どこかではなく、いま、ここ、目の前でおこなわれる「美術」の実践／実験（大谷能生）
音楽×ダンス（あるいは○×△）。同じ空間に異なる試行が接触する。思考が重ねる。（木村覚）
いま、もっとも刺激的でラディカルなアートを模作するパフォーマーたちをジャンルレスにセレクトし、彼らの冒険的・実験的・方法的なプレイを同じ空間で次々見る／聴くことで、ぼくたちのこれからを望見すること。安易な即席コラボは目指すところではない。コラボではなく、異なるジャンルのパフォーマンスを、別々に上演すること、しかし、同じ、ギャラリー・スペースというフラットな空間にのっけること。シリーズ化を目論んだイベントの第１弾は、ダンスと音楽とをダイレクトにコンタクトさせる。神村恵は、今年２月の単独公演「どん底」で話題になった振付家・ダンサー。今回は、魅惑的な謎を観客たちに投げかける彼女自身のソロを基本軸とした上演を予定。「室内楽コンサート」は、宇波拓、杉本拓、大蔵雅彦の作曲作品を、豪華なミュージシャンたちが三夜をかけて演奏する。「音楽」好きが「ダンス」と出会う、「ダンス」ファンが「音楽」に遭遇する。このイベントは、そうした未知のパフォーマーと未知の観客との出会いの機会であるとともに、こうした良質で大胆な出会い（衝突）の空間が、いまからはじまる未来の常識となるだろうという２人の批評家の予見を具現化する場でもある。
http://www.realtokyo.co.jp/events/view/23949
http://www.flickr.com/photos/note103/2433968411/sizes/l/
明日まで。
このイベントも観に行きたかったんですが、
先日の「楕円の誘惑」に続き、生業の都合で断念。。。
◇ 名古屋には - 大谷能生の新・朝顔観察日記
http://www.ootany.com/new-diary/352
◇ DIRECT CONTACT 詳報 - Blog： Sato Site on the Web Side
http://blog.goo.ne.jp/kmr-sato/e/b4b0a585c962c4e4046da385e30dd125
◇ 明日から - ヒバリ日誌
http://d.hatena.ne.jp/hibarimusic/20080422
