Vancouver Art Gallery
バンクーバー美術館は地元の実業家ヘンリー・A・ストーンをはじめとしたパトロンたちによって1931年に開設されました。1983年にはロブソン広場に面した現在の場所に移転。ギリシャ神殿を思わせる石造りの重厚な建物は、もともとは裁判所として使われていたものです。コレクションは地元ブリティッシュ・コロンビア州のアーティストの作品が中心で、なかでもエミリー・カーのコレクションは質量ともに群を抜いており、彼女が交流したグループ・オブ・セブンの作品群とともに美術館の最大の見どころとなっています。また写真のコレクションに力を入れていることでも有名です。なお2013年の4月に、現在の美術館はウェストジョージア通りとキャンビー通りの辻に移転することが正式決定されました。