウィーンのアクショニズムと袂を分ち、シリアスではなくポップに、すなわち漫画チックな仮面やヌイグルミを被って行なわれるようになったこと、そしてその結果より過激にしかし同時に親しみやすさも感じられるようになったことが判る。おそらく初期の素顔のままでのパフォーマンスを継続していたなら、精神の崩壊を免れなかったであろう。それほど鬼気迫る状態にあったのだと想像される。いずれにせよこの回顧展によって、アートを含め文化の転覆を目論む彼のエネルギッシュな作品の全貌が明らかとなった。付け加えておけば、“Spaghetti Man”(93年)は、彼の自画像と呼ぶべき作品である。

http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/artscape/war/0102/ichihara.html


■WORKS ON PAPER/Paul McCarthy ポール・マッカーシー
http://www.worksonpaper.sakura.ne.jp/publications/books/m/paul_mccarthy_1.html


■西海岸ファイン・アートとデストロイ・オール・モンスターズ椹木野衣

西海岸軍団来日!

1996年も年の暮れになって、マイク・ケリー、ポール・マッカーシー、レイモンド・ペティボンという、西海岸のファイン・アートを代表する三者の展覧会が、ここ東京で開催されている。 彼らはいずれも、ニューヨークを中心に展開されてきたファイン・アートをめぐる図式の見直しのなかから80年代になって浮上した作家なので、キャリアは長く、それぞれが70年代より独自の活動を繰り広げてきている。

極東「アングラ」シーンとの接点は?

どちらかといえばヨーロッパとの文化的連続性を強調し、理論的にも展示においてもストイックなニューヨークに対して、サブカルチャーからの影響を隠そうとせず、時に破天荒で作品としてまとまらない西海岸の動向と対比することができそうだが、実際、彼らの作品を東京で受け止めてきた向きも、ファイン・アート寄りというよりは、アンダーグラウンド・シーンとの接点においてであった。
  だからこそ言っておきたいのだが、いまさらながらファイン・アート寄りの人々が、 なにか凄い事が起こっているかのように彼らの作品やパフォーマンスにことさら注目しているのには、どこかで興ざめな思いがするのも正直なところである。
  それならばなぜ、彼らと同様の活動をそれこそ70−80年代から行なっており、今回の来日においてももっとも接点があった、大竹伸朗山塚アイ、そして秋田昌美、さらには暴力温泉芸者といった者たちの「アングラ」の活動には一瞥も加えなかったのか? いずれにしても依然として、海外で評価が定まったものに性急に飛びつく美術関係者のあたふたとした対応から見えてくるのは、永遠に中途でしかない極東モダニズムの後遺症にほかならない。
  彼らを日本に紹介するというハードルをクリアしたことにおいて最大限の評価を下した上 でこのように言うのも、以上のような事情を含めての上と、ご了解頂きたい。

http://park.org/Japan/DNP/forum/watch/Dec17_j.html#2


■ポール・マッカーシーの経歴と作品
http://www.b-sou.com/palm-McCarthy.htm


■画家たちの饗宴 : ¥ポール・マッカーシー$シニカル・パフォーマンス£
http://jaro.exblog.jp/3192907/


■Whitechapel Art Gallery, London
http://www.whitechapel.org/content.php?page_id=1929


■Paul McCarthy - new cross のきゅうり
http://cucum.blogspot.com/2005/12/paul-mccarthy.html


■Paul McCarthy HEAD SHOP/SHOP HEAD. Works 1966-2006
http://www.smak.be/tentoonstelling.php?id=376&la=nl


■- Paul McCarthy- デンマークって・・・
http://dkkaonyan.blog62.fc2.com/blog-entry-281.html#entry281


■Film & Video: Paul McCarthy - U B U W E B
http://www.ubu.com/film/mccarthy.html


■Paul McCarthy artist and art...the-artists.org
http://www.the-artists.org/ArtistView.cfm?id=8A01F9AE-BBCF-11D4-A93500D0B7069B40


MoMA.org | The Collection | Paul McCarthy. (American, born 1945)
http://www.moma.org/collection/browse_results.php?criteria=O:AD:E:7637&page_number=1&template_id=6&sort_order=1


■Paul McCarthy (United States of America, b.1945) Grand Pop 1977, Los Angeles California
http://collection.artgallery.nsw.gov.au/collection/results.do?view=detail&images=true&dept=western/contemporary&db=object&browse=western/contemporary/browse&id=27210


■Paul McCarthy - Brain Box Dream Box - Van Abbemuseum
http://www.vanabbemuseum.nl/chroot/htdocs/archief/2004/paulmccarthy_e.htm


■paul mccarthy lala land parodie paradies - haus der kunst
http://test6.contenttest.net/hdk.de/index.php?StoryID=2284


■Paul McCarthy (Contemporary Artists (Phaidon))
http://www.amazon.co.jp/dp/0714835528


■PETER PAUL CHOCOLATES
http://www.peterpaulchocolates.com/
http://www.maccarone.net/


■Santa as a sex toy? I should cacao - Times Online
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/visual_arts/article2955473.ece


■Paul McCarthy by Benjamin Weissman - BOMB Magazine
http://www.bombsite.com/issues/84/articles/2564


■MODERNA MUSEET - Paul McCarthy. Head Shop/Shop Head
http://www.modernamuseet.se/v4/templates/template1_graycolumn.asp?id=2837


■outside the ivory tower: Roman Signer, Jason Rhoades, Paul McCarthy in Flick halle Berlin
http://outsidetheivorytower.blogspot.com/2007/10/roman-signer-jason-rhoades-paul.html


■Kunst-Blog.com - „Mein Freund Jason und ich.”* | Kunst und Kritik | Kunst-Blog, Kunstblog, Artblog
http://kunst-blog.com/2007/05/mein_freund_jas.php

*1:実際に作品を見たことがなかったのですが、先日ハンブルガー・バーンホフで見てきました。
  ちょっと調べてみたところ、同姓同名の文学者とチャネラーが存在するようです。