◇ ブログ情報 - gesubanchoの日記
「ゲス番長」(荒木真)
「雑巾王子」(おなじく荒木真(大衆酒場よっちゃん))
「ギターの牧師」(デヴィド・トゥープ)
「コンセプト先生」(ラドゥ・マルファッティ)
「シェルシを弾くジム・ホール」(キース・ロウ)
「フェルドマンを弾くベイリー」(ドナルド・ミラー)
「いやらしい人ね!」(某ミュージシャンの奥さん)
「飛行機で隣の座席に座っているテロリストかもしれない人」(別の奥さん)
「歩く抽象」(N氏)
「猫」(中村としまる)
「悪魔くん」(飯田克明)
「深遠かただの茶番か、どっちもありえる」(あるCDレヴュー)
「0点」(音楽雑誌におけるあるCDの評価)
「ホームレスの方ですか?大変でしょう今の季節は?」(交番のお巡り)
「ここで何してるんですか?待ち合わせですか?」「いえ、ただ立ってるだけです」(別の交番の前での対話)
「君の歩き方には目的がない」(さらに別のお巡りの尋問)
「お兄さんみたいなモダンな人はじめて!」(ある立ち飲み屋のママ)
「少しはお客さんのことを考えて下さい」(コンサートの企画者)
「ブレッソンの映画みたいな音楽」(お客さん)
「あなたの音楽を聞いて、私はパンクをやめた」(アメリカからのファンレター)
「雨漏りのする監獄にいるみたいだった」(共演した即興演奏家の苦言)
「いや〜よかったです!と言いたいところですが、さっぱり分かりませんでした」(お客さんによるコンサートの感想)
「ロウアー・ケース・インプロの放蕩息子」(THE WIREによるライブの宣伝文句)
「数学のエッセイで、音楽ではない」(principia sugimaticaにたいするイチャモン)
「杉本拓の音楽は、物理学でいうところの物理モデルに類似している。」(鈴木學)
「低空飛行」(これまでの人生を振り返り)
http://d.hatena.ne.jp/gesubancho/about
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>>>杉本拓 CD『Live in Australia』ライナーノート(2004年7月)
「音は正直だ」とか「自己超越としての表現」とか「聴覚を研ぎ澄ます」、「空間的」だのの実際は何を言っているか分からない「言葉」の一群があって、これらはある種の音楽と対応しています。すべてではありませんが、「即興演奏」──以下、私の扱う問題は即興とその周辺に関してのものです──と言われるものの多くは特に、これら「何を言っているか分からない言葉達」との格闘から逃れることが困難になっています。これらの「言葉」の示す特徴が即興界の微妙なジャンルを規定しているわけです。だからどんなことをやっても、結局そういうものになってしまう。言葉や言語から「音」を引き離す、実はこれ結構難しいんです。完全にそれをおこなうことは多分不可能でしょう。ならば、言葉や言語化を戸惑わせたり、ためらわせたり、つまずかせたり、突き放したり、つまりお互いがリッチになるような関係、そういうのを発見すべきなのかもしれません。
http://www.japanimprov.com/indies/imj/liveinaustralia/notes-j.html
◇ 大友良英のJAMJAM日記別冊 連載「聴く」第12回
http://www.japanimprov.com/yotomo/yotomoj/diary/diary-kiku13.html
◇ 沈黙の哲学について 2005年11月29日 杉本拓
http://www.japanimprov.com/tsugimoto/tsugimotoj/essay3.html
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070728#p6
>>>それは「〜に過ぎない」のか――吉村光弘『「ONKYO」と「OTOMO YOSHIHIDE」』 - やぶいぬ日記
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20070722/p1
◇ ユリイカ増刊『大友良英』 - やぶいぬ日記
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20070720/p1
ユリイカ増刊に言及しているサイトのリンク集。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070723#p11
>>>1年前
◇ レビュー 5/14 天狗と狐の野外音楽会 vol.1 - やぶいぬ日記
あ、その前にちょっと脱線するけど、もう「沈黙=ジョン・ケージ」つう紋切り型の物言いは止めたほうがいいのではないかと思う。「音楽における沈黙といえばケージ“4分33秒”が有名だが....」みたいな書き出しをするのはどうよ、と。
以前、図書館で俳句の雑誌や本を読んでいたら、初心者と講師陣のQ&Aみたいなコーナーがあって:
「Q: この間俳句誌を読んでおりましたら、まるでピカソの絵のような句を拝見いたしました。このような句を鑑賞するにはどのようにしたらよろしいでしょう(74歳・男)」
みたいな質問があってのけぞった。いわゆる自由律や前衛風の句を指しての質問だと思うのだが、「ピカソの絵みたいな」という形容が通用する世界がまだあることに驚いた。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070728#p8
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◇ ライヴ情報 - gesubanchoの日記
私は今これを書く合間に、目の前の白い壁を見つめているが、その壁はただの壁であることをやめて様々なイメージに侵食されていく。ラウシェンバーグのホワイト・ペインティング、ピエロ・マンゾーニの白い絵画、色は違うがイヴ・クライン、影のあるところはマーク・ロスコー。様々なアート作品の幻影(と歴史)がこの壁につきまとう。ここから視覚の対象としてのただの壁をとりだすことは極めて困難だ。視覚は脳と関係していて、脳は文化と関係している。美術の本質は物体ではない。そういう還元は本来不可能である。音楽にも同じことが言える。音楽とは音をどう聴くか /どうとらえるかで決まる。音楽は音ではなく、それを判断する際の言語である。言語なんだから、自由な聴き方などというのはありえない。ある決まりに従って聴くしかない。感覚ですら大抵の場合は言語の支配下にあると思う(これが一番貧しい言語を生み出しているのではないのか)。では、どうすればいいのか?別にどうも出来ない。そういうものだから。むしろ、それを自覚して、徹底的に言語に従わせ、イメージの複雑化をはかる。そうやって特定のイメージの奴隷にはならないように仕向ける。簡単には出来ないだろうが。単純な言語だけで判断されるのはもったいない。そもそも言語とはもっと複雑なものである。感覚にも別のものがあるはずである。音を還元させよう、というのは言語を還元させようというのと同じなのではないか?
http://d.hatena.ne.jp/gesubancho/20090113/1231848472
◇ 色々思うこと - gesubanchoの日記
多様性。音楽の世界に限っても私はこれが信じられない。そんなに様々な音楽が本当にあるとは思えない。音楽の種類の違いは(おおまかな音楽の違いも、同一ジャンル内の些細な違いも)、それを選ぶ個人の趣味志向によって対応しているだけであって、扱われ方に大きな違いはない。装飾品か、慰みを与えてくれるものか、薬か、ひまつぶしのネタか、知的好奇心の対象か、そんなもんではなかろうか。人がA(の音楽)の方がBより優れているという時、それはその人にとってAのほうが、例えば、美しく感じられるか(装飾品として)、気持ち良く感じられるか(慰安として)を言っているのではないのだろうか。もちろん質の問題はある。手打ちの高級そばと立ち食いそばでは明らかに高級そばの方が質が高い。にもかかわらず立ち食いそばを選ぶ人もいるのである。また、高級そばにも様々な質があり、それは立ち食いそばでも同様である。経済的な問題が選択肢の幅を狭めているということは無視できないが、少なくとも同一のジャンル内では何を選ぶかは趣味指向にかなり委ねられている。音楽も同様である。ここを突破できるのだろうか。
一つの方法は音楽を使って別の何かをやることである。これはメッセージを音楽によって伝えると言うことを意味しない。今日の音楽はますます音楽のための音楽になってきている。そしてその役割は先に書いた通り。それらにあてはまらないものを作ることが可能なのは音楽の形を借りた違う何かではないかと言う気がする(かつての音楽とはむしろそういうものだったのではないのか)。このやり方から生まれるものは様々な外見を持つだろうが、それらひとつひとつがジャンルを形成するようになっては失敗だろう。ここで問われるべき質は音楽におけるそれではない。しかし、そこから生まれるものが真の多様化に結びつくのかはまだ分からない。
http://d.hatena.ne.jp/gesubancho/20090220/1235134178
◇ 「ランダム」について 1 - gesubanchoの日記
http://d.hatena.ne.jp/gesubancho/20090928/1254136540
◇ カーデューの“論文” - gesubanchoの日記
http://d.hatena.ne.jp/gesubancho/20090724/1248426513
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Google ビデオでふつうに taku sugimoto で検索すると、、、
なぜかトップには「LUNA SEA WISH(SUGIZOマルチアングル)GOD BLESS YOU 〜One Night Déjàvu〜」が表示されます。
ここで、さらにもう一度「動画を検索」ボタンをクリックすると、
どういう仕組みになってるのかよくわかりませんが
杉本拓さんの関連動画が出てきます。