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福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

アルバート・ホフマン (化学者) - Wikipedia

アルベルト・ホフマン(英: Albert Hofmann, 1906年1月11日 - 2008年4月29日)は、スイスの化学者である。満102歳没。LSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)の発明と、マジック・マッシュルーム(幻覚性のあるキノコ)からシロシビン、シロシンを発見したことで知られ、精神薬理学の端緒を開いた。

1927年に大学を卒業すると、サンド社の薬学・化学研究所に入った。ホフマンは麦角の研究にとりかかり、1938年に開発したのがLSDであった。1943年には、LSDの幻覚作用を発見した。
その後は、マジックマッシュルームの幻覚成分シロシビンとシロシンを自身を実験台として発見するなど、幻覚作用を持つ物質の研究を続けた。1971年に退職するまで、サンド社に40年以上在籍した[1]。

http://j.mp/1rZOp4l


◇ 100歳を祝うLSDの生みの親 - swissinfo.ch

2006-01-12 15:30
覚せい剤リゼルギン酸ジエチルアミド。略してLSD。生みの親のスイス人化学者アルベルト・ホフマンは今年で100歳を迎えた。71年までサンド社に勤務した後、現在は97歳の妻とチューリヒ州で元気に生活している。
LSDは今からおよそ60年前、ライムギに寄生する麦角菌などから合成された。
当初向精神剤、循環・呼吸器の刺激剤として投与されたが、覚せい剤としての危険性が判明し、現在は使用禁止となっている。
 スイス大手製薬会社サンド(現ノバルティス)で化学者として働いていたアルベルト・ホフマン氏は1943年、LSDの合成に成功した。ホフマン氏は「自分が合成したのではなく、LSDのほうから自分に歩み寄ってきたようなものだ」と常に語ってきた。ホフマン氏のLSDに対する「敬意」の表れである。

 LSDも当初治療薬として使用されていたが、まもなく麻薬として使われるようになり、その評判を落とした。1960年代にはヒッピーの間でサイケデリック・ドラックとして広まり、サンド社は製造を中止。その後禁止された。


「米国でのLSDに対する規制は、他の麻薬より明らかに厳しい。LSDは快楽のための薬ではない。だが、安易に服用すれば、マヤやアステカ文明でシャマーンの啓示に使われたマジック・マッシュルームと同じように、非常に危険」とホフマン氏は語気を強める。

http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=4947606