Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

再録(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090424#p5)

■元ソニーエスパー研究室室長の佐古曜一郎氏とドクター茂木健一郎
ソニーと超能力研究 - Commutative Weblog

 ソニーの超能力研究は、1980年代後半に遡る。ソニーのディジタル・オーディオの研究者である佐古曜一郎は、以前から、超能力に強い興味をもっていた。そこで、ソニーの創業者の一人、井深大を囲む会の席で、社内で超能力の研究をやりたい、と切り出した。その論旨はこうである。21世紀は、ヒューマン・サイエンスの時代である。そこで、ヒューマン・サイエンスの新しい側面として、人間の脳を、数理的、社会的、哲学的、心理学的に研究したい。
 普通の経営者なら、このような提案を、何を馬鹿なことを言うかと一蹴するだろう。しかし、井深大は違った、良くも悪くも、というべきか。実は、井深は、東洋思想、特に、気について深い興味があった。そこで、気を研究するなら、という条件付きで、佐古に研究の開始を認めた。1991年のことである。
 佐古はそこで、社内の同志を募り、研究を始めた。社内には当然、あいつら何をやっているんだ、という反発はあったが、なにしろ、井深のお墨付きである。表立って反対はできなかった。佐古らの研究室は、ESPER研究室と呼ばれた。佐古らの研究は最初、気に関するものであった。その後、千里眼、スプーン曲げなど、超能力の常道を踏襲する。

 ソニーの超能力シンパとして他に有名なのは、天下司朗こと土井利忠である。土井は、フィリップスとともにCDを開発し、その後、ワークステーションNEWS、ロボットAIBOなどの開発も指揮する。そういう意味では、結構まとこな分野での業績もあるのだが、ソニー在職中から、講談社ブルーバックスに、「あの世の科学」という、死後の世界に言及した著書も出し、また、2004年にソニーを辞職してからは、意識の成長・進化を遂げることを援助する、ホロピック・ネットワークを主催する。
 このようなソニーの傾向が今も活きていると思うのは、ソニー中央研究所勤務で脳科学者の茂木健一郎クオリア論である。彼のマスコミ出演頻度や著書をみると、彼がまともな研究をしているようにはどうしても思えない。ただ、彼のような活動を支援する雰囲気が、ソニーにはまだ、あるのだろう。

http://commutative.world.coocan.jp/blog/2008/01/post_472.html


◇ 日本一の超能力研究所が廃止に。 - 別冊 Mail Magazine Radica

 先週、朝日新聞などの報道によって、3月末にソニー(株)ESPER研究室が廃止になっていたことが明らかになった。
 ソニーエスパー研究室は、昨年に亡くなったソニー創業者の一人、井深大ソニー最高相談役の肝いりで1991年に設立された。 相談役の死によって、エスパー研究室が廃止になったことは間違いないようだ。
 エスパー研究室は、人体科学会で「透視についての考察」という論文を発表した実績もある。 小学生の超能力者に、文字を書き記し丸めたメモを、手に持ったり耳に入れたりして、文字を当てるなどの実験を行い、どのような仕組みで行っているかはわからないが、 透視は疑いもできない事実と発表している。 その他「生体が介在しうる新しい情報伝達現象把握の試み」など、テレパシーについても研究していたらしい。
 ソニーのホームページには研究所の廃止について、一切述べられていない。 しかし 4月1日付で、研究部門を担当してきた元ソニー中央研究所取締役所長の山田敏之氏が、学校法人ソニー学園の理事に就任したことがひっそりと発表されている。

http://ninjin.net/radica/HTML/980706.html


斎藤貴男カルト資本主義』(文春文庫)

バブル崩壊以降の90年代、日本の企業社会は、寄り添うようにオカルティズムに傾斜していった。ソニーの中にあった「超能力」研究所。エネルギー保存則によってその存在を否定されたはずの「永久機関」に投資する商社。科学技術庁のオカルト研究会。一見バラバラに見えるこれらの現象はその深層海流でつながっていた。

http://www.amazon.co.jp/dp/4167443023
マル激トーク・オン・ディマンド(http://www.videonews.com/)で現在の状況を再検証してほしいネタのひとつです。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%a5%de%a5%eb%b7%e3


◇ おしえて!HOME'Sくん エスパー研究室って何ですか?

佐古曜一郎という本も書いている先生に君には能力があると誘われています。ソニーにはエスパーを研究するエスパー研究室があるから、君もきなさいと言うのですが。。。

http://oshiete.homes.jp/qa2257761.html


◇ カルト無政府主義!(別冊宝島334『トンデモさんの大逆襲!』)
http://www.asyura.com/sora/bd12/msg/734.html


>>>森達也『職業欄はエスパー』
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080809#p11
※佐古曜一郎氏も一瞬登場。


■企業や政府機関が取り組むオカルト研究(小学館SAPIO」96年12月に掲載) - オカルト研究

 つい最近の話だが、「ソニーが超能力の研究をしている」とすいぶん話題になった。91年11月に設けられた『ESPER研究室』は、現実に今も社内に存在し(現注:井深氏の死後、閉鎖されてました)、「超感覚知覚」の実証と解明に取り組んでいる。
 そこではどんな研究がされているのか。95年5月、96年5月の「人体科学会」で発表された研究論文と、研究室長・佐古曜一郎氏の著書『ソニー「未知情報」への挑戦』の記述によると、功能者(いわゆる超能力者)と一般の人を集め、「2つのフィルムケースを用意し、片方には白金を入れ、手を触れずに判別する実験」や「目隠しした状態で手かざしや触感で色を判別する実験」、「気功師が気を照射した水を判別する実験」などの内容で、その実験結果については、本当に厳密にトリックを排除して行われたとしたら「超能力は存在する」としか言えないものばかりである。
 ソニーは、この結果を公表することで超常現象研究に市民権を得させ、同調する企業が出てくることを狙っていたように見える。しかし、実際にはずいぶん中傷を受けたあげくに、同調する企業も出てこなかった。

http://www.ne.jp/asahi/third/shimizu/contents/sapi2.html


◇ 色に対する生体特異感知 - CiNii - NII論文情報ナビゲータ

色に対する生体特異感知
The Existence of Extraordinary Bio-perception of Color
佐古 曜一郎
SAKO Yoichiro
ソニー株式会社ESPER研究室
ESPER Laboratory, Sony Corporation
小野 朋子
ONO Tomoko
ソニー株式会社ESPER研究室
ESPER Laboratory, Sony Corporation

http://ci.nii.ac.jp/naid/110001091629/
Journal of International Society of Life Information Science 14(2) pp.196-200 19960901 国際生命情報科学


◇ 色の視覚外認識 - CiNii - NII論文情報ナビゲータ

色の視覚外認識
Non-visual Color Recognition
佐古 曜一郎
SAKO Yoichiro
ソニー株式会社 ESPER研究室
ESPER Laboratory, Sony Corporation
小野 朋子
ONO Tomoko
ソニー株式会社 ESPER研究室
ESPER Laboratory, Sony Corporation

http://ci.nii.ac.jp/naid/110001091642/
Journal of International Society of Life Information Science 15(1) pp.36-59 19970301 国際生命情報科学


◇ ISLIS homepage(J) 国際生命情報科学会 (ISLIS) のホームページへようこそ

本会は生体機能、脳生理学、精神活動、東洋医学、伝統医学、代替・統合医療、生体放射、気、気功、精神集中、潜在能力、感覚外認識、精神的物理現象などの実証的解明を行い、21世紀の科学、技術の新しいパラダイムを切り開き、人類の平和な文化と福祉に寄与することを目的とした純粋な学会です。
約10ヶ国に会員と8ヶ国に情報センターを有しています。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/islis/sjis/islis.htm
放射線医学総合研究所の山本幹男教授らによって設立された気や変則的認知(実験超心理学)の研究学会、
国際生命情報科学会のウェブサイト(日本語トップページ)。
国立情報学研究所 学協会情報発信サービス(http://wwwsoc.nii.ac.jp/)との関係は???