Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

伊東豊子さんのツイッター&ウェブサイトより

◇ 伊東豊子 / Toyoko Ito (fogless_diary) on Twitter

授業料値上げの件で返信たくさん頂いてますが、この問題を留学生の学費の尺度から図る人が多くてびっくり。一国の教育制度はその国の国民が最優先で、留学生は二の次。現地生に比べて高くて不満なのはわかりますが、今回の問題とは別じゃないでしょうか。http://bit.ly/e4uq6G 

70年代に大学を出た英国人の話によると、当時の学費はタダ。つまり税金負担。今のように学生が授業料を一部負担するようになったのは90年代の末から。そんな国だから今回の決定は一大事だし、学生への同情も大きい。それは、教育はタダであるべきだと信じている人が大勢いるから。

昨晩から考えている。留学生の学費が4倍なのか、現地学生の学費が1/4なのか。私は後者だと思う。残りの3/4は国が、納税者が負担している。だとすれば、国民でもなく、居住と就労の権利もなく、納税の義務も無く、すぐに帰国する留学生の学費をこの国が負担する必要があるのだろうか。

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The Guardianのライターによる2010年の写真集ベスト10。 http://t.co/yA45rGC

こちらは5B4のJeff Laddによる2010年の写真集ベスト15。 http://bit.ly/dOE8QO

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悪夢の学生デモから一日。「なぜ暴力に訴えたのか」を分析するニュースレポートがチャンネル4に掲載されています。http://bit.ly/encZ6U

【メモ】学生プロテストBBC News - What went wrong in Westminster at the protests? http://bbc.in/ifc9CD

http://twitter.com/fogless_diary


ターナー賞2010、スーザン・フィリップスが受賞! - fogless | blog

彼女の受賞作は「Lowlands Away」というスコットランドの16世紀の哀歌を歌ったサウンドインスタレーションで、ターナー賞史上初の純粋なサウンドアートによる受賞になります。


作品の媒体は、フィリップスの歌声のみ。録音された彼女の肉声以外に展示室にあるのは、その声が流れてくる壁に取り付けられたスピーカー3台と、会場の真ん中にあるベンチひとつだけ。


従って、展示室は限りなく「空っぽ」に近いんですが、彼女の甘く爽やかな声がまるで目に見えないスカルプチャーのように展示室を包み込み、癒し効果のある体感アートを味わっているような充足感を感じる、そんな作品です。


フィリップスは一般大衆からの支持も高かったので、今年はプロ・アマの意見が一致した満足のいく結果だったと思います。春のグラスゴー・インターナショナルに行けなかったので、何かの機会にまたぜひ、そこで流すことを念頭につくられたというクライド川沿いで聞いてみたいものです。

http://fogless.net/blog/?p=498


◎ fogless: London art diary [フォグレス:ロンドンアート日誌]
http://www.fogless.net/