Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

[資料 2013-10-19]ある日のやりとり

◇ n291: @shimashimatweet ... - Twitter

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月17日
すごいメンツですね…! RT @n291: 【ファインアートフォトグラファー6名とプレミアムカメラ“Xシリーズ”が奇跡のコラボレーション 写真展「PHOTOGRAPHY」日本開催のご案内 | 富士フイルムhttp://j.mp/WiqOs9  ※6人のメンツは豪華ですが、リ…

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月17日
確かにメンツはすごいですが販促企画ですし、どうなんでしょう。「ファインアート・ファッションフォトの重鎮たち」とか「(アメリカン)ニューカラー」という記述も意味不明。ショアのトークだけが気になります(^^;<@shimashimatweet http://j.mp/WiqOs9

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月17日
@n291 ご指摘のとおり気になる部分はありますね…ショアのトークは是非いってみたいです!情報ありがとうございました。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月18日
@shimashimatweet それに関連してですが、リチャードソンなんかを扱う画廊が日本にあってもいいと思うんですが、なかなかそうはならないようですね(新田某なんかと比べてみても、その自意識の有り様は独特というか、カラッとしていてぬめりなしというか空気頭というか。いい意味で)

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月18日
@n291 ファッションを中心に展開していると日本では画廊で扱われにくいのでしょうか。国内のファッション"ぽい"写真はよく取り扱われている気がしますが…テリー・リチャードソンは最近ブログに載せていた母親の写真が印象的です。面白い写真の扱いをするひとだなぁと個人的には好きです。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291
@shimashimatweet 旧来の版画ビジネス的な画商複数とすでに関係を持っていたりしていて、なかなか手を出しづらいという部分もあるのかもしれません。ギャラリストの側に、かなり強い思い入れがないと、そうしたラインに乗っかってしまった作家はスルーされてしまうのでは?

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月18日
@n291 商業的に展開されたものを表現の場で扱う難しさというのは、日本独特のものなのでしょうか?すごく個人的なことなのですが、最近よく「あなたは商業写真がやりたいの?表現なの?」と聞かれることがあって"?"が頭に浮かびます。。商業写真も表現になり得ると思うのですが…逆もしかり。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月18日
@shimashimatweet コマーシャルカメラマンはどこまでいってもコマーシャルカメラマンではないでしょうか。(ハイ)アートの世界では、基本的に低く見られると思います。http://bit.ly/o4l7T3  ローアート、デコラティブアートという位置づけですね。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月18日
@shimashimatweet ただ、ごくごく一部ですが、その境界を跨ぎ越えて活動している方も存在します(デザインやクラフトとアートについても同様)。しかし、長い作家人生の中で、質を保ちながら作品を展開させていける人がどれだけいるかというと、残るのはそのまたごく一部だと思います

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月18日
@n291 @shimashimatweet シリアス・フォトグラファーがファッションもやるというのではなくて、ファッション写真がシリアス・フォトとして評価された例としてはアーヴィング・ペンもですね。たまたまストライクゾーンに入ってしまったということでしょうか。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月18日
@ka2saiki @shimashimatweet ペンとアヴェドンだと、僕は断然アヴェドン派ですが、ペンのスティルライフ作品は改めてひと通り見直しておきたいと思っています。あと、ペンといえばコーナー・ポートレーツについてはWSでも考えるべき作品として言及したことがあります。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月19日
@n291 @shimashimatweet そうなんですね。僕は実はペン派です。この辺は分かれるところでしょうね。アベドン有名なポートレートシリーズ以外ほとんど知らないのですが直球ど真ん中すぎるかなと。どちらかというとペンのポートレート静物の構築的なところに魅力を感じます。

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月19日
@ka2saiki @n291 私もアヴェドンの方が好きです。。ヘルムート・ニュートンについてはどう思われますか?ドイツで写真の美術館で見る機会が多く、あまり好きではないのですがモデルと赤ちゃんのツーショットのシリーズはファッションの枠を超えて面白いと思いました。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月19日
@ka2saiki @shimashimatweet 御意です。ペンは、以前は穏当な印象とコマーシャルくささが強いように感じられて敬遠していました。しかし、ようやく最近になって、そういうベーシックかつ堅実なものもおさえておかないといけいないな、と思い始めているところです。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月19日
@ka2saiki @shimashimatweet アヴェドンは、やはりあの大判肖像写真に惹かれます。当時のイコン的な人物(今で言うところセレブリティ?)に対するあの方法(一種のイコノクラスム)とか、普通の人々に対するアプローチ(少し過剰に過ぎるきらいはありますが)とか。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月19日
@shimashimatweet @ka2saiki おお、金さんはアヴェドン派なんですね。確か荒木経惟さんや村上隆さんはペン派だったと思います。ニュートンは肉食系というか、強い女性とそれをエスコートできる強い男性の世界(欧米でもそれはファンタジー?)という印象があります。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月19日
@shimashimatweet @ka2saiki ニュートンについては、写真集をちらちら見た程度で、あまりきちんと見れていないので、よくわからないというのが本当のところです(フェティッシュな感じもあり?)。アヴェドンは。年老いた父親を撮ったシリーズが、僕にとっては重要です。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月20日
@n291 @shimashimatweet ペンの作品はコーナーポートレートもいいですが、 http://www.masters-of-photography.com/P/penn/penn_ballet_full.html こういう人物を多数配置したポートレートと、 http://www.masters-of-photography.com/P/penn/penn_games_full.html この手の静物に惹かれます。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月20日
@n291 @shimashimatweet あとこの辺りの静物も。 http://www.newyorker.com/online/blogs/photobooth/2010/11/irving-penn-archeology.html#slide_ss_0=1

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月20日
@shimashimatweet @n291 夏にアヴェドンの展示を見たんですが、やはり圧巻でした。巨大なプリントも当時すでにやっていたり。ニュートンはちょっと苦手なんです。マッチョなところとかアーティなところとか。自分の中では篠山紀信にちかい位置づけかな。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月20日
@ka2saiki @shimashimatweet 多数の人物を配した写真は、戦勝国アメリカの旧き佳き黄金時代という印象を持ちます。とても構成的ですね。他にも多人数の写真がたくさんありますが、それを見ていくと、やはり逆にシュトルートの家族写真のすごさが見えてきたりします。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月20日
@ka2saiki @shimashimatweet ペンの静物写真の、絵画におけるスティルライフとは異なる人工性は気になります。あと、昨今のテーブルトップ系 http://j.mp/USEn0i を考えるうえでも、あるいはアメリカ写真の伝統という意味でも見ておきたい作品です

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月20日
@ka2saiki @shimashimatweet ロー・エスリッジの http://j.mp/USEYzh http://j.mp/USESHI などは、もちろんアメリカ写真史上のアーヴィング・ペンの吸い殻を踏まえたうえでの作品ですね。しかし日本でのエスリッジ受容

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月20日
@ka2saiki @shimashimatweet はといえば、作品の内容などそっちのけでヒップな写真家を表面的に有難がるだけというか。。。あと、吸い殻の写真といえば、ドイツの古い写真家が吸い殻の載った灰皿を撮っていました。ノイエ・ザッハリヒカイトの頃?要調査ですが……

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月21日
@n291 @ka2saiki ニュートンと篠山さんというのはしっくりきました!撮影現場のドキュメンタリーを見たのですが、なんというか一般にある写真屋のイメージそのままのひとでした。ベルリン出身だからか、ベルリンでは扱いが大きかったです。(写真美術館ずっとニュートンの展示でした)

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月21日
@ka2saiki @n291 ペンといえば、この作品のようなポートレート印象的で、静物については勉強不足でした。齋木さんが貼ってくださったリンクの静物の写真とても興味深いです。 http://lockerz.com/s/270458127

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月21日
@n291 @ka2saiki 最近Elad Lassryの写真集を見る機会があって、福居さんの指摘されるテーブルトップ系の写真気になっていました。アメリカの写真ってこういったイメージが強いです。テーブルトップ系と言うと微妙かもしれませんが、Sanna Kannistoという、

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月21日
@n291 @ka2saiki ヘルシンキスクール出身の写真家が気になっています。このテーブルトップでの作り込みは、アメリカのそれとは少し違うなという印象を持ちました。ドイツでもどちらかというとこっちの雰囲気が多く見受けられた気がします。http://www.sannakannisto.com/

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月21日
@n291 @ka2saiki その国に根付く写真史の系譜の問題なのか、もっともっと絵画の静物画が関係してくるものなのか、アメリカとヨーロッパでの静物(主にテーブルトップ系)の画面の作り方が印象的に異なるのが気になります。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet 言えてますね。シュトルートのポートレートとくらべると、ペンのほうはあくまでも平面のなかでの構成にとどまっていて、それはファッション誌で仕事をしていたからかもしれませんね。ところでセレブ写真家、ティナ・バーニーとかはどうですか?

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet この静物はブラックのキュビズムなどヨーロッパ絵画の分かりやすい引用ではないかと思います。人工性が強調されているのはやはりファッション写真家だからでしょうね。過度な光のコントロールとか。そこがアメリカらしく見えるのかもしれません。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet その人工性がエスリッジ、ラスリーなど現代のアメリカ写真に批判的に継承されているというのは同感です。エスリッジなどはファッション写真に行われるようなレタッチをポートレートにほどこして人工性を強調したりしていますね。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet エスリッジはいまでこそすごく評価されていますが、多分一般的にはアメリカでもヒップな雑誌で写真を撮っている写真家と認識されているんじゃないかと思います。この吸い殻のシリーズは知りませんでしたがあからさまな引用ですね。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki ベルリンといえば、ニュートンバーも有名ですね。行ったことはありませんが。http://j.mp/WtDAEi  そういえば考えてみたら、金さんも、齋木さんも、いちおう僕もみんなベルリンにゆかりのあるメンツなんですね^^

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki Sanna Kannistoは作品集『Field Work』が出たときから気になっています。IMA創刊号の表紙は、Ricardo CasesではなくSanna Kannistoでも良かったのに、とか思ったりしたことも。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki 展示を見ている齋木さんによればピンとこないとのことでしたが、Mark Wyse http://j.mp/WtEyjK も見てみてください。本が出た当時は僕にとって刺激的でした。デュシャンに反応してしまった部分もありますが…

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki Lucas Blalock『Towards A Warm Math』は初見の印象で、先行作家からの影響(コピペ?)が強く、かつ本人のウェブにアップされていた過去作(現在は消去)を見て、この人のやりたいことは何だろう?という疑問

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki もあって、買わなかったのですが、今思うと資料として手に入れておけばよかったかな?と思っています。ちなみに、齋木さんの評価では今年秋の個展は良かったとのことです。あと、スティルライフの批評的な使用という意味では、

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki Christopher Williamsがいますね。WAKO WORKS OF ARTの作家でもありますが、未だに個展を見たことがありません(海外含む)。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki ただし、テーブルトップ系を今さらやるのだとしても、そうした流行現象を乗り越えるような意欲的な作品を作らないと正直かなり厳しいと思います。ちなみに僕のアスファルトの写真(http://j.mp/WtGUPH  2009年撮影)

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@shimashimatweet @ka2saiki は、抽象写真のブームにベタに乗っかりたがる後発おめでたい方々への批判も込めて制作されたものでした。東松照明さんの「アスファルト」や古くは中山岩太の雨の路面など、日本の都市写真の系譜についても勘案しつつ。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet ははは。こんなところがあるんですね。いずれ行ってみたいです。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet Mark Wyseのその本は見ていないので、展示を見た判断ですがToo conceptualな印象でした。僕が見た展示がたまたまそうだったのかもしれないので、もう一度きちんと見てみたいですね。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet と思って、ギャラリーのウェブサイトをみたら名前が見あたらず、Wallspaceやめたんですかね。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet 僕もLucas Blalockにかんしては評価は定まっていません。文字通り作品がコピペで成り立っているあっけらかんとしているところは悪くないと思いました。もう少し時間をかけておってみたい作家ですね。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet ただ、この手のデジタル・コラージュ系はNYでは結構多いのでそのなかで画面を形作る力はあるかなと思います。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet クリストファー・ウィリアムズも評価が難しい作家ですね。彼のやっていることも商業写真のテクニックをアプロプリエイトするようなものなので、エスリッジに通じる部分はあると思います。が、はたしてどう評価していいのか。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月21日
@n291 @shimashimatweet テーブルトップ系から始めた自分としてはなんとも微妙な状況ですけれどね。とはいえ今またそれをやるつもりは全然ありませんが。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet ティナ・バーニーは気になるものの、僕はまとまった数をきっちりと見れていませんし、もうちょっと写真集等を見てから判断したいと思っています。ただWSでは紹介したこともありました。http://j.mp/T4qMqz

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet ドイツの写真家 Aenne Biermannが1928年に撮った吸い殻(灰皿)の写真はこちらです→「Aschenschale」http://j.mp/VeNrdS  ※『Art Since 1900』に図版あり。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet テーブルトップ系といえば、レンガー=パッチュなんかも『Die Welt ist Schön』の印象ばかりが強くて(しかも言説に付随して使われる図版の印象ばかり)、実のところその作品をきちんと見れていないなと思うことしきりです。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet まあベンヤミンの批判があったからそういう状況が生まれてしまうのかもしれませんが。Albert Renger-Patzschの次の写真はテーブルトップ系としても見ることができそうです。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet Albert Renger-Patzsch「Kaffee Hag」(1925年)http://j.mp/VePXkz  こちらはエジプトガラスのようですがタイトル・年代不明→http://j.mp/VeQens

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet Too conceptualとは確かにその通りだと思います。他のシリーズなども考え合わせると、そこは確かにひっかかる部分だと思います。WALLSPACEのアーティストリストから名前が消えてますね。どこに移ったんでしょうか。。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet 齋木さんの初期の「FRAMES」をテーブルトップ系として見ることで、僕が見落としていたことに気付きました。考えてみれば当たり前のことですが、2次元/3次元や空間的なイリュージョン、前後を確かめてしまう人間の生理、パーセプション

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月21日
@ka2saiki @shimashimatweet などのほうに引きずられてしまって、そもそも写真にはスケールがないし、その中に写っているもののサイズを担保するものは何もない、といったことについても言及している作品だということを考えずに済ませてしまっていました。

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月23日
@n291 @ka2saiki ニュートンバー知りませんでした、こんなところあるんですね笑 ベルリンのFotografie Museumにニュートン等身大パネルがあったりと扱いが謎ですね…観光名物的な?齋木さんもベルリンにいらしてたのですか??

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月23日
@ka2saiki @n291 クリストファー・ウィリアムズはいまいちどんな作家なのか理解していないのですが、ロンドンのPhotographer's Galleryで何点かプリントを見ました。ドイツの写真の賞に川内倫子、Peter Hugo、John Stezakerと共に

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月23日
@ka2saiki @n291 選出されていました。現在デュッセルドルフアカデミーの写真学科で教授をやっていますね。個人的にあまりベッヒャー・シューレの流れから読み解けない作家なので、どういう風に評価されているのか気になります。

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月23日
@n291 @ka2saiki 福居さんの「FRAMES」についての再考とても興味深いです。「FRAMES」に衝撃を受け齋木さんのファンになったので、私も再考してみたくなりました!というかお二人の豊富な知識と興味深い見解をこうしてリプでいただけて有難いです。とても勉強になります!

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月23日
@shimashimatweet @n291 ベルリンには展示で何回か行ってますよ。好きな街のひとつです。東京にも紀信バー作れば流行りそうですね。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@ka2saiki @shimashimatweet 紀信バー!流行ますかね。僕がきちんと追えてないだけだと思いますが、篠山さんの一般メディア的な存在感が現在どんな感じなのかがイマイチ不明です。東京オペラシティ アートギャラリーでの個展は今日までですが、見逃し確定です。。。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@ka2saiki @shimashimatweet 齋木さんは1年くらい住んでらしたのかと思ってました。Murata & Friendsで個展というのはすごいです。美術手帖のベルリン特集が1999年 http://j.mp/YDvU6E その後の街はどんどん変わってますね。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月24日
@n291 @shimashimatweet すごい??ご存知ですよね。ある意味すごいところですけど(笑)。今度お話しします。僕は4、5回行っていますが、展示のために1〜2ヶ月くらいいることが多かったのでわりとゆっくり出来ました。また行きたいですね。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@ka2saiki @shimashimatweet 空間のことでしょうか?名前のある方が過去に展示をしていることの多いギャラリーだという印象です。それ以上の意味がある場合は、また改めて(^^; ベルリンはいい所ですよね。住むと少しのんびりしてしまって逆にまずいと話す方もいますが

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@shimashimatweet @ka2saiki クリストファー・ウィリアムズも候補選ばれてましたね。あからさまに「これはメタ写真です」というメッセージを発していることが特徴の一つでしょうか。写真産業、カメラ産業、写真史への言及などが多いという印象です。カルアーツ出身ですね。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@shimashimatweet @ka2saiki あと、映画監督のような立ち位置でコンセプトメイキングや撮影のディレクションはするけれど、カメラマンが別にいて、シャッターすら押さないというのをどこかで読んだように思います。どのようにキャリアを積み上げてきたのかが気になります。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月24日
@n291 @shimashimatweet たしかに空間もすごいところですが、今度改めてゆっくりお話します。ベルリンは好きなんだけれども、住みたいかというとどうなんだろうとちょっと考えますね。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@shimashimatweet @ka2saiki ルフが退官したあと、確か教授2人体制になっていたように思うんですが、その次にウィリアムズが就任したということなんでしょうか。ヨーロッパでの展示も多ようですし、レンガー=パッチュを引用していたりとか、ドイツとも繋がりありですね。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月24日
@n291 @shimashimatweet あ、そうなんですか。知りませんでした。僕は逆に商業写真のテクニックを駆使しているところが売りなのかと思っていました。そうなると、本当のアプロプリエーションですね。広告写真の創成期を彷彿させる微妙にレトロなテイストも気になりますね。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@shimashimatweet @ka2saiki いえいえー。そうそう、テーブルトップ系の作品を今つくることについてネガティヴなことを話してしまったりもしましたが、そこが気になっていて、自分にできそうなことがあって、やるべきだと思ったら、チャレンジしてみるべきだと思いますよ。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@shimashimatweet @ka2saiki そういえば、フィシュリ&ヴァイスの「Equilibres(Quiet Afternoon)」もテーブルトップ系だと言えそうですね。こちらはアメリカのピクチャーズ・ジェネレーション文脈とも直接の影響関係があまりなさそうですし、

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@shimashimatweet @ka2saiki 独自性があって興味深い作品です。個人的には、僕が「もの派」から感じる妙味(力学的物理学的なコンディション)があることと、作品タイトル(キャプション)の扱い方などが気になっています。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月24日
@ka2saiki @shimashimatweet ウェリング、エスリッジらにも言えることですが、19世紀写真的な堅実なコンポジションを取り入れながら、そこを少しズラしたり、現代的なエッセンスを盛り込んだり、ということが、テーブルトップ系の多くに共通する部分だと思います。

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月25日
@ka2saiki @n291 ベルリンいらっしゃること多かったのですか!知らなかったです。私3月からまたベルリン戻りますので、お二人とももし機会があったら是非お声かけください!とはいえ半年ほどで離れてライプツィヒの予定なのですが。。

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月25日
@ka2saiki @n291 現在はウィリアムズとグルスキーの二人体制のようです。ルフの退官後、なかなか後任が決まらなかったという話を聞きます。カルアーツ出身なんですね。私も齋木さんと同じく商業写真のテクニックというところが売りなのだと思っていてよく理解していませんでした。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月25日
@shimashimatweet @n291 はい、是非!来年あたり行けるといいなと思っています。

齋木克裕 Katsuhiro Saiki ‏@ka2saiki 12月25日
@shimashimatweet @n291 お二人にそう言ってもらえると嬉しいです。自分でも作ったときには気付いていなくて、あとから気付いたことは多いです。でも作品を作るって基本的にはそういうことだと思います。よく分からないけどやってみて、それによって何かが明らかになるとか。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月27日
@shimashimatweet @ka2saiki ベルリンはまた6月ごと訪れるかもです。あとひょっとすると欧州某都市にしばらく滞在する可能性もあります。みんなタイミングが合うと楽しいかもですね^^

福居伸宏 Nobuhiro Fukui ‏@n291 12月27日
@shimashimatweet @ka2saiki デュッセルドルフの件、知らなかったです。Christopher Williamsは僕もまだよくわからないので、いろいろと調べていきたいと思います。商業写真の技術というのは確かにそうなんですが、さらにヒネリがあるようですね。

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月27日
@n291 @ka2saiki 福居さんは6月にいらっしゃるのですね!是非あちらでおふたりにお会いできたら嬉しいです。なにか面白い展示がないか、よくチェックしておきます:)

Mizuki Kin / 金瑞姫 ‏@shimashimatweet 12月27日
@n291 @ka2saiki ルフはプリントのサイズや展示の仕方などプレゼンテーションの方法について熱心に教育していたという話を聞きました。グルスキーやウィリアムズがどんな写真教育をしているのか興味あります。是非調べてみたいです。

https://twitter.com/n291/status/280699192689717248


◇ 福居伸宏 Nobuhiro Fukui(@n291)/2012年08月19日 - Twilog

齋木克裕 Katsuhiro Saiki@ka2saiki
これたくさんリツイートされているようだけれど、これは以下のことを言うための前ふりでしかないので、続きも読んでくださいね。https://t.co/ipURC14d https://t.co/iOgZp0JQ @ka2saiki

齋木克裕 Katsuhiro Saiki@ka2saiki
そのようなルールに基づいて作られた作品はおそらく現代美術とよばれるだろうが、それが何ら新しい事件とならないことは言うまでもない。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
.@ka2saiki “国際的な共通ルールに則っているギャラリー”とツイートしたように、僕の話は、ギャラリーが守るべきマナー、紳士協定、商習慣等の慣習という意味だったんですが、ずいぶん遠いところというか、ごく一般的な話になってしまいましたね。コモン・ローの話はなるほどでした!

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
.@ka2saiki 参入障壁は厳然として存在すると思いますが、作家もギャラリストもキュレーターも批評家も、それを超えて進んで行かないと、制度設計に何ら影響を及ぼすことができないのはもちろん、アジェンダ・セッティングにさえまったく関わることができない状況が温存されてしまいます。

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
.@ka2saiki と、何だか大きなことをツイートしてしまいましたが、そんな状況が自分が生きているうちに築けるのかどうか、まったくもってわかりませんし、おそろしく困難な道程だとは思います。それは主要なアートフェアや国際展の現場を見て来ている美術関係者なら周知のことでしょうけども

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
http://t.co/owdEcZBW http://t.co/SuCRwgsh http://t.co/UsTNDbKm

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
そういうギャラリーは微妙でしょうね。アートバブル以前に「かわいい」絵を描ける作家を漁って、さらにそういう絵を描かせていた画廊もあると聞いていますが(被害者から直接話も)、そんなレベルではないでしょうか?<@ka2saiki 別にアメリカ基準でアーティストを探すギャラリーの話

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
僕の知る限り、優れたギャラリストやディレクターは面白いものなら何でも見ておこうというスタンスで時間が許す限り様々なものをチェックしている人々です。もちろん、それが取り扱えるかどうかは別の話ですが。なので韓国とかパリ云々の話は適当な思い込みだとしか思えません。<@ka2saiki

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
アメリカ基準で”に関連しての話ですが脱字あり。訂正→アートバブル崩壊以前つまりアートバブル期です。あと、“アメリカ基準”なんてもので作家を探すギャラリストなんてそんなにいるんでしょうか?市場という意味ではともかく随分前から必ずしも中心地ではないでしょうし。<@ka2saiki

福居伸宏 Nobuhiro Fukui@n291
ウィリアム・ポハイダ(William Powhida)の絵に村上さんが描かれていたりもしますが、どんなにがんばってもイロモノ扱いされてしまうことに哀しさを感じてしまいます。http://t.co/kXz39Ofj <@ka2saiki 彼の本を読めば分かるが、彼が言っているのは

http://twilog.org/n291/date-120819/allasc


◇ 福居伸宏 Nobuhiro Fukui(@n291)/2012年08月01日 - Twilog
http://twilog.org/n291/date-120801/allasc