ヴェルサイユ展示で大きな話題を呼んだ村上隆氏が、
ニコ生での講義をまとめる形で上梓した「芸術闘争論」(幻冬舎刊)。
あくまで闘いを止めない村上氏に、
アートにもサブカルチャーにも精通する精神科医の斎藤環氏が対論を挑む!!
村上氏の闘い。
それは自らの活動に対する無理解、
閉鎖的な日本のアート・マーケット、
欺瞞的な日本の美術教育、
海外で闘おうとしない若手アーティスト
……などに向けられている。
「芸術闘争論」を精読した斎藤氏
(参考:斉藤氏による書評(斉藤氏プロフィール内、ページ下部参照))が、
村上氏に対して「聞きたいことを徹底的にすべて聞く」1時間半。
はたして本当に「村上隆は日本のオタク文化の上澄みをかすめとり、
西欧のオリエンタリズムに迎合して大金をせしめた文化的詐欺師」なのか!?