Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

PROGRAMME 2/12/2011 - 2/13/2011 | BRITISH COUNCIL | DIGITAL CREATIVE CONFERENCE

2月12日(土)-会場:オーディトリアム(定員:150名)

――講演番号【 A-0212A 】――――――――――――――――――――――
18:30 - 20:30 (18:00開場) 基調講演・パネルディスカッション
基調講演
【スピーカー】
ビル・トンプソン (ニューメディア・パイオニアBBCジャーナリスト)

パネルディスカッション 「新時代、文化の現場はいかに観客にむかうべきか」
【スピーカー】
ビル・トンプソン (ニューメディア・パイオニアBBCジャーナリスト)
ドリュー・ヘメント(フューチャーエブリシング ファウンダー/イマジネーションランカスター アソシエート・ディレクター)  
南條 史生(森美術館 館長)
五十嵐 太郎(東北大学 教授)
ファシリテーター
大西 若人(朝日新聞編集委員


2月13日(日)-会場:スカイスタジオ(定員:各120名)

――講演番号【 B-0213A 】――――――――――――――――――――――
11:00−13:00 (10:30開場) セミナー1 「新しいパブリック」
デジタル技術、ことにソーシャル・ネットワーキング・サービスの普及は個人の日常的なコミュニケーションだけでなく、企業やインスティテューションが目的限定型の顧客や観客へアクセスすることを可能にしました。それによってホールや美術館等のアート・インスティテューションやフェスティバル、フェア等では実際に足を運べなくとも活動情報を求める新しい観客がグローバルに広がっています。これはまた芸術文化セクターにおける「パブリック」の概念の再定義を促し、マーケティングや広報にも従来とは異なった手法が急速に求められています。本セッションでは、英国の先進事例や日本での取り組みを紹介しながら、国や言語を超えた観客との新しい関係性の構築について議論します。
【スピーカー】
ジム・リチャードソン(SUMOデザイン マネージング・ディレクター)
相馬千秋(フェスティバル・トーキョー プログラム・ディレクター)  
内山光司(GT INC. クリエイティブ・ディレクター)
ファシリテーター
片岡真実(森美術館 チーフキュレーター)


――講演番号【 B-0213B 】――――――――――――――――――――――
14:00−16:00 (13:30開場) セミナー2「ジャンルとコミュニティの拡張」
デジタル技術は、いま視覚/聴覚/身体/都市空間に関わる表現をどれだけ自由にしているのでしょうか?ここ最近は、近代以降のメディアの特性を追求する流れが大きく変化し、これまでにはなかった作品制作や鑑賞/参加の試みが注目を集めています。とくに英国では、演劇や視覚芸術において多分野の表現者たちが参加することで領域横断的な作品をつくるアーティストが増えています。さらに、それは作品を劇場やギャラリーの外へ連れ出し、愛好家のコミュニティを越えた幅広い層が鑑賞/参加する点でも興味深い実験です。今回は、音楽、ゲーム、ストリートカルチャーなどとも融合したこうした新しい試みについて紹介しながら、英国とは社会的な背景が異なる日本の事情とも比較することで、これからの新しい表現の可能性を議論します。
【スピーカー】
クレア・レディントン(iShed / パーヴェイシブ・メディア・スタジオ ディレクター)
ダンカン・スピークマン(アーティスト)
竹下 暁子(山口情報芸術センターYCAM]パフォーミングアーツ企画制作)
真鍋 大度(アーティスト/株式会社ライゾマティス取締役/Hackers space 4nchor5 Lab主宰)
ファシリテーター
住友文彦(キュレーター)


――講演番号【 B-0213C 】――――――――――――――――――――――
17:00−19:00(16:30開場) パネルディスカッション 「テクノロジーとアート、その未来を考える」
これまでの限定された芸術愛好者層を大きく越え、デザイン、サブカルチャーを含む都市全体に広がるコミュニケーションがデジタル技術によって生み出されています。この変化は新しい分野が加わったというよりも、従来の表現をもっと多くの人が参加可能なものにして、さらにこれまでは鑑賞者だった人たちが表現を伝達する側にまわる特徴を持っています。はたして、これによって私たちが知っている芸術やアーティストといった概念も変化していくものなのでしょうか?あるいは、政治、経済、教育、地域共同体などにおいても、人々がどのようにお互いの存在を認め合うのか、という点で、従来の芸術やデザインのあり方を根本から変えていくようなものかもしれません。このセッションでは、地域の創造性をつなぐ機関やフェスティバルのディレクター、広告のクリエイティヴディレクター、アーティストなどの立場から現在のデジタル技術が与えているこうした影響について幅広くディスカッションを行います。
【スピーカー】
クレア・レディントン(iShed / パーヴェイシブ・メディア・スタジオ ディレクター)
ドリュー・ヘメント(フューチャーエブリシング ファウンダー/ イマジネーションランカスター アソシエート・ディレクター)
八谷和彦(メディア・アーティスト)
齋藤精一(株式会社ライゾマティクス代表取締役/アーティスト)
ファシリテーター
住友文彦(キュレーター)

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