Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

カンディード - Wikipedia

冷笑的な視点の下に、天真爛漫な主人公カンディードを紹介する以下の格言が冒頭で述べられる。
「この最善なる可能世界においては、あらゆる物事はみな最善である」
そしてあらゆる不幸が襲いかかる一連の冒険を通じて、主人公カンディードが縋りつくこの格言は劇的に論駁される。
この作品はゴットフリート・ライプニッツ哲学を風刺した小説であり、18世紀の世界に存在した恐怖を陳列した小説でもある。この小説でライプニッツ哲学は、カンディードの家庭教師である哲学者パングロスによって象徴される。物語の中で繰り返される不幸や災難にも関わらず、パングロスは「tout est au mieux(すべての出来事は最善)」であり、「自分は le meilleur des mondes possibles (最善の可能世界)において生活している」と主張し続ける。
本作でカンディードとパングロスリスボンで遭遇する大地震の場面は、1755年11月1日に発生したリスボン地震に基づいている。この惨事に衝撃を受けたヴォルテールは、ライプニッツ楽天主義に疑問を抱き、それが本作の執筆につながった。
ヴォルテールは論争の的となった『カンディード』が自作である事を公には認めず、この作品は「ラルフ博士(Monsieur le docteur Ralph)」の署名を記されて、匿名で発表された。
映画化もされている、メイソン・ホッフェンバーグ(Mason Hoffenberg)作の小説『キャンディ』は、本作をパロディ化したものである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89


>>>カンディード

このポルトガル版を読んだ十辺舎一九が描いたのが、弥次喜多道中の『東海道中膝栗毛』であることは余りにも有名(?)。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%F3%A5%C7%A5%A3%A1%BC%A5%C9
はて、本当なんでしょうか。。。


カンディード - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89
カンディード - ningyo’s BOOK COLUMN
 http://ningyo3.hp.infoseek.co.jp/books/candide.htm
ヴォルテールカンディード 他五篇』
 http://www.amazon.co.jp/dp/4003251814
◇ 水林章『「カンディード」<戦争>を前にした青年』
 http://www.msz.co.jp/titles/08000_09999/ISBN4-622-08308-6.html
 http://www.amazon.co.jp/dp/4622083086

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070223#p3