前にも書いたが、速水健朗さんから聞いた話で「アルバムは売れないけど、夏フェスでTシャツは売れる」というのがあった。「コンテンツからコミュニケーションの時代」というやつ。非常に感銘をうけた覚えがある。シニカルに言えば、「おれはこのアーティストをリスペクトしてるんだぜ! ベスト盤しか聴いてねえけど!」みたいな。深く知る気はないけど主張はするぜ! つるもうぜ!という感じ。
だって。たしかにゲバラは「Tシャツやポスターでは有名だけど、実績や哲学は詳しく知られてない人」業界における最右翼(ゲバラだから最左翼というべきか)だと思う。とくに日本では。
http://blog.livedoor.jp/shinkimu1125/archives/51377024.html(街の中の社会主義革命家 しんいちろう茶屋BLOGさん)
山形は鉄砲町にゲバラというパチスロ店があった。たしかつぶれたと思うけど。しかし社会主義の革命家の名が、博打の店名に使われるとは。(賭博店のくせにアカいカラー)かようにゲバラの死後の歴史というのは、「単にイケメンでかっこいいから」という理由でじつに適当に扱われてきた歴史がある。これからもたぶん表層的に扱われる男ナンバー1の座を維持し続けるのかもしれない。90年代前半におけるマルコムXも似たようなもんだったけど。
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20090107
>>>『野坂昭如リターンズ』(全4巻・国書刊行会)チラシより
もう一度、大便に戻るべきではないか。
すべては大便からはじまることを、再確認した方がよくはないのか。
−−『てろてろ』
純粋に観念的な、セックスたのしむことこそ、エロチシズムの極致
−−『エロトピア』
「チェ・ゲバラのいうには、民衆の支持がなかった場合、
いかなる煽動も空しいそうや、−−」
−−『騒動師たち』
http://www.junkudo.co.jp/s-digest200302.htm
http://www.amazon.co.jp/dp/4336044511