フレームが写真を写真たらしめていると思います。
古くさい考え方かもしれませんが。
だから、昨今のスティッチング作品
（画像を貼り合わせたもの）を見ても、
イマイチぴんときません。
なぜなら、ただ一度のショットで捉えるという原則からの、
安易な逸脱が、画面の緊張感を失わせてしまっているからです。
そもそも、スティッチングで作品を作るのなら、
収まりよく矩形にする必要もないでしょう。
なんだか無駄な行儀の良さのような気がします。
いずれにせよ写真におけるフレームとは、
日常の視覚に対する批評性だと思います。
大切にしたいと思います。
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