Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

最近の「新風舎」「文芸社」協力出版・共同出版・自費出版 問題 関連

悪質商法の広告を掲載している新聞社に責任はないのか? - JanJanニュース

新聞社が悪質商法を行っている業者の広告を掲載していたなら、それによって被害を拡大させることは自明です。広告掲載基準の規定はどの新聞社も定めていると考えられ、にも関らず悪質性や妥当性についての判断を避け、広告を掲載しつづける新聞社の態度は責任放棄ともとれます。


 筆者が代表を務める「共同出版自費出版の被害をなくす会」では7月20日付けで、共同出版などを行っている出版社の原稿募集広告を掲載してきた大手新聞社6社(朝日新聞毎日新聞、読売新聞、産経新聞日本経済新聞北海道新聞)に質問書を送付し、8月下旬までにすべての新聞社から回答を得ました。

http://www.news.janjan.jp/culture/0809/0809137107/1.php


◇「B型自分の説明書」メガヒットを生み出した自費出版の「闇」 - 編集者の日々の泡

とはいえ書店流通は取次がガチガチに仕切っている世界で、無名の著者の吹けば飛ぶような自費出版本など、普通の書店に大量に流通させることは、現実にはほとんど不可能だ。結果、書店流通に回すといっても、普通の書店にはほとんど流通せず、地方出版物・小規模出版物などを扱ってくれる一部の書店への配本が多いのではないだろうか。


書籍の場合、読みたい人が減り販売部数が落ちる一方で、書きたい人は増えるばかりだ。こうした状況から、この新手の自費出版中心の出版社も業績を伸ばしているのだが、こうした状況から「自分の本が書店に並ばない」と著者が問題視する事態も続発した。


たとえば典型的には、以下のような形だ。

自費出版の出版社が「原稿募集のコンクール」を開催。
著者がコンクールに応募(あるいは持ち込み)。
落選するが「素晴らしい作品です、先生」とか持ち上げて共同出版契約を勧める。
出版まで漕ぎ着けるものの、「書店への配本」がほとんどない。
苦情を言うと、「営業はするが並ぶかは約束できない」などと言われる。
著者が激怒する。

http://blog.livedoor.jp/editors_brain/archives/440380.html


◇ 出版状況クロニクル 4 (2008年7月21日〜8月25日) 小田光雄 - 論創社

10. 文芸社のベストセラーの血液型シリーズの第四弾『O型自分の説明書』初版40万部発売。現在『B型〜』は110万部、『A型〜』は65万部、『AB型〜』は55万部売れているという。
[先日スーパー内の書店で四冊が平積みになっているのを見た。まさにブログ本のような造りで、内容は本にふさわしくなく、上製のパンフレットの感がある。著者名はJamais Jamaisと表記されているが、正体は不明だ。郊外化とは均一的なジャンク化を伴って進行するというのが私見だが、本もついにここまできてしまったのかと思う。すでにリテラシーが解体されてしまったことをこれらのベストセラー化は告げているのだろう。しかし気がかりなのは何の科学的根拠もないとされる血液型が正統な規範として社会に浸透し、悪しきイデオロギーと偏見を蔓延させることである。これらの問題についてはあらためて論じたい]

http://www.ronso.co.jp/chronicle/chronicle.html
いわゆる「くおりあ」的?


JANJANの掲載記事 - 鬼蜘蛛おばさんの疑問箱

これまで私がJANJANに投稿した共同出版関係の記事です。

http://onigumo.kitaguni.tv/e681192.html
コメント欄にも動きが?

      • -


◇ ANTI-新P舎
http://blog.goo.ne.jp/chikuma162


[参考1]これまでの「新風舎」「文芸社」関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%bf%b7%c9%f7%bc%cb%a1%a1%ca%b8%b7%dd%bc%d2


[参考2]「似非」自費出版 2ちゃんねる過去ログ一覧
http://chikuma162.nomaki.jp/ese_jihi_log2.htm(←こちらが最新です)
http://www.geocities.com/chikuma162/ese_jihi_log.htm