被爆地長崎出身ということで、いろんな活動をやってきたけど、この「ピカッ」には、実は共感するものがあった。私は常々、(私を含む)平和ぼけの日本人には、原爆を「ネタ」にした表現でアプローチしないと、その風化した過去に興味を持ってもらうことは難しいのでははないかと考えていた。
しかしながら実際のところ、私が被爆三世でありながら、彼らの行動に共感してしまったのは、「なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか」で椹木さんが言っていたように、私たちは敗戦国でありながらも、アメリカに守られながら高度経済成長を経て、戦勝国のメンタリティでもって平和を謳歌しているからなんだと気づかされた。あまりに想像を絶していて、真面目に想像することを拒否してしまうほどの恐怖を、そしてそれを受けたがために一生背負っていかなくてはならなくなった苦しみを、共感できるものに落とし込むことはわたしたちには不可能。それは原爆資料館に行き、その資料に目を通し、被爆者の方の話を聞くのが一番だと思った。
http://d.hatena.ne.jp/toriss/20090502#p4
鳥巣智行さん(http://ttppp.com/)のはてなダイアリーより。
◇ 鳥巣さんが「反戦」の願い込め写真展 米で撮影の110枚 - 原爆・平和関連記事2003/04/02 - 長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2003/kiji/04/0201.html
http://www.nagasaki-np.co.jp/
◇ 被爆地の思い抱いて =高校生1万人署名から= - 長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kikaku/omoi/01.html
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kikaku/omoi/02.html
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kikaku/omoi/03.html
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kikaku/omoi/04.html
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kikaku/omoi/05.html
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kikaku/omoi/06.html
◇ 2001年 原爆・平和連載企画 - NAGASAKI PEACE SITE2001 - 長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kikaku/index.html
◇ 長崎新聞:NAGASAKI PEACE SITE
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/index.html