ペルシャ湾岸アラブ諸国で冬の風物詩となっているラクダレース。根強い人気を誇るレースを支えているのは高さ約５０センチ、重さ約３キロの「ロボット騎手」だ。アラブ首長国連邦ドバイ郊外アル・リサイリのレース場では、砂漠を疾走するラクダにラクダ主が車で並走、無線でロボットの「声」やムチを操作していた＝鈴木毅彦撮影
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◇ アラブ首長国連邦 ラクダレースにロボット騎手“見参” - NIKKEI NET（日経ネット）
ペルシャ湾岸諸国で秋から春にかけての風物詩といえば、ラクダレース。アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の首都アブダビ郊外で行われたレースにこのほど「ロボット騎手」が初登場した。人間を模した四角い箱に取り付けたムチを無線操縦で振り、微電流でラクダを刺激して走らせる。
世にも珍しいリモコン騎手は身長がおよそ４０センチ、重さは６キログラム前後。アブダビ郊外のワトバ・レース場の売店では、１体３０００ディルハム（約９万円）前後で売られている。カタールなど周辺諸国も相次ぎ導入しているといい、ロボットビジネスが思わぬところに商機を広げる格好だ。
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