Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

メモ:プレゼンテーションためのトレーニング・メソッド

◇ 2006-10-06 - 蒼猴軒講義情報:IN THE STUDIO(佐藤守弘)

  • ゼミ参加者による自己紹介
    • はじめの30分ほどで、以下の要素を含んだ原稿(レポート用紙1枚程度)を書いて、それをみんなの前で読んで貰います。
      • 名前、分野、メディア、学部時代の作品の傾向、今後の作品制作の展望
      • 例(適当にでっち上げてみました)
        • 「M1のアンディ・ウォーホルと言います。版画分野で、シルク・スクリーンを中心に制作をしています。もともとは広告制作の勉強をしていて、イラストレーションを描いていましたが、ファイン・アートの方に方向転換しました。マルセル・デュシャンのレディ=メイドという考え方に影響を受けて、世の中に溢れる、誰もが毎日眼にするようなキャンベル・スープやブリロの箱などを描いていました。それによってイメージ中心の消費社会と批判的に戯れるとともに、複製技術時代における芸術の可能性について、考えてみたつもりです。最近は、シルク・スクリーンという技法に興味を持っています。シルク・スクリーンという技法の特徴は、写真など既存のイメージを転写=複製することが可能な点だと思います。今は、その技法で、新聞などで毎日眼にするエルヴィス・プレスリーエリザベス・テイラーなどの写真を転写し、それに色を付けて、さらにそれを反覆させるような作品に挑戦しています。最近は、マリリン・モンローが気になっていて、今度マリリンの写真で作品を作ってみようなかなと考えています」。
  • 履修者による口頭発表(一回のセミナーにつき2人)
    1. まず、これまで自らが作った作品の中から一点選ぶ
    2. それにキャプション(制作者名、作品タイトル、制作年、サイズ、メディア)をつける
    3. 作品を「記述」した原稿を書き、レジュメを作って、それを口頭で発表(15分程度、4000字くらい)する(必ず原稿を書くこと。フリー・トークは厳禁)。

http://d.hatena.ne.jp/satow_morihiro/20061006