■会 期:2008年2月21日(木)→24日(日)、28日(木)→3月1日(土)
■会 場:東京都写真美術館 地下1階映像展示室
■料 金:入場無料
★第4夜★ 2月24日(日) 開場17:30 開演18:00
「フリッカー・ナイト」(上映+トーク)
ゲスト:西村智弘
明滅する光と闇、そしてその彼方にのみ生まれ出る像。「フリッカー」とは、光や像の明滅によって生み出される視覚効果のこと。知覚への直接的な刺激を与える手段としても多用されたが、1997年のいわゆるポケモン事件以来タブー視されてもいる。今回は、フリッカーの代名詞的な作品から、隠れたフリッカー作品までを特集上映。1960年代の実験映画からその表現の歴史と背景をたどります。挑戦的で希少な機会、貴方はどこまで見つめ続けることができるか?
【上映作品】 作家名、タイトル(制作年、時間、上映媒体)、所属・配給等
■西村智弘 NISHIMURA Tomohiro
・フリッカー・パニック Flicker Panic(2000/13分/video) 作家蔵
■ペーター・クーベルカ Pater KUBELKA
・コウノトリ Adebar (1957/1分30秒/16mm)
・シュヴェカター Schwechater (1958/1分/16mm)
・アルヌルフ・ライナー Arnulf Rainer (1960/6分30秒/16mm)
所蔵:シックスパック・フィルム、ウィーン
■末岡一郎 SUEOKA Ichiro
・ペーター・クーベルカの「アルヌルフ・ライナー」のスコアによるリズとフランキーが登場するNTSCの明滅映画
A frick film in which there appear Liz and Franky in composed under the score of ARNULF RAINER by Peter Kubelka on NTSC(2000/6分30秒/video) 作家蔵
■ポール・シャリッツ Paul SHARITS
・ピース・マンダラ Peace Mandala (1967/5分/16mm)
所蔵:飯村隆彦映像研究所、東京
■松本俊夫 MATSUMOTO Toshio
・色即是空 Everyhing Visible is Empty (1975/8分/16mm)
所蔵:イメージフォーラム、東京
■牧野貴 MAKINO Takashi
・EVE(2002/3分/16mm) 作家蔵
■宇川直宏 UKAWA Naohiro
・SCANNING OF MODULATIONS condition #1 (1998・2001/5分30秒/dvd) 協力:有限会社アップリンク
・VISION△CREATION△NEWSUN (1999・2007/6分30秒/dvd) © WARNER MUSIC JAPAN INC.
■トニー・コンラッド Tony CONRAD
・フリッカー The Flicker (1965/30分/16mm)
所蔵:東京アメリカン・センター
◇ 「映像をめぐる7夜」のお知らせ - それいけ!現場犬
http://genbaken.sblo.jp/article/11195830.html
◇ 映像をめぐる7夜 - 東京都写真美術館
http://www.syabi.com/details/eizo7.html