Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

「覚せい剤取締法違反で高相祐一容疑者逮捕→酒井法子さん失踪・行方不明」関連(携帯電波・位置情報)で検索エンジンから訪ねてくる方もいたので再録(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080822#p11)

■監視と追跡(もちろん日本でも行われています。ガラス張りです。)
◇ 郵便受け爆弾の容疑者、携帯電話の電源を入れて逮捕 - WIRED VISION

「携帯電話は電源を入れていると、定期的に簡単な登録メッセージが電話会社に送信される。『私はここにいます、ここにいます』とね」とバーカー氏は説明する。登録メッセージにはその携帯電話機に固有の番号が含まれており、その電話機が、あるアンテナ塔の有効範囲内にあるかどうか、電話会社にはわかるしくみになっている。

http://wiredvision.jp/archives/200205/2002050901.html


◇ 携帯電話の位置情報で個人をリアルタイム追跡 - WIRED VISION(2005年11月01日)
http://wiredvision.jp/archives/200511/2005110103.html


◇ ACLUとEFF、携帯電話による個人の位置情報追跡で米司法省を提訴 - ITmedia News(2008年07月03日)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/03/news025.html


◇ 携帯電話が織原城二容疑者の「犯罪」を追いつめた! - News Web Japan - Web現代トップ(2001.02.14)
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2001_02_14/index.html


◇ 【発信機・個人情報集積機を持ち歩くようなもの】携帯番号が“背番号”に 移動履歴監視の怖さ【JANJAN】 - ★阿修羅♪(2007年6月02日)

令状なしでも警察の照会に応じる電話会社

 個人情報保護法ができた時、社民党保坂展人衆議員が、携帯電話の位置情報について、法務委員会でNTTドコモの法務部の人間に質疑をしたそうです。警察の位置情報の照会にどうやって応じるのかと聞くと、令状がなくても任意で、(義務じゃない場合でも)どんどん教えている、と答弁したそうです。位置情報をどうやって把握するのか、という質問に対しては「過去ですか? 未来ですか?」とNTTドコモの人間が答えたそうです。未来の場合、電話番号を入れておくとそこから追尾が始まる。過去ではなく、常にどこにいるかリアルタイムで追尾できるシステムになっているそうです。

 携帯電話の料金は距離によって電話代が違うので、請求するときどこからかけているのか調べる。データを2〜3年保存しており、それが位置データに使われ、アリバイ捜査に使われている状況があることを指摘しました。一応、番号の頭に「184」をつければ番号が表示されないとなっていますが、それは電話レベルのことで、NTTのシステムは全部把握しており、位置情報について権力側が教えてほしいと頼むと、簡単に教えてしまうそうです。今までは照会だったのが義務化されたことで、システムが警察に直結してしまった、と指摘しました。

 緊急位置情報システムは地図上に現れます。かけてきた人の位置がわかるので、リアルタイムの追尾も可能となります。「個人情報保護法は、ここまで高度な情報を前提としていない」と小谷さんは述べ、料金以外にも広範囲に使われている可能性があることを指摘しました。裁判に出てくる証拠などからそのような使われ方をしていることが推測できると述べ、「怖い」との感想を漏らしました。

警察はまず携帯電話を押さえる

 携帯電話の位置情報だけでなく、Suica、IC電子乗車券、クレジットカード、メールなどで、交友関係や、どこに移動しているのか、どこでどんなものを使ったのか、個人情報を固めるために、警察はまず携帯電話を抑える傾向になっているそうです。昔は偽名で借りることができたので個人と携帯が結びついていなかったのですが、「オレオレ詐欺」で携帯電話の不正利用防止法ができ、契約時に本人確認が義務化されました。それによって、個人と完全につながり、権力側にとって携帯電話によって集められた情報は個人の情報である、ということになったそうです。

サイバー犯罪条約」に通信業者に対する通信ログの保存義務が盛り込まれていることに言及しながら、「携帯電話の不正利用防止法」「ナンバーポータビリティー」「サイバー犯罪条約」の3つでがんじがらめにした上で、携帯電話の個人情報を犯罪捜査に利用することを(警察は)明言している、と指摘しました。「ひも付き電話番号と照合すると何でも情報が把握できる。普通の人は無防備に持ち歩く。もし犯罪に巻き込まれたら過去のことも全部検索される」と述べ、その危険性を知っているジャーナリストの中には携帯電話を持ち歩かない人もいるそうです。

http://www.asyura2.com/0601/it09/msg/685.html
JanJanの記事はこちら→http://www.news.janjan.jp/living/0706/0705316449/1.php


◇ 【2ch】「2ちゃんねる」殺人予告逮捕の男 「携帯名義違うのでばれないとオモタ」[2/19]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1203370957/


◇ 激裏情報 クリニック 携帯から位置情報(足取り)はどの程度わかるのか(2008/02/13)
http://www.gekiura.com/clnic/karteA496.html


◇ お客様の個人情報に関するプライバシーポリシー | NTTドコモ

なお、当社はお客様との電気通信サービスに関する契約が終了した後においても、上記の利用目的の範囲内で個人情報を利用することがあります。

http://www.nttdocomo.co.jp/utility/privacy/communication.html




>>>ついに始まった「Googleマップ」の「ストリートビュー」機能ですが……

Googleストリートビュー対策 - 他人の脳内

 ストリートビューの真の恐ろしさは、自分ちの外観がばっちり撮られることよりも、各人がそれぞれに思い入れのある土地をバーチャルに「歩いて」みたことが、全てGoogleに筒抜けになってしまうことの方にあると思う。

http://d.hatena.ne.jp/another/20080805/1217949065
検索内容についても然りですが、もちろんそうなっているでしょう。
ガラス張り。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080806#p6


>>>Googleストリートビューにうちの家を撮った画像をアップできねえようにしてやろうとヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)のエバースヴァルデ技術学校図書館(Bibliothek der Fachhochschule Eberswalde)みたいなファサードデザインで自宅の外壁を女性器と男性器の写真で埋め尽くしたら猥陳(猥褻物陳列罪)で逮捕された。

ところで、ストリートビューの登場で過剰にプライバシーを主張している人は、
プライベートでは位置情報を記録されないように携帯電話の電源を切ってから外出するようにしているんでしょうか?
SuicaPASMO、各種クレジットカードやポイントカードを一切使わないようにしているんでしょうか?
街中に設置された監視カメラに撮影されて文句を言うことはないんでしょうか?
ストリートビューのみを問題だとするのは、ややバランスを欠いているように思ってしまいます。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080812#p2




エシュロン - Wikipedia

日本にも、参加を認められないものの、エシュロンの情報収集基地が置かれている。当然、日本政府、日本企業も監視の対象とされており、無線、短波無線、携帯電話、インターネット回線など、ありとあらゆる日本国内の通信が常に傍受され、データはニュージーランドの通信所に送られて蓄積されている。日本に関する情報収集の対象は主に経済分野であり、経済活動をアメリカ政財界に更に有利にするための、トップの意思決定についての情報収集を重点的に行っているとされる。1980年代から90年代初頭における、アメリカ政府の度重なるダンピング提訴や、日本企業とアメリカ企業との間の受注合戦や訴訟合戦において、アメリカの国益を守るために、三沢飛行場ワシントン州ニュージーランド、オーストラリア、香港(現在は撤去)のエシュロンをフル稼働させた可能性が非常に高く、それが日本の企業活動に大きな損害を与えたとされる。朝日新聞が2001年6月、ブリュッセル特派員の報告として欧州議会報告を取り上げた中で、日本を含むアジア・オセアニア地域に置かれた傍受基地の存在が明らかにされた[3]。

その一方、施設を提供している見返りとして、日本政府の求めに応じて、エシュロンから得られた情報が提供されたと推定される例がいくつかある。北朝鮮の最高指導者金正日の長男金正男が成田空港で摘発された事件がそれであり、事前に日本に対して通報があったとされる。また、日本赤軍最高幹部であった重信房子が極秘裏に日本に帰国して潜伏しているという情報も、エシュロンによって情報が得られ、日本政府に通報されたと噂されている。

2004年、「週刊ポスト」が、日米首脳会談で小泉純一郎内閣総理大臣が、日本のエシュロンへの参加を打診、アメリカ政府が、イラク戦争での多国籍軍参加の見返りに、エシュロン参加を許可したと報道したが、その真偽は謎のままである。

このように、エシュロンが高い機密性を持つために、多くの事象は疑いがありつつも確証まで至らないのが現状である。

なお、綴りの上からも英語の実際の発音からも「エシェロン」の方がカタカナ表記としては近いが、日本語としては「エシュロン」が定着している。これは、原語であるフランス語の発音に近い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%83%B3