Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

再録(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20051229#p5 http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070424#p2)+α

■田村俊介くんの日記(2005年9月のメモより)
田村俊介くんの2005-09-09の日記「デジタルカメラの登場はもはや過去であることを知る以前に、もはやデ」。
http://d.hatena.ne.jp/shunsuketamura/20050909

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そもそも、印刷所が80年代から
ドラムスキャナと画像処理システムを使っている以上、
私たちがふだん目にする写真(印刷物)のほとんどは
とっくの昔にデジタル写真なんじゃないのかな。。。


「デジタル/ケミカル」なんて言っている人のほとんどは、
それを自分のウリにしたいだけなんじゃないのかな。。。


と、穿った見方をしてみる土曜日の午後。




■“デジタル・テクノロジーはひょっとしたら
たんなる歴史の一段階にすぎないのではないか──このように問うことは僕にとってとても重要
だと思われるし、少しも憂鬱になる話ではないんだ。むしろそれは希望であって、それというの
も、仮にデジタル・テクノロジーが現在本当に卵の黄身[=最善策]だということにでもなれば、
世界の歴史は何らかの意味で終わりにきており、終わりが見えることになってしまうからね。ひ
ょっとしたら、中国人がこれからの150年間にアメリカ人よりももっと優れたコンピューター・
システムを開発するかもしれないし、それによってアメリカ帝国を──まだそんなものが存在す
るとしての話だが──転覆させるかもしれない。でも支配者の名前が多少変わるだけで、構造は
もはや変化しないことになるんだ。”(フリードリッヒ・キットラー
フリードリヒ・キットラー×シュテファン・バンツ『キットラー対話 ルフトブリュッケ広場』より
※原著は1996年発刊
http://www.bk1.co.jp/product/1711959
http://www.amazon.co.jp/dp/4883030628




>>>軽佻浮薄(↑は↓です)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060806#p4


>>>Saisさんの鑑賞記録「ポスト・デジグラフィ」展
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060915#p5


>>>「デジタルだからどうこうっていう時代じゃもうないからね」(某美術館キュレーター談)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080426#p7


http://d.hatena.ne.jp/n-291/comment?date=20060807#c