映画の存在論(仮) 視覚文化叢書1
長谷正人
A5判 予価4,000円+税
2009年10月下旬書店発売予定
誕生から現在まで私たちを魅了し続けている映画。しかし、映画はもはや単にスペクタクルな娯楽としてだらしなく消費されて閉塞状況にある。その現状を打破するために、リュミエール映画に触覚的経験を、山中貞雄にテクノロジーのリズムを、D・W・グリフィスにフィクションの力を、小津安二郎に時間的想像力を見出すことで、映画に伏在する革命的な可能性を解放する。
- -
写真のアルケオロジー――欲望・懐胎・歴史 視覚文化叢書2
ジェフリー・バッチェン 前川修/佐藤守弘/岩城覚久訳
A5判 予価5,000円+税
2009年10月下旬書店発売予定
私たちにとってありふれたメディアである写真。その写真の位相を捕捉するために、ジャック・デリダの脱構築とミシェル・フーコーの考古学を縦横無尽に駆使しながら、これまでに編まれた写真論を腑分けする。写真の発明以前の言説を精査し、そこに孕まれた亀裂や矛盾から、写真というメディアに憑依する多様な欲望の様を浮き彫りにする。
http://www.seikyusha.co.jp/kinkan/index.html
>>>映像のオントロギー(全40回) by 長谷正人 [15]「イディオ・サバン」あるいは「具体の視線」 - Internet Photo Magazine Japan
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20090113#p5
◇ Geoffrey Batchen 'Burning with Desire: The Conception of Photography' (The MIT Press)
http://www.amazon.co.jp/Burning-Desire-Photography-Geoffrey-Batchen/dp/0262522594
『写真のアルケオロジー――欲望・懐胎・歴史』の原著。
◇ ウチアゲ - 蒼猴軒日録
最近ほぼ毎週末行っていた翻訳の読み合わせも今日で一段落という訳で、ウチで今日は(今日も)ウチアゲ。盛り上がる横で猫も啼いている。にゃあ。
http://d.hatena.ne.jp/morohiro_s/20090801
※過去のジェフリー・バッチェン関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%a5%b8%a5%a7%a5%d5%a5%ea%a1%bc%a1%a6%a5%d0%a5%c3%a5%c1%a5%a7%a5%f3