Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

ドクター茂木健一郎 関連メモ

◇ 博打と求人広告(重要) - PELISSE 速報閲覧ページ

 うち一人は有名ミュージシャンで、40万円の大口です。彼はクオリア理論と自分の作曲を結びつけようと必死に成っている、涙ぐましいまでのウブな中年男性ですが、彼のみならず、クオリアを生きる糧にし、「茂木さんは<長考>しているだけだ。いつかちゃんと反論するに決まっている。だって、茂木さんは、凄い人なのだから」と、真剣に思っている人々(因に博打の相手は総てワタシの知人です。因みに、彼等は金を払う時におしなべて「返事しないって、それってそんなに悪い事かな。茂木さんの業績とは関係ないよね」と言っており、何かあったらもっと毟れると確信しました・笑)に対する茂木さんの罪は、現金換算は難しいとしても、間違いなく70万円どころではないと思います。

 ワタシがもう少々悪人で口がうまかったら7000万はいけていたでしょう。クオリアを信ずるおもしろい人々でなくとも「いくらなんでも、とうとう最後まで返事しないでチャンチャン。ってのは無えだろう。いくらモギケンだからってさ。あり得ないんじゃない?リスクありすぎだよ」といった、至極真っ当な人々からは、数万しか巻き上げておりません。

 この話題も最早旧聞になるでしょうし、ビギナー樣方には何の事やら解らないでしょうから、過去ログとともに改めて強調しておきますが


http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=070804023322


http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=070806172329


 これこの通り、ワタシはいきなり最初から博打を始めたのではありません。最初は斉藤先生に「先生、あんなにギュウギュウに追いつめたらモギケンが返事出来ませんよ。あれは野暮ったいです」と公開で進言申し上げたのです。そしたらモギケン信者のみなさんキレるキレる(笑)。「だって絶対あんな、返答出来るわけないよ。チェックメイトしちゃってんだから。斉藤先生やりすぎよ。秒殺でしょあれは。公開討論であれやっちゃダメでしょう」と何度言ってもとにかくキレるキレる(笑)なので、「しっつけえな〜。じゃあ賭ける?俺は<最後まで返事無しで逃げる>に持ちうる金を全部張るけど、アンタたち乗れるわけ?ねえ乗れるの?モギケンが一度でも返事さえすればあんたら勝てる訳よ」と言ったら、乗る乗る(笑)。という流れであります。

http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=090504042922


>>>「斎藤環×茂木健一郎 往復書簡」は、その後どうなったんでしょうか?

☆ 脳ミュージック、脳ライフ - PELISSE 速報閲覧ページ

茂木先生の次の対談集に、対談相手の一人として登場している身としまして余計なコメントさせて頂きますが、先生もう、勝ちは決まってるんすから、(小声で)コレやっちゃダメです。引きこもりがご専門でしょう。茂木先生がコレで引きこもっちゃったらどうするおつもりですか(笑)。

銀座アップルストアでの、3時間に及ぶ対談からの一部を掲載した物ですが、これはもう言うまでもなく華麗なる茂木ワークス。ワタシが脳学に対して、慇懃な口調でボロカスやってる所は爽やかなまでの全カット(笑)っていうか、ワタシのヤバ面白い部分は奇麗に丸刈り全カット(笑)。結局「何となく新しく面白そうな(その実、ずいぶん古く、ほとんど面白くない)価値観を、何にも知らない一般人にプレゼンテーション」という皆さんご存知のアレだったのですが、これにワタシがちょちょいと捏造を加え、ちょいとばかし面白くして掲載されます。

茂木先生と何かすんのに、お手盛り*1以外何しようってんですか(「だから、公開の往復書簡をしようと思ったのだ」と仰ると思いますが・笑)、あーんなおっかない手紙書いて、ぎゅうぎゅう追いつめて、万が一潰しちゃったとしても、「よくやった精神分析。偉いぞ」なんて誰も思っちゃくれないですよ。


 精神分析が、人の急所を遠慮会釈無く狙っては相手を平然とぶっ壊しちゃう、ローランド・ボックみたいな奴だとでも思われたらどうすんですか、コッチは宗旨替えしないといけない。人気商売ですからね。まさか「読んでいる人々はそんなバカではない」等とおっしゃらないでしょうなあ。民衆というのはよろしいですか先生、クオリア信じる人々の事ですぞ(笑)。ワタシの東大の生徒にも居ましたよ。ちょこざいなバカが寄り目んなって近づいて来て「あー菊地先生。ブルースとクオリアには、あーどんな関係があると思いますか?」って言いやがったんで、一言「ノー(脳)!」って言ってやりましたとも(笑)。


 ワタシはオンステージ主義の芸人ですから、茂木先生と聴衆の目の前で直接言いました。「エスパー研とどう違うんですか?」とか「ソニークオリア視聴しましたけど、あれやっぱお高いのは金属の部分ですかね?」とか「茂木さん椎名誠に似てると思うんだけどこれもクオリアですか。こう、この、質感の」とか。頑張った訳ですよ我ながら。


 だーがしかし、答えは無芸大食。「全然違うよ(憮然)」一本槍で(笑)、しかも掲載時全カットですよ(笑)。

http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=070804023322

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070805#p2


◇ その三/菊地成孔×茂木健一郎 対談 - Plants Room
http://skdob.exblog.jp/4547797/


◇『芸術脳』 芸術は、苦悩か、快楽か、爆発か - sunday people

1ヶ月ぐらい前に読んだ本が、床に放ってあったので、奥のほうに片付ける前にログを残してみる。
この本は、フリーペーパー『dictionary』に掲載されていた、茂木健一郎氏と10人のクリエイターとの対話集で、この10人というのがエライ豪華なわけ。dictionaryとこの10人ってだけで買いでしょ、とある意味不用意に購入したものだ。

佐藤雅彦内藤礼、小野塚秋良、いとうせいこう松任谷由実ヒロ杉山リトル・ブリテン菊地成孔天野祐吉リリー・フランキーと、茂木氏の対話。

結果から言うと、禿しく金と時間返せこのエセ農学者脳科学者!、と全米が感涙むせび泣く結果に。

一見噛み合っているように見えなくないが、どうしても噛み合ってるようには見えない、というか聞こえない。
ゲストはその道のプロでしかも地球外惑星出身の方々なので、ゴーイングマイウェイなトークを展開するのは当然といえば当然なのだが、茂木氏はそれを徹頭徹尾ヨイショする話の展開。ゲストが何を話しても、「それはおもしろい!脳の構造からいうと云々・・・」が延々と続くこのスパイラルは、きっとイージューライダーのオマージュであると心に戒めないと、途中でこのゲームを降りたくなる。傍から見ても特に目から刺身が落ちるわけでもない自らの薀蓄により、一人でオーガズムに達してくエセ脳科学者の様式美を、遠くから俯瞰してニヤニヤしたい方には必見の一冊であることは間違いない。

こういう本は地獄の業火に焼かれるのもいいかもしれない、と久しぶりに脳がプスプスと異常に活性化し稀有なシナプス体験だったなあ、と1ヵ月後のイマになって思い返した。

http://d.hatena.ne.jp/shuntastic/20071107/p1


茂木健一郎と音楽 - liber studiorum
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-e612.html


◇ 「脳力アップ」に要注意 - 日経ビジネス Associe(アソシエ)

“脳ブーム”が続いている。書店には脳関係の書籍を集めたコーナーが設置され、脳を鍛えてスキルアップを図れるとうたうゲームや教育教材、セミナーなどが人気を集めている。だが、そうした「脳力アップ」をうたう本や商品の中には、実証データに反する迷信や、極端な誇張、根拠の薄い俗説が少なくない。脳力アップグッズを手に取る前に、一度立ち止まり、貴重な時間とカネを投じるに値するか慎重に吟味した方がいい。


 実は脳ブームは日本に限らない。そして、脳に関する迷信や根拠に乏しい言説も世界に共通する。心ある専門家たちはそれを「neuromyth(神経神話)」と呼んでいる。

 世界中の脳精神科学者や教育学者が新たな知見を持ち寄り、脳の学習機能を論じた経済協力開発機構OECD)の報告書『Understanding the Brain: The Birth of a Learning Science』は、脳科学の発展が教育分野で新たな成果を得られる可能性を述べつつも、「神経神話を一掃する」と題して1つの章を割き、この問題を詳しく取り上げている。

神話1 右脳と左脳は異なる働きを担う。どちらが優位かで人は“右脳型”と“左脳型”に分かれる。
神話2 私たちの脳は全体の10〜20%程度しか使っていない
神話3 語学や楽器演奏など、学習には適切な時期があり、それを逃してはいけない
神話4 睡眠学習は効果がある
神話5 記憶力は改善できる
神話6 女性の脳と男性の脳は大きく異なる
神話7 生後3歳までに、脳の基礎的な能力はほぼ決まってしまう

http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090203/184799/


◇ 天才打者・イチローの秘密は、優れた前頭葉髄膜。 - livedoor スポーツ

 天才打者・イチローの秘密は、“優れた前頭葉髄膜”? シアトルの地元紙「シアトル・タイムズ」紙の電子版は19日付で、「イチローの秘密を指摘する試みは長年に渡って数え切れないほど行われてきたが、茂木健一郎医師は、それらの説明全てを打ち負かすかもしれない」と報じられた記事の中で、茂木医師は、イチローが「素晴らしい前頭葉前部髄膜」を持っているからだと自信を持って語っているもの。

http://news.livedoor.com/article/detail/3562208/


YouTube - イチロー茂木健一郎の本音を突いていきました
http://www.youtube.com/watch?v=rRAw1R3Mkco
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090421#p5


◇ 研究者の作法 - 瀬名NEWS

まず読者の多くは、作者のアイデアの独創性など重視しない。多くの人は、面白ければいい、という人間らしい気持ちに忠実である。いや、アイデアの独創性を重視する読者もいるはずだが、重視しない読者の声に掻き消されて、出版社には無視されてしまう。
自分をうまく欺ける人の方が成功する。茂木健一郎さんをここで引き合いに出すのはいいかどうかわからないが、「クオリア」「アハ体験」「1回性の人生」などは、別に茂木さんがつくった言葉ではないし、茂木さんが初めて言い出したことでもない。でもあたかもそれらを自分で考えたかのように語ることで、茂木さんはポピュラリティを獲得した。読者は作家が自分の言葉で語っていると思い込みたいものなのだ。誰かの引用など読みたくないわけである。茂木さん自身はこのことについて何のコメントもしていない。だから少なくとも科学者としてウソはついていない。さて、茂木さんは自分を欺いているかどうか? それはわからないが、茂木さんはペルソナを使い分けていると思う。そして少なくとも一部の読者を誤解させているとは思う。
私はある時期から小説の巻末に参考文献一覧をつけるのをやめたが、これは読者や評論家から強い批判があったためだ。「文献一覧を載せなければ裁判で負けるほど、この本は他の著書からぱくっているに違いない」と邪推されるのである。研究において誠実であることを示す行為は、他の社会にとっては悪事を覆い隠す兆候とみなされる。
そして、まごころをこめない本のほうが売れてしまう現実がある。自分で原稿を書くのではなく、適当に編集者の前でしゃべり、それを文章に起こしてもらう。そういうタイプの本のほうが売れる。科学者も、このようなつくりの本を受け容れてしまう。

http://news.senahideaki.com/article/39094472.html


はてなブックマーク - 2008年10月20日放送の『あいのり』での茂木健一郎さんの発言 - spiklenci-slastiの日記
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/spiklenci-slasti/20081227/1230322513


茂木健一郎の何が問題か?〜不毛なあいのり発言を科学で斬る! - blupyの日記

以下、

spiklenci-slastiさんの起こしを元に以下思うところを。

大半は科学の話以前だが、一応傾向をまとめたいと思う。

http://d.hatena.ne.jp/spiklenci-slasti/20081227/

結論を先にしめすと

1)脳科学的に微妙な仮説をさも定説であるかのように話す。(半球の優位や性差)

2)脳科学的に証明がない思いつきを定説であるかのように話す。(右脳バランスと現実、狩人時代と脳、不安と脳)

3)一般論に「脳」という単語をつけてあたかも脳科学的に支持されているように話す。(不安と脳)

4)論理の飛躍や定義不明なメタファー、用語を使っていてよく考えると何言ってるかわからない。(右脳バランスと現実、「左脳の暴走」、「負のスパイラル」、「感情の脳」)

脳の話がなきゃまあどこぞのスクールカウンセラーが言ってそうな台詞だが。

とりあえず何でも頭に「脳が」ってつければ何かscientificなことをいったとでも思っているのだろうか。

以下「暴走脳」大理論に基づいた諸付箋が続くが、同じこと。

以上ここからわかる問題点を洗い出してみると

1)脳科学的に微妙な仮説をさも定説であるかのように話す。(半球の優位や性差)

2)脳科学的に証明がない思いつきを定説であるかのように話す。(右脳バランスと現実、狩人時代と脳、不安と脳)

3)一般論に「脳」という単語をつけてあたかも脳科学的に支持されているように話す。(不安と脳)

4)論理の飛躍や定義不明なメタファー、用語を使っていてよく考えると何言ってるかわからない。(右脳バランスと現実、「左脳の暴走」、「負のスパイラル」、「感情の脳」)

 こう整理すると実際脳について知らないとわからないのは1)だけで、あとは普通にきいて変だとわかるレベル。

spiklenci-slastiさんによれば、当の本人は、「科学的でない」ことは認めてるらしいですが、これをきいて科学的に話してないように感じる人はどれくらいいるでしょうか。そのことがわからないほど本人は頭が悪くはないと信じますが。

脳科学ではなく、生命哲学とかっていういいわけも結局4)定義不明な用語を使って意味がわからない に入ってしまう。

http://d.hatena.ne.jp/blupy/20090109/p1


高橋悠治茂木健一郎:公開トーク『他者の痛みを感じられるか』 - ブロードバンドテレビ/投稿動画配信のBB-Local.tv
http://www.bb-local.tv/etc/20051217_talk.html
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090423#p2 ※※http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090422#p2


YouTube - 茂木健一郎×白洲信哉×千宗屋
http://www.youtube.com/watch?v=rEvEAYnxfG4
http://www.youtube.com/watch?v=YRs6Hk8NQig
http://www.youtube.com/watch?v=09S16xMrloI
焼き物歴2年、官休庵にたった1回行っただけで「千利休はわかった」と発言できてしまうドクター茂木健一郎
白洲信哉氏にツッコまれるドクター茂木健一郎に注目。*2


Wikipedia茂木健一郎がしたこと(1)〜(4) - liber studiorum
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/421-2112.html
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/wikipedia2-f6fd.html
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/wikipedia3-2e80.html
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/wikipedia4-d108.html
あらららら、、、


茂木健一郎アミス企画とは?::loc8r
http://loc8r.jp/event/kenmogi.html


茂木健一郎アミス事務局 (kenmogi_loc8r) on Twitter
http://twitter.com/kenmogi_loc8r


茂木健一郎はすでにトンデモ科学者化している! - さて次の企画は
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20080206/1202296932


YouTube - 応用哲学会:茂木健一郎
http://www.youtube.com/watch?v=WWc56WxbWjQ
http://www.youtube.com/watch?v=HiAVPrpqYvw


YouTube - 暴走する脳科学河野哲也教授
http://www.youtube.com/watch?v=73AkJ0E-0TU


>>>マル激トーク・オン・ディマンド 第411回(2009年02月21日)「脳ブームは危険がいっぱい」
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090223#p8


◇ 「作家・佐藤賢一さん、茂木健一郎さん対談 今の日本は革命前夜の仏にそっくり」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/216267/


◇ 革命前夜 - Chromeplated Rat:So-net blog
http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2009-01-28


ニセ科学野 - Chromeplated Rat:So-net blog

Rauru Blogのultravioletさんの記事、ニセ科学を信じる脳の部位を読んだ。
腹の皮がよじれた。

http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2008-06-26


茂木健一郎 - liber studiorum
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/cat14888603/index.html


慶應MCC夕学セレクション 茂木 健一郎 「脳と創造性」 - 日本音声保存

1.なぜ現在「脳ブーム」なのか?
2.欲望を操作する「偶有性」と創造のための「記憶力」
3.創造性の方程式
4.ドーパミンアディクションの関係
5.「行動経済学」から「神経経済学」へ
6.子供の成長、愛着の関係
7.即興演奏と会話。セレンディピティ

収録:2006年4月14日 
慶應丸の内シティキャンパス定例講演会『夕学五十講』

http://www.onsei.co.jp/goods-details/?itemcode=ANOC10004


※過去の「ドクター茂木健一郎」関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%cc%d0%cc%da%b7%f2%b0%ec%cf%ba

*1:て‐もり【手盛り】
  (1) 自分で自分の食物を食器に盛ること。好色一代男「椎の葉に粟のめしを──に」
  (2) (多く「お──」の形で) 自分勝手に私利をはかること。「お──予算」
  →──を食う 人の計略にかかる。一杯くう。浄、夏祭浪花鑑「手盛りを食ふて伝八が外からしやんと閉めくくり」
  [『広辞苑第五版』より]

*2:福田和也さん&坪内祐三さんによると、白洲信哉氏もいわくつきの人物だという話ではあるんですが。。。